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船着山、常寒山
歴史に彩られた三河の里山二山を周遊する
2021年2月14日
船着山A(427.2m)、常寒山A(482m)
行程 新城市クリーンセンター横駐車場(7:40)・・・林道入口(7:44)・・・船着山登山口(7:55)・・・未舗装林道出合(8:07)・・・舗装林道(8:29)・・・荒れた林道(8:43-49)・・・くびら岩(8:53)・・・船着山(8:55)・・・松山峠(9:14)・・・一本松(9:39)・・・常寒山(9:59-10:05)・・・一本松(10:20)・・・高塚山入口(10:41)・・・舗装道(市川)(11:08-19)・・・神社前(11:40)・・・県道(12:01)・・・新城市クリーンセンター横駐車場(12:27)
山行記
●船着山と常寒山は、「愛知の130山」を登っている頃、それぞれ単独で登っているが、ネットで調べていると、それら二山をつなげて登っている記事も多く、周回することができそうなので行ってみることにした。
●登山口は、新城市のクリーンセンター近くで、駐車場はクリーンセンター横のグラウンドに駐車場があるので、そこに車を停めればいい。日曜日なので、グラウンド利用者の駐車があるか心配したが、駐車場にはまだ一台の車も停まっていなかった。
●まずは、クリーンセンター前の県道から岐れる林道を登っていく。未舗装の林道は緩やかに上り、何箇所かで山道が分岐するが、三っ目の橋を渡った先に「船着山山頂」「登山口」と書かれた明瞭な案内があるのでそれに従って山道に入る。
●やや急な山道を登っていくと未舗装の林道に出るが、その先に案内があるので、再び山道を登る。小さなピークを越え、これまでと同じようにやや急な道を登っていくと、今度は舗装された林道に出る。
●舗装道の対岸には、朽ちた木の階段のある急な階段が立ちはだかるので少々驚くが、それを登っていくと、ほとんど利用されていないような未舗装の荒れた林道が現れる。
●荒れた林道を横断してさらに登っていくと、昔船をつないだという「くびら岩」が現れ、その裏手に回ると今度は「金比羅岩」と書かれているが、「くびら」と「金比羅」の意味は同じらしい。そこまで来れば船着山山頂は目と鼻の先だ。
船着山山頂は石灰岩が所々露出する小広場になっており、三角点が設置され、山名の由来を記した看板などがあるが、樹林に囲まれ展望は無い。山頂には、途中で追い抜かれた2名の登山者が休憩をしていた。
●さて、ここから今度は常寒山へ向かうのだが、その道を探していると、「松山峠、常寒山」と書かれた案内があったので、そちらへ進む。途中、分岐が幾つかあり、案内も無いので、GPSと地形図を見比べながら進んでいく。
●緩やかな下りを下っていくと松山峠に着く。ここは、戦国時代の長篠・設楽原の合戦に纏わる歴史の峠ということだが、詳細はよくわからない。松山峠からも緩やかなアップダウンを繰り返しながら進む。
●道沿いでは、植林下に生える低木の枝がややうるさいが、道はしっかりしている。途中、「石土谷」、「込山」、「陣守」などと書かれた、地元の船着小学校の名が書かれた白色に塗られた木柱があるが、その意味するものは解らない。
●やがて「一本松」という分岐に着くが、そこから急な上りが始まり、それを登り切った所が山頂かと思いきや、それは手前のピークで、そこから少し下り登り返した所が常寒山山頂だ。
●常寒山山頂は広く、石の祠がずらりと並ぶが、三角点は見当たらない。山頂は樹林に覆われ基本展望は無いが、その一角からは、富幕山や浜松駅前のビル群も見ることができた。
●常寒山山頂からは、万燈山経由で市川の集落へ下山しようと考えていたが、下降点がよくわからず、ヤマレコで調べた感じでは先程の「一本松」からの分岐が下降点のようなので、一旦「一本松」まで戻り、そこから分岐する山腹道を緩やかに下っていく。
●途中、「杉立ち」、「鎧平」、「この上行者山」などの、先程から見てきた物と同じ白色の木柱があるので、この道で間違いないと思ってそのまま進むが、どうも方向的に、考えていたのとは違う方向へ進んでいるようで少し不安になる。
●その後も「菅沼」、「丸山」、「この上高塚山(常寒山の別名)」と白い木柱が現れたが、次に「高塚山入口」と書かれた木柱が現れた時、思っていたのとは違う道を進んでいるということが判った。
●心配したのは、反対側の竹ノ輪へ下ってしまうことだったが、白い木柱には船着小学校と書かれていたので、最悪乗本方面に下りてしまったとしても、駅からタクシーという手もあるし、まだ市川へ下れる可能性もあるので、そのまま進むことにした。
●その後も、「月ケクボ」、「峠山入口」などの白い木柱が次々と現れ、その先では「奇襲隊水汲み場」、「奇襲隊お茶飲み場」などと書かれた小学校とは関係無い白い木柱が現れるようになり、道は堀状のしっかりした道に変わり、やがて舗装道に出る。
●舗装道はGPSと地形図から市川集落上部を通る道であることが判り一安心する。舗装道の周囲は開けていて、鳳来寺山や宇連山、三ツ瀬明神山などが良く見え、周囲のウメの花は満開、気温も上がりぽかぽかとして気持ちがいい。
●ここまで来ることができれば、後は車を置いたクリーンセンターまで戻るだけなので、急斜面に建てられた民家の石垣などに咲く春の花を楽しみながら市川の集落を下っていった。
●市川の集落の入り口にはチェーンソウアートで彫られた「WELCOME」の木柱があった。豊川用水の水管橋を潜ると県道69号線に出る。この道は、奥三河に行った時の帰り道としてよく利用していたが、現在災害復旧工事のため通行止のままだ。
●後は県道を歩いて行くのだが、道幅の狭い区間もあるので、通行止で車の通行量が少なくて助かった。県道の下には豊川が流れているのだが、渓谷美が美しく、車で通っただけでは見えない景色がよく見えたのも新鮮だった。

新城市クリーンセンター横駐車場 林道入口 船着山登山口
舗装道から続く急な階段 未舗装の荒れた林道を横断する くびら岩(金比羅岩)
船着山山頂 松山峠 常寒山山頂
常寒山山頂から見る富幕山 常寒山山頂から見る浜松駅前のビル群 一本松から下り始める
高塚山(常寒山)入口 市川集落上部の舗装道に出る 舗装道から見る鳳来寺山、宇連山
舗装道から見る三ツ瀬明神山 市川集落から見る本宮山 市川集落から見る船着山
市川集落入口にある木のオブジェ 豊川用水の水管橋を潜る この先通行止めの県道69号線に出る
ウメ オカオグルマ ヤブツバキ
スイセン オオジシバリ タンポポ
オオイヌノフグリ アオキ マンリョウ
その他の花
ナズナ、ノゲシ、ハコベ、ホトケノザなど

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