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芦別岳
好天の中思う存分楽しんだ大展望と豊富な高山植物の200名山
2015年7月5日
芦別岳(1,726m/200)
行程 新道登山口(5:46)・・・見晴台(7:14-19)・・・鶯谷(7:58)・・・半面山(8:44-52)・・・湿原(8:59)・・・雲峰山(9:33-39)・・・芦別岳(10:16-36)・・・雲峰山(11:01)・・・半面山(11:32)・・・鶯谷(12:05)・・・見晴台(12:31)・・・新道登山口(13:33)
山行記
●昨日アポイ岳に登った後、襟裳岬を観光し、帯広に宿泊。翌早朝に帯広を出て芦別岳登山口のある富良野を目指す。芦別岳の新道登山口で、富良野観光組と別れて芦別岳を目指す。
●登山口のポストで記名した後、獣除けの柵を開けて登山道に入る。いきなり急な登りから始まるが、尾根上に出るといくらか緩くなり、変化の無い薄暗い樹林の中をひたすら登っていく。足元には、ツクバネソウやジンヨウイチヤクソウ、ギンリョウソウ、エゾノヨツバムグラなど、目立たないものが多いが意外に花は豊富だ。
●やがて後方に視界が開けるが、そこが見晴台と呼ばれるところで、雲海の向こうに大雪連峰や十勝連峰がずらりと並ぶ。これまで展望もない尾根道を登ってきたので、いきなりの素晴らしい絶景に息をのむ。
●展望台から少しは坂も緩むが、徐々に登りが急になってくる。時折、大雪連峰や十勝連峰への展望も開け、タニウツギやハクサンチドリ、ムカゴトラノオなど植物の種類は多くなる。
●ジグザグの急坂を登り切るとユーフレ小屋方面への道を分ける鶯谷と呼ばれる分岐に着く。鶯谷からわずかに下り、再び尾根上の急坂が始まる。ダケカンバの白い樹皮と青空が眩しい。ウコンウツギやコケモモ、コバイケイソウ、ゴゼンタチバナ、ウサギギクなど、植生は中部地方でいえば既に亜高山から高山帯だ。次のピークが半面山。ここまで来ると、雲峰山に後ろに目的の芦別岳が見えるようになる。
●半面山からは、一旦下り、ミズバショウの咲き終わった湿原を抜けて、ジグザグの急登を登り返す。森林限界も越え、シナノキンバイやキバナノコマノツメ、シラネアオイ、チングルマ、ミツバオウレンなど、高山植物の世界だ。後方には富良野の田園風景が広がり、その背後には大雪・十勝連峰が連なっている。そんな眺めに励まされながら急坂を登り詰めると雲峰山に到着する。
●雲峰山には山名表示がないが、眼前に屹立する芦別岳の雄姿が素晴らしい。雲峰山から少し下り、なだらかに登った後、芦別岳へのジグザグの登りをひたすら登る。ジグザグ道の山頂直下は高山植物のお花畑で、特にミヤマキンバイ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ、ケエゾキスミレ、ミヤマタンポポなど、黄色い花のオンパレードだ。
●ジグザグ道は、しだいに急な岩場の登りになり、やがて芦別岳の山頂に到着する。意外に狭い芦別岳山頂からは、少し雲が目立ち始めたものの360度の展望が広がる。隣の夕張岳は最後まで雲に覆われ山頂部を見ることができなかったが、大雪・十勝の峰々、富良野の田園風景などの展望が広がっていた。
●しばらく山頂からの展望と高山植物を楽しんだ後、来た道を戻る。帰路にも、往きには気付かなかった花を多数発見することができた。改めて北海道の山の良さを実感しながら登山口を目指した。

芦別岳の新道登山口 初めて展望が開ける見晴台 見晴台から見る大雪連峰
見晴台から見る十勝連峰 ダケカンバが美しい登山道 ユーフレ小屋方面への道が分岐する鶯谷
気持ちのいい登山道を登る 半面山から見る富良野と大雪・十勝連峰 半面山山頂
半面山山頂から見る雲峰山と芦別岳 半面山を振り返る 行く手に聳える雲峰山
湿地を通り雲峰山を目指す 雲峰山山頂 雲峰山山頂から見る芦別岳
芦別岳へと続く登山道 三角点のある芦別岳山頂 芦別岳山頂から見下ろす風景
シナノキンバイ ミヤマダイコンソウ ウサギギク
ミヤマキンバイ ミヤマタンポポ ケエゾキスミレ
エゾタカネニガナ エゾノハクサンイチゲ ミツバオウレン
コバイケイソウ シラネアオイ ハクサンチドリ
ヨツバシオガマ ナガバツガザクラ コケモモ
イワナシ イブキトラノオ ゴゼンタチバナ
エゾイソツツジ ヒメイチゲ ウラジロナナカマド
ツマトリソウ オオバタケシマラン
ミヤマカラマツ クルマムグラ エゾノヨツバムグラ
ズダヤクシュ ジンヨウイチヤクソウ コイチヤクソウ
ツクバネソウ ナナカマド
ジンバイソウ? ギンリョウソウ ツルアジサイ
チシマザサ エゾシオガマ ミヤマオダマキ
ハナヒリノキ オニシモツケ アタタビ
ヤマブキショウマ コナスビ ダイコンソウ

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