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茂来山
巨木の生きる沢を詰めて辿り着く大展望の信州百名山
2013年10月24日
茂来山(1,717.6m)
行程 林道ゲート(6:47)・・・霧久保沢登山口(7:04)・・・林道との分岐(7:17)・・・こぶ太郎(7:52)・・・霧久保沢・槙沢コース分岐(8:43)・・・茂来山(8:54-9:18)・・・霧久保沢・槙沢コース分岐(9:25)・・・こぶ太郎(9:56)・・・林道との分岐(10:16)・・・霧久保沢登山口(10:18)・・・林道ゲート(10:32)
山行記
●今回の信州百名山登山二山目は茂来山。荒倉山を登った後、荒倉山のある長野市から佐久地方へ移動し、茂来山登山口近くの道の駅で車中泊をする。陽が落ちると気温は見る見る下がり、登山口へ移動する時間帯にはマイナス5度になっていた。車の窓の内外に付いた霜を落として、茂来山登山口である霧久保沢へ向かう。
●車のすれ違いができない程の狭い霧久保沢の林道を走ると、工事車両の置かれた広場に出る。林道はそこで車止めがされており、そこには茂来山登山道の大きな案内板が立てられていた。広場とは道を挟んだ工事作業員休憩用のプレハブの建物の横には、ここで一夜を明かしたと思われる車が既に1台停まっていた。
●ここに付いた時はまだ暗かった空も、見る見る明るくなり、こちらも支度をして歩き始める。最初しばらくはゲートの先の林道を緩やかに登っていく。道に雪は無いが気温が低いので、降りた霜がそのまま降り積もり、日陰の部分は白くなっていた。
●数百メートル歩いた所の、林道が屈曲するところに「茂来山登山口 頂上まで2km」という案内があるので、それに従って右に分岐する林道を進む。まっすぐ続くやや急な林道を歩いていくと、「中間点 駐車場よりコブ太郎まで1080m」という看板が現れ、その先には「茂来山のこぶ太郎」の案内があり林道から外れた道を示している。これらの案内には、茂来山の案内が無く、林道とこぶ太郎の道を往ったり来たり迷った挙句、より歩かれているこぶ太郎への道を行くことにした。
●左手に沢を見ながら緩やかに登っていくと、木の橋でその沢を渡る個所があり、そこで初めてこぶ太郎の案内とともに茂来山の案内があり一安心する。
●橋からは少しで「こぶ太郎」の名が付けられた大きなトチノキが展示された場所に着く。この木は、林野庁の「森の巨人たち百選」に選定された樹木で、これだけを目当てに登ってくる人もいるのだろう。
●道は沢筋を詰めながら緩やかに登っていく。5cm以上の霜柱を踏んで歩く感覚が気持ちいい。苔蒸した岩に、薄らと霜が降った感じもなかなかいい。
●しだいに沢は水音が消え、沢筋に付けられた道も急になってくる。やがて、道はジグザグを切りながら沢筋の急登を登るようになる。この急坂が嫌になる程続くが、道が大きなジグザグを切るようになると、尾根が見え始め、ようやく槙沢コースとの合流点となる尾根上の分岐点に到着する。
●ここまで来れば茂来山の山頂も近い。すっかり葉を落とした樹林で囲まれた尾根上の、急だが広い道を登り詰める。眼前に大岩が現れると、それを一登りすれば茂来山山頂だ。
●樹林に囲まれていて展望が利かないというイメージだった茂来山山頂は、樹木が伐採され、大きな展望が広がっていた。浅間山や八ヶ岳を始め、南アルプス、荒船山、遠くは北アルプスまで確認することができた。山頂で出合った人の話によると、この山は、登る度に展望がよくなっているということだった。
●思いの外の展望を楽しんだ後、下山を開始する。下山中、次々と登って来る登山者とすれ違った。冬でも雪が少ないという、比較的登りやすいこの山は、冬の間も、週末には多くの登山者で賑わうことだろう。

霧久保沢林道の広場に駐車茂来山 茂来山登山口 茂来山の案内が無く迷う分岐
ここでようやく茂来山の案内が 「森の巨人たち百選」に選ばれたトチノキ 苔蒸した岩に積もる霜がまたいい
ひたすら沢を詰め急坂を登る 尾根で槙沢コースと合流する 茂来山山頂と浅間山
茂来山山頂から見る八ヶ岳と南アルプス 茂来山山頂から見る浅間山 茂来山山頂から見る金峰山と瑞垣山

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