| 藤原岳、多志田山 | ||
| フクジュソウやセツブンソウが咲く激登りの孫太尾根から展望と花の鈴鹿セブンマウンテンへ | ||
| 日 | 2021年3月11日 | |
| 山 | 藤原岳J(1,140m)、多志田山(965m)、丸山(650m) | |
| 行程 | 孫太尾根登山口駐車場(6:36)・・・標高320m地点(6:51)・・・標高点387m分岐(6:59)・・・標高410m地点(7:10)・・・標高580m地点(7:38)・・・丸山(7:54-8:00)・・・トラバース道、尾根道分岐(8:17)・・・標高点834m下(8:34)・・・標高点834m(草木/8:37)・・・多志田山(9:14-23)・・・鈴鹿山脈主稜線(9:32)・・・藤原岳(10:02-20)・・・藤原山荘(10:54-11:03)・・・八合目(11:39)・・・五合目(12:09)・・・二合目(12:36)・・・藤原岳登山口休憩所(12:53)・・・西藤原駅(13:01)━車━孫太尾根登山口駐車場 | |
| 山行記 | ●藤原岳は、過去10回程登っているが、全て大貝戸か聖宝寺ルートだった。ところが最近、かつてはバリエーションルートだった孫太尾根の道標などが整備され、花も豊富だということなので、今回はそれを登ってみることにした。 ●とは言っても、藤原岳までのコースタイムが4時間15分と長めで、最近めっきりスピードが落ちてきた自分としては余裕をもって登りたいので、豊川を朝5時に出て登山口の孫太尾根登山口駐車場へ向かった。 ●天気は高気圧に覆われ日中は晴れということで、行く道々、かなり手前から見えていた鈴鹿の山々もしだいに近付いて大きく見えてきた。平日だったが、それ程渋滞にも巻き込まれることなく、6時過ぎには登山口に着くことができた。 ●駐車場には既に数台の車が停まっており、登山者が次々と出発していく。ボリュームはあるのだが、花が多いコースということなので、女性のみのパーティーが目立つ。こちらも、支度をして出発することにした。 ●駐車場から浄水場に沿って杉の植林の中を歩いていくと、真新しい登山口の道標が現れる。以降このコースには、同じ道標が整備され、地点名と標高が書かれているので有難い。 ●道の傾斜は少しずつ増してきて、樹林の中ではヤブツバキの花がよく咲いている。さらに登っていくと、標高点387mへの分岐に出るが、ここは迂回路を行くことにする。 ●ネコノメソウやコショウノキなどが咲く道を登っていくと、標高410m地点辺りから、暗い樹林から石灰岩の多い開けた道に変わり、隣の竜ヶ岳などがよく見える。道沿いにはオニシバリやシキミ、アセビなどが目立つようになる。 ●丸山への急な登りが始まり、標高580m地点を過ぎると、いよいよお目当てのセツブンソウが現れる。朝まだ早い時間なので、開ききっていないものが多いが、各所で固まって咲いており、それは丸山山頂まで続く。 ●丸山山頂は雑木林に囲まれているが、葉を落とした木々の向こうに藤原岳や重機が働く藤原鉱山などを見ることができる。丸山山頂では、セツブンソウの外、フクジュソウの花やオモトの実なども見ることができたが、そこで話をした常連の登山者によると、道が整備され登山者が多くなってから花は随分減ってきたとのことだった。 ●丸山山頂からは、緩やかにアップダウンしながら登るようになるが、ミスミソウが現れ始める。ミスミソウも花が開ききっていないものが多く、探すのが難しかったが、注意をしてみているとぽつぽつと咲いているのが見える。 ●さらに進むと、トラバース道と尾根道の分岐に出るので、ここは尾根道を登るが、数分でトラバース道と合流する。その先では、「草木」と呼ばれる834mの三角点を通る道と迂回コースに岐れるので、せっかくなので草木へ寄っていくことにする。 ●草木も、冬枯れの木々の向こうに藤原岳を見ることができるが、しだいに近くなってくるのがよくわかる。草木を下ると迂回路と合流し、いよいよ多志田山への登りに取り付くが、地面には3p程の霜柱があり、これらや残雪が融けてくると、この時期の藤原岳名物のドロドロの道になっていく。 ●多志田山への登りもなかなかの急坂で、この尾根道が急坂が多いと言われるのが良くわかる。意外に長く感じる急坂を登り切ると多志田山山頂だ。多志田山山頂も木々に囲まれているが、その先に聳える藤原岳とはまだまだ標高差を感じる。 ●多志田山からは所々残雪が見られるようになる。少し下ると鈴鹿山脈主稜線と合流するが、孫太尾根を指す道標には「難路」と書かれていた。 ●そこからはいよいよ藤原岳へ向けての登りに取り付く。道沿いにはセツブンソウやフクジュソウがよく咲いているのだが、道は体を確保するのも大変なほど急なうえに、ぬかるんで滑りやすく、道もはっきりしないので、花どころではない。 ●楽しみにしていた花々もそこそこに激登りを何とか登り切ると藤原岳展望丘の一角に着くが、そこで一気に展望が開け、展望丘も見えているのだが、急坂で体力を消耗したおかげでそこまでが随分遠く感じた。 ●なんとか展望丘に着くと少し多めに休憩をとる。展望丘には、平日とは思えない程登山者が多く、休憩している間にも、藤原山荘方面から多くの登山者登ってくる。展望は、竜ヶ岳、御在所岳、御池岳などの鈴鹿の山々、伊吹山や能郷白山、白山連峰などが見え、琵琶湖も見ることができた。 ●さて、最初はここから来た道を戻るつもりだったが、思ったよりも時間が早いので、表登山道の花の様子も見てみたくなり、表登山道を下りることにして、下山後西藤原駅から三岐鉄道で伊勢治田駅まで行き、タクシーか徒歩で車まで戻ることにした。 ●展望丘から一旦下り、藤原山荘へ登り返すのだが、登り返す途中で急に足がつり初めて動けなくなってしまった。久しぶりの急登で足に負担がかかりすぎたようだ。これは、数年前八ヶ岳の真行寺尾根を登っていた時以来だが、その時の教訓で常備していた芍薬甘草湯を呑んで何とか足のつりも収まり、藤原山荘前で念のため休憩をすることにした。 ●藤原山荘前からは、いつものコースを下る。八合目の聖宝寺分岐までは、九合目を挟んでジグザグの急坂を下るが、名物のぬかるみは残雪が少ない分少ないような気がした。それでも、これまで訪れた時よりもフクジュソウが少ないような気がした。 ●八合目からは急坂を下っていくのだが、表道だけあって道が整備されていて歩きやすく、無事に休憩所まで下ることができた。後は舗装道を歩いて西藤原駅まで行き、三岐鉄道に乗るだけだ。 ●西藤原駅に着き、伊勢治田駅でタクシーを呼ぶことができるかを電話で確認し、電車を待っていると、駅の方が今から孫太尾根登山口駐車場まで車で送っていってくれるということになった。 ●最初は、何を言っているのかがわからなかったが、そのお言葉に甘え送ってもらうことにした。車の中で話をしていると、その方も良く鈴鹿に登っている方らしく、外に登山者もいなかったので、声をかけてくださったようだった。 ●最悪の場合、伊勢治田駅から歩いて孫太尾根登山口駐車場まで戻る覚悟をしていたので、本当に有難かった。孫太尾根登山口駐車場に戻ると、駐車場は満杯状態で、手前の道路の路肩やお墓の墓石の間にまで車が停まっていた。 ●車のナンバーを見ると、地元の三重や鈴鹿ナンバー、名古屋などの愛知県ナンバーだけでは無く、関西圏のナンバーも多く、この山域の人気がうかがえる。 ●下山後楽しみにしていた阿下喜温泉は木曜定休、手に入れようとしていた山バッジも買うことができなかった。平日の山行ではよくあることだ。結局、コロナ禍でもあり、自宅までの所要時間は1時間半程度なので、外の温泉は探さず、風呂は自宅まで帰ってからということにして、どこにも寄らずに帰った。 |
|
| 行く途中で見た藤原岳 | 孫太尾根登山口の駐車場 | 登山口 |
| 標高点387m分岐 | 隣の竜ヶ岳 | 丸山山頂 |
| トラバース道、尾根道分岐 | 標高点834m下 | 標高点834m(草木山頂) |
| 多志田山山頂 | 多志田山山頂付近から見る藤原岳 | 藤原岳山頂 |
| 藤原岳山頂から見る伊吹山、能郷白山、白山連峰 手前に藤原山荘も見える | 藤原岳山頂から見る御池岳と天狗岩 | |
![]() |
||
| 藤原岳山頂から見る鈴鹿の山々 | 藤原岳山頂から見る琵琶湖 | 藤原山荘 |
| 藤原山荘前から見る藤原岳山頂 | 八合目 | 五合目 |
| 二合目 | 藤原岳登山口休憩所 | 汽車の形をした西藤原駅 |
![]() |
![]() |
![]() |
| ヤブツバキ | コショウノキ | シキミ |
![]() |
![]() |
![]() |
| ヤマネコノメソウ | セツブンソウ | セツブンソウ |
![]() |
![]() |
![]() |
| 開きかけたタチツボスミレ | ミスミソウ | ミスミソウ |
![]() |
![]() |
|
| オニシバリ | ||
![]() |
||
| セリバオウレン | フクジュソウ | |
![]() |
![]() |
![]() |
| アセビ | マンサク | オモトの実 |