| 天上山 | ||
| 低山ながら高山を思わせる佇まいを見せる植生豊富な離島の山 | ||
| 日 | 2024年8月25日 | |
| 山 | 天上山(571.8m) | |
| 行程 | 菊乃屋━送迎━白島登山口(8:11)・・・2合目(8:23)・・・3合目(8:38)・・・4合目(8:49)・・・5合目(8:58)・・・6合目(9:03)・・・7合目(9:11)・・・8合目(9:16)・・・9合目(9:31)・・・白島10合目(9:38-43)・・・天上山(9:59-10:05)・・・表砂漠(10:28)・・・千代池分岐(11:12)・・・千代池(11:16-41)・・・千代池分岐(11:46)・・・9合目(11:46)・・・7合目(12:01)・・・6合目(12:05)・・・5合目(12:11)・・・4合目(12:15)・・・3合目(12:19)・・・2合目(12:23)・・・1合目(12:28)・・・黒島登山口(12:32)・・・山の神風穴(12:42)・・・菊乃屋(12:57) | |
| 山行記 | 23日 ●日本百低山も後二山を残すのみとなったのだが、この天上山は伊豆諸島の神津島にあるということで、行くタイミングを見計らっていたが、サクユリが咲く6月に予定した際には宿が取れなくて断念、結局この時期の訪問となった。 ●神津島へ行くジェット船の出る熱海港へは、豊川から3時間程で行くことができるはずなので、朝6時に出れば楽々間に合うという計算だった。 ●ところが、出発当日、まだ遠くにある台風の影響で大雨となったため静岡県内の東名高速道路、新東名高速道路とも一部で通行止めとなってしまった。それでも、出発を1時間早めればさらに余裕だろうと5時に豊川を出ることにした。 ●新東名高速道路は森掛川ICから島田金谷ICの1区間が通行止めなので、その間は一般道で繋ぐつもりだったのだが、森掛川ICの手前十数キロの地点から渋滞が始まった。 ●結局、ICから流出した最初の信号の青色の時間が短いためで、この間で既に2時間以上を費やしてしまった。さらに、そこから島田金谷ICへ向かう一般道も、通勤時間帯と重なり、いつ辿り着くのかは不透明な状態だった。 ●これでは、11時熱海発のジェット船には間に合わないと判断し、途中の掛川の道の駅で、次善の策を練った。このままでは船賃も宿泊代も全額無駄になってしまうので、各方面に電話をして、行程を一日ずらすことにした。 ●結果、1日目の宿泊料はキャンセル料がかかってしまうが、翌々日も宿泊が可能で、船賃はキャンセル料はかからずそのままスライドすることができた。 ●翌日もこのような事態に陥るといけないので、この日のうちに沼津まで行き、翌日余裕をもって熱海へ向かうことにした。やはり、沼津へ行く道でも島田金谷ICへ入ろうとする車の大渋滞に巻き込まれ、結局一般道で沼津まで行くことにした。 24日 ●ということで、翌日は予定どおり熱海港に着くことができた。ターミナルすぐ横の臨港駐車場は狭いので満車になっていると少し離れた所にある臨時駐車場へ行かなければならなかったが、丁度1台分空いていたので無事駐車することができた。 ●熱海港の旅客船ターミナルは、夏休み中の土曜日ということもあり、初島へ渡る家族連れが多かったが、神津島行のジェット船も大島経由なので多くの人たちが乗船を待っていた。 ●ジェット船は、ほぼ定時に熱海港を出ると、最初は初島を観ながら進み、伊豆大島港でほぼ半数の客を降ろした後、一際尖って見える利島、細長い新島、ほぼ平坦な式根島と、次々と見送り、天上山の荒々しい山頂が見える神津島の前浜港に着いた。 ●神津島港では宿の迎えの車に乗り、宿に着くと、美味しい魚料理を頂いて翌日に備えた。この島のもう一つ自慢である満天の星は、生憎雲が多く観ることはできなかった。 25日 ●朝食を済ますと、宿の車で白島登山口まで送っていただいた。白島登山口は狭い舗装道のどん詰まりにあり、そこから薄暗いシダ類が茂る木の階段の山道が始まっている。 ●湿度の高い道にはヤブ蚊が多く、立ち止まるとたちまち蚊の餌食になってしまうので、花の写真を撮るときも落ち着かない。登山道は、最初は急だが、合目毎の標柱が立てられているのでいい目安になる。 ●3合目の先には不動尊の鳥居があり、さらに登っていくと、突然トイレのある広場に出るが、ここが6合目で、そこまで車やバスが乗り入れているので、ほとんどの人はそこから登るようだ。 ●6合目からは急な丸太の階段がひたすら続くが、しだいに周囲が明るくなり、8合目より上では神津島村の前浜港や本土とは違う色の美しい海の広がりを眺めることができた。 ●以降は、急な斜面をジグザグに登るようになるが、樹木が無く開けているので展望抜群で、道沿いではハマシャジンがよく咲き、本当は観たかったサクユリの花後の姿も観ることができた。 ●やがて10合目に着くが、そこが白島からの登山道の終点で、後は不入りが沢と呼ばれる天上山火山の縁を歩いて最高点を目指す。途中、麓からも見える治山工事跡を見下ろしながら砂浜のような砂を踏みしめて進んでいくと最高点への分岐が現れる。 ●分岐からは数分で最高点(天上山山頂)に到着する。最高点からは360度の展望が広がるということなのだが、しだいにガスが多くなってきて、残念ながらすっきりとした展望を楽しむことはできなかった。 ●天気は良かったのだが、少しすると雨雲がやってきて雨が降るという予報なので、せめて表砂漠ぐらいは観ながら下山することにした。そして、表砂漠が見え始めた頃、予報どおり雨が降り出した。 ●最初はただの通り雨だと思っていたのだが、しだいに雨脚が強くなってきたので、仕方なくザックカバーをかけ、カッパの上着だけ着て歩くことにした。 ●雨の中、表砂漠を見た後、裏砂漠も観て行こうと思ったが、途中で道を間違えて、結局、黒島登山口へのショートカットコースを歩いていた。 ●しばらく歩くと、ようやく雨が上がり、青空が広がってきたので、途中で分岐があった千代池にも寄っていくことにした。分岐から数分で着いた千代池の水は無かったが、ベンチで、雨で濡れたカッパなどを干すことができた。 ●千代池から本道に戻り、少し行くと黒島登山口への急降下が始まる。終始港や海が見える絶景の中をジグザグに急降下していくのだが、景色に見とれていると大変なことになる。このコースにも合目毎の木柱があるのでわかりやすい。 ●下っても下っても既に見えているゴールが近付かないもどかしさの中、合目の書かれた木柱を励みにひたすら急坂を下っていくと、ようやく舗装道に下り立つが、そこが黒島登山口だ。 ●後は、舗装道を歩いてこの日も宿泊する菊乃屋まで戻るだけだが、往きに白島登山口まで車で送ってもらったので、道がよくわからず、途中で出合った親切な島民に道を尋ねながら、なんとか迷わずに辿り着くことができた。 ●これで目指してきた日本百低山完登まで後1山となった。後残すのは、火山活動が活発化して登山道が通行止めのままで、通行止め解除を期待して残しておいた箱根駒ヶ岳で、それをどう登るかを考えるだけとなった。 |
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| 熱海港からジェット船で出発 | 初島 | 大島経由で神津島へ向かう |
| 新島と式根島 | 天上山が聳える神津島 | 神津島の前浜港に到着 |
| 白島登山口 | 樹林の中 合目毎の木柱を頼りに進む | バスも乗り入れる6合目の広場 |
| 6合目の登り口 | 8合目からは展望が開ける | 白島登山堂10合目の分岐 |
| 天上山火山の縁を進む | 治山工事跡を見下ろす | 天上山山頂 |
| 天上山山頂から見下ろす市街地 | 表砂漠 | 水の無い千代池 |
| 麓を見下ろしながら急降下する | 下っても下っても急な下りは終わらない | ようやく黒島登山口へ下り立つ |
| 山の神風穴 | 菊乃屋からも天上山が見える | 下山後のお楽しみ |
| 水の神像 | 天上山カレー | 帰路船から見る大室山 |
| 帰路船から見る天城山 | センニンソウ | トウバナの仲間 |
| ヌスビトハギ | ヤブタバコ | ラセイタタマアジサイ |
| ミヤマシキミ | ハチジョウオトギリ | サクユリの花後 |
| ハマシャジン | ハマシャジン | 白花のハマシャジン |
| オオシマハイネズ | シマキンレイカ | ワダン |
| ハマサワヒヨドリ | 一輪だけ見つけたオオシマツツジ | リョウブ |
| シラヤマギク | ツルリンドウ | テリハノイバラ |
| ツルボ | ヒメヤブラン | ヘクソカズラ |
| キキョウ | アキカラマツ | ハマゴウ |
| 庭のハイビスカス | ハマカンゾウ | ツルソバ |
| クサギ | アシタバ | ハマユウ |
| ハマナタマメ | ハマナタマメの実 | |
| シチトウエビヅル | ソナレムグラ | 船から観る海上を飛ぶ海鳥 |
| スズメ | ヒドリガモ♀ | イソヒヨドリ♀ |