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金山、雨生山
正月のエンシュウハグマやムラサキセンブリが咲き始め多くの登山者で賑わう比丘尼と県境稜線
2023年10月22日
金山(124)(423.4m)、雨生山(114)(313m)
行程 比丘尼駐車場(7:34)・・・東屋(7:54)・・・比丘尼城址(8:06)・・・愛の鐘(8:09)・・・林道出合(8:32)・・・金山(8:50-55)・・・新城方面下降点(9:35)・・・雨生山(9:52-10:05)・・・雨生山反射板(10:26)・・・林道出合(10:44)・・・鉄塔入口(11:05)・・・おすすめの小径西登山口(11:13)・・・比丘尼駐車場(11:45)
山行記
●秋真っ盛りで、このところの朝晩の冷え込みも本格的になってきた。そんな中、秋の花の様子を観るために比丘尼を訪れることにした。この日は日曜日ということもあり、比丘尼駐車場には既に一台車が停まっていた。
●早速歩き始めるが、先月綺麗に草刈りがされ、葉があまり見つからなかったエンシュウハグマの様子が気になる。それでも、数は少ないが咲いていたので一安心。まだ蕾もあるので、これから次々に咲いていくことだろう。
●東屋を目指して歩くが、ムラサキセンブリの葉が目につかないのも気になるところだ。この日は朝からよく晴れ、遠くの山もくっきりと見えているので東屋からの展望もいい感じだ。
●東屋から比丘尼城址、愛の鐘と歩いていくが、ツクシハギは終盤を迎え、サワシロギクがよく咲いていたが、楽しみにしていたオケラは数が少なく、まだこれからなのだろうか。
●おすすめの小径との分岐から新たに少しだけ草刈りがされていたので、前回と比べ多少歩きやすくなっていた。道沿いのウメバチソウはまだまだ蕾の状態だった。
●樹林帯に入り、林道を横切ってジグザグに登っていくと金山山頂に着く。金山山頂は、相変わらず謎の白いビニールテープが張られ、山名プレートが無くなっていた。
●金山からは県境稜線を歩いて雨生山へ向かうが、樹林帯の中は花などの見るものは無い。裸地に出ると、ミカワマツムシソウやツリガネニンジン、ムラサキセンブリなどの紫色系の花が多く咲いていた。
●新城方面への下降点を過ぎ、一登りで展望ピークに着くが、遠く恵那山や大川入山などがくっきりと見えていた。展望ピークからは一旦下り登り返すと雨生山山頂に着く。
●天気も良く、遠くの山々も観ることができたので、富士山も観えるだろうと思っていたのだが、残念ながらその辺りだけ雲がかかっていて観ることができなかった。
●雨生山山頂からは展望ピークまで戻り雨生山反射板へ下る。展望も良く南アルプスや恵那山、大川入山、三河や奥三河の山々が一望できる。斜面にはムラサキセンブリやヤナギノギクなどが咲き、カメラを持った愛好家が盛んにシャッターを切っていた。
●雨生山反射板まで下りると、平坦な山腹道を歩いて新城側の林道へ下る道と合流する。後はそれを下り林道に出るとそれをしばらく歩くのだが、道沿いではこれといった花は見られなかった。
●送電線鉄塔入口からおすすめの小径へ向かう道は相変わらず伸び放題の草むらだったのだが、一時と比べると草の勢力も弱まってきて、やや疎らになってきたものの、依然足下が見えないので掻き分けながら進む。
●おすすめの小径に出ると、草が刈られていて歩きやすくなる。裸地ではヤナギノギクが目立ち、ミカワマツムシソウも各所で咲いていた。樹林帯に入り、急で滑りやすい道を慎重に下ると西登山口に下り立つ。
●西登山口近くの斜面では、タムラソウやキセルアザミ、サワヒヨドリ、ノコンギクなどが賑やかに咲き競っていた。農道に出るとそれを歩いて比丘尼駐車場へ戻るのだが、比丘尼駐車場も下の駐車スペースも多くの車で溢れていた。

東屋から観る本宮山と吉祥山 おすすめの小径分岐からも草が刈られた 林道出合
金山山頂 展望ピーク直下から見る本宮山と吉祥山 雨生山山頂
展望ピークから見る恵那山、大川入山、鞍掛山、宇連山など
展望ピークから見る三ツ瀬明神山と常寒山 おすすめの小径の裸地から本宮山と吉祥山 西登山口
比丘尼駐車場は満杯だった ウラナミシジミ ヒオドシチョウ
エンシュウハグマ
ムラサキセンブリ
コウヤボウキ ツクシハギ ツリガネニンジン
サワシロギク オケラ まだ蕾のウメバチソウ
ミカワマツムシソウ ヤマハッカ 雨生山山頂で咲くサクラ
ヤナギノギク セイタカアワダチソウ コウシンヤマハッカ
ゲンノショウコ スズカアザミ ノコンギク
ナンテンハギ ヒヨドリバナ キキョウ
タムラソウ キセルアザミ アキノキリンソウ
アキノノゲシ ヤブマメ サワヒヨドリ

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