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霧訪山
天候の回復が今一歩間に合わなかったが春の花を楽しむことができた信濃の里山
2019年5月7日
霧訪山B(1,305.7m)、大芝山A(1,210m)
行程 善知鳥峠駐車場(7:26)・・・松葉の辻(8:28)・・・山ノ神自然園駐車場(8:49)・・・雄床山神社(8:56)・・・たまらずの池(9:06)・・・霧訪山登山口(9:13)・・・34番鉄塔(9:42)・・・ブナの分岐(10:11)・・・霧訪山(10:26-41)・・・ブナの分岐(10:52)・・・小野登山口分岐(10:58)・・・たきあらしの峰(11:16)・・・大芝山(11:45)・・・大芝山の肩(11:59)・・・鉄塔1(12:08)・・・鉄塔2(12:12)・・・赤白鉄塔(12:35)・・・善知鳥峠(12:45)
山行記
●この山は2週間ほど前に訪れたばかりだが、その時はカタクリやニリンソウなどの開花が始まったばかりで、少し後にもう一度訪れたいと思っていた。本当は連休中に訪れたかったところだが、仕事や天候などでタイミングが合わず、結局この日になってしまった。
●今回は、前回ピストンした山ノ神自然園から、善知鳥峠へ下るコースをとることにして、まずは善知鳥峠の分水嶺登山道入口にある駐車場に車を停め、今回登山口とする山ノ神自然園まで歩くことにした。
●歩くといっても善知鳥峠から山ノ神自然園までは6km程あり、1時間半程かかる。善知鳥峠からまず、車の行き来が激しい国道153号線を歩くのだが、路肩が狭く、車が通る度に風圧がかかり気が気でなく、沿道に咲くヤマブキにも目が行かない。
●危険な国道歩きも700m程で、左へ下る細い道に入る。砕石工場の脇を抜けると、一転して田舎道に変わり、ヤマブキやニリンソウ、ムラサキケマン、クサノオウなどが咲く気持ちのいい道になる。
●道は、しだいに家の建つ集落の中を進むようになる。この辺りはリンゴ畑が多く、満開に咲くリンゴの花が見事だ。やがて、集落から山ノ神自然園へ向かって歩いていくと、人家も無くなってきてリンゴ畑ばかりになる。
●中央東線を渡り樹林帯に入ると、意外に早く山ノ神自然園の駐車場に着く。駐車場には、平日の朝にもかかわらず既に数台の車が停まっており、この山の人気を物語っている。前回駐車場付近に咲いていたカタクリやキブシは既に終わったようだった。
●駐車場からそのまま林道を進むと、スミレの仲間やモミジイチゴ、ヤマブキなどがよく咲き、ニガイチゴ、ニッコウネコノメなども見ることができた。
●雄床山神社を過ぎて、まだ桜の咲き残る、たまらずの池を回り込むように進むと、霧訪山登山口に着く。登山口からは急なジグザグの道を登る。いろいろな種類のスミレが咲く急な坂を登り切ると34番の送電線鉄塔が現れる。
●送電線鉄塔からはやや傾斜も緩み、やがて「ブナの分岐」と表示された霧訪山と大芝山との分岐に着く。ここはまず霧訪山の方へ進む。しだいに急になっていく道は、途中で男坂と女坂に岐れる。
●女坂沿いのカタクリは、前回と比べればよく咲いていたが、朝から厚い雲が空を覆い、寒い北風が吹いているため花びらの開き具合が芳しくなく少しがっかりだ。それでも天候は回復してきており、この先に期待をして登る。
●上で男坂と女坂が合流すると、2つ小ピークを越えて霧訪山山頂に着く。山頂では既に数グループが休憩をしていた。肝心なオキナグサはというと、開花したものは増えていたが、この天気なので、花びらがよく開いていたものはなかった。
●展望も松本盆地や諏訪湖などは良く見えたが、それらを囲む南アルプスや中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳などの展望は雲に隠れて得ることができなかった。
●霧訪山山頂で少し休憩をすると、「ブナの分岐」まで戻って大芝山へ向かう。心配になる程下り、登り返すと、たきあらしの峰と表示された送電線鉄塔の立つピークに着く。そこからはこれから向かう大芝山を見ることができる。
●たきあらしの峰からの下りは心配した程でもなく、大芝山へは緩やかな尾根道を行く。この辺りはお花畑で、咲いているカタクリやニリンソウの花の数は前回と比べ格段の差がある。天気もしだいに回復し、花びらも開き始めていたが、まだまだしっかりと開いているものは少なかった。
●前回多く見られたキバナノアマナは見られず、ヤマエンゴサクやウグイスカグラは終わりかけ、相変わらず種類の豊富なスミレの仲間に加え、クサボケやヒトリシズカ、ホソバアマナなどがこれからといった感じだった。
●気持ちのいいお花畑の道は、大芝山を挟んで分水嶺登山道と山ノ神自然園との分岐となる大芝山の肩まで続く。いつまでもこの道を歩いていたいところだが、大芝山の肩から分水嶺登山道を下る。
●分水嶺登山道は、特別急な個所も無い緩やかな下りが続くが、その名のとおり、この尾根を挟んで、左の流れが日本海へ、右の流れが太平洋へ注ぎ込んでいるのだろうか。
●分水嶺登山道沿いにもフイリシハイスミレやエイザンスミレ、アケボノスミレなどのスミレの仲間が多く見られ、その外にも、イカリソウやシロバナエンレイソウなどを新たに見つけることができた。
●やがて、駐車場の手前まで下りてくると、ニリンソウが群生しており、既に駐車場が見える所で足止めとなってしまった。ニリンソウを楽しんだ後、車に戻り、途中、温泉で汗を流した後帰路に着いた。

善知鳥峠の分水嶺登山道の駐車場 リンゴの花が綺麗 松葉の辻
中央東線を渡って進む 山ノ神自然園駐車場 雄床山神社
ヤマザクラの咲くたまらずの池 霧訪山登山口 34番鉄塔
ブナの分岐 男坂、女坂分岐 霧訪山山頂
霧訪山山頂から見る諏訪湖方面 霧訪山山頂から見る大芝山方面 たきあらしの峰
大芝山山頂 大芝山の肩 分水嶺登山道の赤白鉄塔
クサノオウ ムラサキケマン ヤマブキ
オオタチツボスミレ ?スミレ チゴユリ
マムシグサ ニッコウネコノメ ヒカゲスミレ
オキナグサ フイリシハイスミレ マキノスミレ
ヤマエンゴサク ホソバアマナ 開く前のニリンソウも可愛い
カタクリ クサボケ ウグイスカグラ
ヒトリシズカ クロモジ ヒゲネワチガイソウ
シロバナエンレイソウ エイザンスミレ イカリソウ
モミジイチゴ アケボノスミレとエイザンスミレ ニリンソウ
その他の花
カキドオシ、タムシバ、ニガイチゴ、ミツバツツジ、ミヤマキケマン、ヤマザクラ、ユキザサ(蕾)など

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