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雪彦山
日本三彦山に数えられる急峻な岩峰と深い渓谷を巡る
2020年10月26日
雪彦山(三角点/915.1m)、大天井岳(811.1m)、鉾立山(952m)
行程 雪彦山駐車場(6:44)・・・雪彦山登山口(6:47-53)・・・不動岩(7:05)・・・展望岩(7:24)・・・出雲岩(8:03)・・・見晴し岩・セリ岩(8:15)・・・馬ノ背(9:10)・・・馬の背(8:31)・・・大天井岳(8:45-53)・・・天狗岩(8:59)・・・関・塵ヶ壺分岐(9:21)・・・雪彦山(三角点/9:40-53)・・・虹ヶ滝分岐(10:08)・・・鉾立山(10:22-29)・・・ジャンクションピーク(10:39)・・・林道・下降点(10:43)・・・地蔵岳分岐(11:53)・・・大曲(12:08)・・・出合(12:16)・・・砂防ダム(12:35)・・・雪彦山登山口(12:43)・・・雪彦山登山口(12:45)
山行記
●GoToキャンペーンを利用して日本百低山を登るための遠征を計画した。最初の山は兵庫県姫路市の雪彦山。この山は、新潟県の弥彦山、福岡県の英彦山と並んで三彦山に数えられる険しい修験の山だ。
●仕事が終わってから夜7時前に豊川を出て、高速のPAで仮眠をし、早朝に登山口へ向かった。登山口には駐車場がありトイレも整備されている。駐車場に着くと、平日の早朝なのだが既に2台の車が停まっており、この山の人気の程がうかがえる。
●駐車場から傾斜のある舗装道を登っていくと、キャンプ場に着くが、ここが登山道入り口だ。登山道は舗装道の左手にある山道を登っていくのだが、事前にネットで調べたとおり、最初から木の根と岩の急な斜面が続く。
●不動岩を過ぎ、展望岩まで来ると眼前に大天井岳の急峻な岩峰を見ることができるが、これをこれからこれ登るのかと思うと、身が引き締まる思いだ。。
●樹林帯の急な登りはさらに続き、ロープが架けられた岩場の登りが所々に現れるようになる。大岩が覆い被さる出雲岩の横を回り込んでいくと、クサリ場が現れ、以降も急峻な岩場と木の根の登りが続く。
●硯岩を過ぎると見晴し岩という表示があり、岩上からは周囲の山並みを見渡すことができるが、山の名前などはよくわからない。見晴し岩のところにはセリ岩があり、狭い隙間を通るようになっているが、メタボのためには迂回路も設けられている。
●クサリの架かった岩を登ると馬の背に着くが、そこには「大天井岳へ(10分)」という案内がある。その後も急な岩場の登りを登っていくと、突然周囲が開け大天井岳の山頂に到着する。
●大天井岳山頂は狭く岩だらけで、祠が祀られている。展望も良く、周囲の山々を見渡すことができ、微かに瀬戸内海も見ることができた。山頂には2人の登山者がいて情報交換をしていた。
●大天井岳山頂からは急な岩の下りを下る。途中天狗岩が現れ、虹ヶ滝方面を分けると、植林帯の木の根道になり、さらに進むと関・塵ヶ壺分岐への分岐が現れる。それを見送ると道は登りになり、やがて雪彦山三角点に到着する。
●雪彦山は、先に登った大天井岳やこれから向かう鉾立山などの山々の総称ということだが、三角点があることから、ここが山頂ということになっているらしい。山頂広場は樹林に囲まれ展望は無いが、既に始まっている紅葉の木々が美しい。
●雪彦山からはやや道が荒れ倒木も多く、雪彦山山頂までとは違い訪れる人の数が少なそうだ。雪彦山の下りから、一つ小ピークを越えると虹ヶ滝方面への分岐が現れるが、それを見送り登っていくと鉾立山山頂に到着する。
●鉾立山山頂には展望案内板があり、周囲の山々を見ることができるが、木々が伸びてやや邪魔だ。以前登った氷ノ山なども見えるようなのだが、確認することはできなかった。
●鉾立山山頂からは、先程の虹ヶ滝分岐から下るのか、そのまま進みジャンクションピークを経て下るのか迷ったが、前者のコースは用意した地図には記載が無く、どちらへ進んだとしても時間的には変わらないようなので後者のコースをとることにした。
●鉾立山山頂からは、コースタイムどおりの約10分程でジャンクションピークに着く。ここは、その名のとおり、峰山方面と登山口方面とを分けるジャンクションになっている。
●ジャンクションピークから虹ヶ滝方面へ下っていくと、整備されたばかりの林道に出るので、後はそれを歩いて帰るのかと思いきや、登山道は、林道整備で伐採された木々が折り重なる一見道とは思えない急斜面を下ることになる。
●登山道といってもかなりの急降下で、慎重に足を運ばなければ転げ落ちそうで、それがしばらく続く。やがて沢の音が聞こえ始めると沢沿いを歩くようになり、滝など見られる沢筋を飛び石で渡りながらひたすら下る。
●この辺りは一枚岩の上を沢が流れており、滑滝になっている部分もある。連続する不安定な下りを慎重にこなしながら下っていくと、虹ヶ滝に着く。
●虹ヶ滝の下を渡ると地蔵ヶ岳を望む広場があり、そこで登山道は一旦沢から離れて植林帯の山腹を進む。大曲からは一登りで舗装道に出ることができるが、ここはその名のとおり大きく右に曲がって同じく植林帯の山腹に付けられた道を下る。
●やがて、やはりその名のとおりの「出合」というところで沢沿いの道に戻ると、再び沢沿いを下る。少し歩くと、珍しい透過型の砂防ダムに出るので、その横の急な階段を慎重に下る。
●以降は、安定した道が続き、やがて雪彦山登山口に到着する。朝2台しか停まっていなかった駐車場は、いつの間にかほぼ満車になっていた。後は、清酒「雪彦山」の醸造元に立ち寄ってから、この日の宿泊地である香川県の丸亀へ向かった。

雪彦山登山口のキャンプ場入口 登山届を提出して出発する いきなり木の根の急斜面が続く
展望岩から見る険しい大天井岳 ロープの架けられた急な岩場 大岩が覆い被さる出雲岩
見晴し岩から見る山並み 大天井岳まで10分の馬の背 ほぼ垂直のクサリ場が続く
大天井岳山頂 関・塵ヶ壺分岐 雪彦山三角点
雪彦山三角点の紅葉 虹ヶ滝分岐 鉾立山山頂
ジャンクションピーク 整備されたばかりの林道 道があるとは思えない急坂を慎重に下る
虹ヶ滝 地蔵岳展望から地蔵岳を見上げる 大曲
出合で沢沿いの道に戻る 珍しい透過型砂防ダムの横を下る急な階段 帰りに立ち寄った清酒「雪彦山」蔵元
ママコナ アケボノソウ ジンジソウ
マツカゼソウ ヤマルリソウ ツルリンドウ

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