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横岳
正月のイワウチワやタチツボスミレが咲く冬に逆戻りの大川入山稜線上の山
2023年4月25日
横岳C(1,574.6m)
行程 治部坂高原駐車場(7:44)・・・大川入山登山道入口(7:55)・・・橋(8:05)・・・尾根(8:13)・・・横岳(9:16-30)・・・尾根からの下降点(10:14)・・・橋(10:18)・・・大川入山登山道入口(10:28)・・・・・・治部坂高原駐車場(10:40)
山行記
昨年12月に大川入山へ「白い羊さん」に会いに行った時、横岳手前でイワウチワの葉が沢山あるのを見たことから、イワウチワの花が咲く時期に是非訪れてみたいと思っていた。
●過去のネット上の記事を見ると、5月初旬が見頃になるようなのだが、今年はどこでも春の花の開花が一週間から10日早く、いつもの山仲間との山行がこの日になったことから、この日の行先を横岳にすることにした。
●少し早いかと思ったが、朝6時に集合出発し、車を停める治部坂高原駐車場を目指す。行く道々では、ヤマフジやヤマブキなどが最盛期を迎えており、山奥に行くにしたがい、地元では既に終わったヤマザクラや新緑が素晴らしかった。
●長野県に入ると民家や畑に植えられた赤や白のハナモモがいい感じで咲いており、サクラやミツバツツジ、芽吹いたばかりの淡い緑のカラマツなどが入り混じってとても美しかった。
●この日は、直前に、数日前からの雨予報がら曇りの予報に代わったのだが、数日前の暑さから一転して寒く、近くの気温表示は5度を示していた。
●平日ということもあり、一台の車も停まっていない治部坂高原駐車場に車を停めると早速歩き始める。まずは、国道を渡り対岸の舗装道を進むが、意外と急傾斜なので、すでに登山道が始まっている感じだ。
●やがて、大川入山登山道と書かれた木の標柱が現れる。そこから縁石だけが残った荒れた急な林道をしばらく登る。途中水道施設のフェンスに沿って90度道が曲がり、その後少し下ると橋が現れる。
●橋を渡ると急なジグザグの登りに代わり、それを登り切ると尾根筋に出る。尾根道は無数の木の根が覆う歩き難い道で、傾斜もあるので少しでも歩きやすい所を探しながら登っていく。
●途中からこの日の目的であるイワカガミの葉が観られるようになるが、咲いている花は疎らだ。それでも登っていくに従い花数も多くなってきていい感じだ。木の根の道が終わると道は緩急しながら続く。
●この日は歩き始めから雨が降りそうな暑い雲に覆われていたが、いつの間にか気にならない程だが細かい雨が落ち始めた。今回のコースはほとんどが樹林帯の中で、行程も短いので気にしないで先に進んだ。
●最後の急登の後、タチツボスミレが群生する緩やかな道を登っていくと、やがて樹林に囲まれた横岳山頂に着く。山頂には三角点があり、ベンチが整備されているのでしばらく休憩をした後下山は来た道を戻った。

一台も車の無い治部坂高原駐車場 大川入山登山道入口 橋を渡って尾根への急登に取り付く
急なうえに木の根が覆う登山道 横岳山頂 ソウシチョウ
イワウチワ
タチツボスミレ フイリフモトスミレ
ウスギヨウラク ショウジョウバカマ
モミジイチゴ チャルメルソウ ムシカリ(オオカメノキ)
ミツバツツジ ユキザサ

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