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越前岳、黒岳
富士の展望と雪遊びを満喫した正月登山
2009年1月10日
越前岳A(1,504.2m)、黒岳(1,086.5m)、呼子岳(1,310m)
行程 山神社登山口(8:43)・・・大野橋(9:23)・・・大杉(9:52)・・・第二ケルン(10:15)・・・割石峠(11:03)・・・呼子岳(11:24)・・・越前岳(12:45-13:15)・・・富士見台(13:29-44)・・・鋸展望(14:13)・・・富士見峠(14:34)・・・黒岳展望広場(14:48-51)・・・黒岳(15:00-13)・・・愛鷹山荘(15:34)・・・山神社登山口(16:02)
山行記
先シーズン愛鷹山から越前岳への縦走を計画したが、鋸岳の通過に時間を使い過ぎ、途中の割石峠から下山を余儀なくされた。今回はその続き、前回登り残した割石峠から越前岳と黒岳を目指すコースだ。天気は晴れの予報だが、1〜2日前に雪が降ったのでその雪の状態が気になる。登山口近くの国道から路肩に雪が見え始め、国道を外れ登山口に向かう道路は完全な雪道になっていた。
●雪がまだ多く残る山神社入口の広い駐車場から、まずは割石峠方面へ向かう舗装された道路を歩く。道には数センチの雪が積もり、道路部分は見えない。10分も歩けば水の無い沢を渡り対岸へ渡ることになるが、雪で足下が見えないので礫の様子やルートがわからない。それを恐る恐る慎重に通過し、さらに歩いて行くと、大沢橋という橋に出て、その先から山道が始まる。相変わらず登山道は雪で覆われており、歩き難いが、凍った状態ではないのでアイゼンは必要ない。
●今度の積雪後最初のトレースを刻みながら沢沿いを緩やかに登っていくと割石峠に着く。割石峠はその名のとおり大きな岩を真っ二つに割ったようなところで、その割れ目から駿河湾を見渡すことができる。割石峠からは、鋸岳周辺程ではないが、左右に切り立った痩せた稜線が越前岳直下まで続く。
●その稜線上の一ピークが呼子岳で、山頂からは位牌岳方面の稜線を見ることができる。冬枯れた木々に付着する綺麗な霧氷や伊豆半島の山々、光って見える駿河湾などを楽しみながら急登を登りきれば、愛鷹山塊最高峰の越前岳頂上に到着する。頂上から見える筈の富士はガスが覆っていて見ることができないが、日も当たり、風も無く意外と寒くないので、霧氷や駿河湾方面の展望を楽しみながら弁当を食べることにした。
●暫く過ごしていると、団体が次々と登ってきて、風も出てきたので黒岳方面へ下山を開始する。下山中もしばしば団体と遭遇し、すれ違いに多くの時間をロスしてしまった。このコースは、雪が深いが傾斜も緩やかで、雪のコンディションもよく、むしろ歩き易かった。
●途中富士見台では富士山頂にかかる雲も取れ始め、期待していた富士山の雄大な展望を楽しむことができた。さらに進むと、今度は鋸岳が展望できるところがあり、位牌岳から鋸岳へと続く険しい稜線が一望でき、あらためて前回の山行の厳しさが思い出された。
●やがて黒岳との鞍部にある富士見峠に着くが、そこから名前どおりの富士の展望は無い。富士見峠からは黒岳への急登が始まる。その急登を頑張れば次第に傾斜は緩くなり、山頂かと思うが、そこが黒岳展望台。富士山方面が刈り払われ、ここでも大きな富士山を見ることができる。
●黒岳山頂は、黒岳展望台の先から右に一旦下り再び登り返したところだ。そこは思っていたイメージとは違い、広く展望がいい。富士山は勿論、丹沢山塊や箱根方面、山中湖周辺の山々、同じ愛鷹山塊の位牌岳などのパノラマが広がる。本日最後のピークを十分楽しんだ後下山を開始する。
●一旦富士見峠まで戻り、峠の直下にある愛鷹山荘を見ながら雪で滑りやすい急坂を慎重に下る。暗い樹林帯の道も次第に緩やかになり、やがて山神社の祠に着く。ここまで来れば、車を置いた駐車場のある登山口はそのすぐ下だ。

山神社入口 水の無い沢を渡る 大沢橋
大杉 第二ケルン 割石峠直下
割石峠 稜線ではいたるところで霧氷を見ることができる 稜線上からようやく見えてきた越前岳
呼子岳山頂 稜線から見る大岳と駿河湾 越前岳山頂には霧氷が残っていた

越前岳山頂

越前岳山頂の霧氷
融けかけてはまた凍り、を繰り返していたらしく、透き通っていてまるでクリスタルのようだった

越前岳山頂から見る伊豆半島と駿河湾

富士見台から見た富士山
左肩に見える山は毛無山

鋸岳展望台から見た鋸岳の険しい稜線

富士見峠
黒岳展望広場から見た富士山 黒岳山頂 黒岳山頂から見た富士山
黒岳山頂から見た丹沢の山並 黒岳山頂から見た石割山と山中湖周辺の山
黒岳山頂から見た箱根の山々 黒岳山頂から見た金時山
黒岳山頂から見た前岳と位牌岳 愛鷹山荘 山神社

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