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安達太良山
ガスと強風で意外と手強かったゴンドラで登れる日本百名山
2010年9月19日
安達太良山(2,133m/百名山)
行程 あだたら高原富士急ホテル(8:15)・・・奥岳登山口(8:18)・・・馬車道・登山道分岐(8:34)・・・馬車道・登山道合流点(9:16)・・・勢至平分岐(9:38)・・・峰ノ辻(10:28)・・・安達太良山(10:58-11:11)・・・仙女平分岐(11:39)・・・ゴンドラ山頂駅(11:59)━━ゴンドラ奥岳駅(12:12)・・・あだたら高原富士急ホテル
山行記
●前日の会津駒ヶ岳は天気に恵まれ、久しぶりに日本百名山を楽しんだが、この日は雲が厚く、昨日くっきり見えた山頂部も見ることができない。ホテルの前から車の走れる道を行くと、登山口の標識があり、安達太良山まで5.6kmと書かれている。この日は楽々登山だろうと思っていたのは間違いだったことに気付く。
●登山口からも車の通れる道が続き、道端には、まだ開いているマツヨイグサやリンドウ、アキノキリンソウなどが咲いていた。やがて道は、馬車道と登山道に分かれるが、急で滑り易そうな登山道はやめて馬車道を行くことにした。馬車道にはやはり家族連れや老夫婦が多かった。
●馬車道は何回か登山道と交錯しながら、最終的には両者は合流するが、時間的にはかなりのロスのような気がする。合流点から更に進むと、勢至平という案内のある所に着く。ガイドでは勢至平でくろがね小屋へのコースと分れることになっており、実際に左へ行く道があるので、そちらへ行かなければならないと思うのだが、一切その案内が無いので、もう少し進んでみると、勢至平分岐と案内のある所に出た。
●分岐からは、車の通れる道と分かれ、赤土が掘割場に削り取られた歩き難い道を行く。所々に木の階段や飛び石があるが、今まで車の通れる道を歩いてきたので、余計に歩き難く感じる。道端にはアカモノやシラタマノキ、ゴゼンタチバナなどの高山植物の実が目立つ。
●やがて、樹林帯から抜け出して視界が開けるが、山頂部は雲の中で何処が山頂なのかわからない。おまけに風が強く、寒さを感じる程だった。しかし、こんな中でも、ガンコウランやクロマメノキなどの植物は健気に実を付けていた。
●その先で、くろがね小屋からの道と合流したところが峰ノ辻。風は更に強くなり、この辺りで引き返す人もいる程だった。ガスと身体が飛ばされそうな強風の中、ペンキ印を頼りに進むと、安達太良山山頂と書いてある木の標柱が立つ広場に出た。そこでは多くの登山者が岩陰などで強風を避けて休憩をしていた。
●実際の山頂はここではなく、その先に薄らと見える岩の塊の上だ。せっかくここまで来たのだからとその岩に取り付くと、思ったよりも簡単に山頂に立つことができた。山頂には、三角点があり、「八紘一宇」の字が刻まれた石柱と祠が建てられていた。強風とガスで何も見えないので、記念写真を撮ってもらい、そこは早々に退散する。
●下の広場に下りた後、今度はゴンドラの駅を目指す。次第に風は弱まり、時折陽が差す程になり、眼下には安達太良高原が見え始めた。道は次第に緩やかになり、仙女平分岐を過ぎると更に緩やかになり、ゴンドラ駅近くでは木道の上を歩くようになる。山には似つかわしくない服装の観光客を含め、次々と登ってくるのですれ違いが大変だった。
●ゴンドラの駅に着くと下りのゴンドラに乗ったが、この時間ではまだ登ってくる人が多く、下りに乗車する人は見当たらなかった。ゴンドラを下りると、宿泊したホテルで温泉に入り帰路に着いた。やはり、強風とガスは山頂一帯だけだったのか、この日は最後まで山頂部分を見ることはできなかった。

登山口へ続く車の通れる道 登山口 登山道と馬車道との分岐
登山道と馬車道との合流点 勢至平には紛らわしい道が分かれている 勢至平分岐
勢至平分岐からは歩き難い道が続く 篭山を見上げる くろがね小屋からの道と合流する峰ノ辻
安達太良山山頂 安達太良山山頂が霞む直下の広場 次第に安達太良高原が見えてくる
仙女平分岐 ゴンドラ駅が近付くと木道の道となる ゴンドラ山頂駅
リンドウ マツヨイグサ アキノキリンソウ
ゴマナ ヤマハハコ ツルリンドウ
シラタマノキ マイヅルソウ クロマメノキ
ガンコウラン ムシカリ ツクバネソウ

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