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坪山
最盛期は逃したがその片鱗を垣間見ることができた秩父の花の山
2018年4月22日
坪山(931m)
行程 駐車地点(9:30)・・・登山口(9:36-55)・・・西尾根分岐(10:07)・・・花群落入口(10:40)・・・坪山(11:37-42)・・・阿寺沢分岐(13:02)・・・びりゅう館(13:41)・・・展望地(9:37)・・・駐車地点(14:03)
山行記
●豊川から秩父というとかなり遠いというイメージがあるが、そこにヒカゲツツジやイワウチワなどが咲く山があるというので、例年満開になるというこの時期に行ってみることにした。
●豊川を出たのはいつもと同じ朝6時、そんなに人気の山なら駐車場がいっぱいになるのではないかと心配しながら登山口を目指す。この日は、新東名の富士市の辺りでは見えなかった富士山も、御殿場辺りまで来ると、冬の日のようにはっきりと見ることができた。
●御殿場ICを下り、富士五湖道路から中央道に入り、大月ICから国道と県道を走って登山口の上野原市西原へ向かう。舗装はされているが、アップダウンや狭い区間が多く、気が抜けない道をひたすら走って駐車場に到着した。
●駐車場は、思いの外空いていて一安心だが、有料(500円)になっていた。それでも、登山者が溢れているのは、ひっきりなしに来るバスのおかげだろうか、さすが首都圏の登山者は車利用ではなく、交通機関利用者が多いようだ。
●支度を済ますと県道を歩いて登山口へ向かう。県道から案内に従って橋を渡るとトイレがある。男女供用トイレの個室は、バスが着いたばかりで、女性登山者の長い行列ができていた。
●同行の女性たちが列に並んでいる間に周囲を見ると、ニリンソウやミヤマキケマン、ムラサキケマン、タチツボスミレなどが咲いていて、ここだけでも多くの春の花を確認することができた。
●登山口から登り始めると、すぐに暑くなり、シャツを脱いでTシャツになるが、それで丁度いい気温だ。道端には、ニリンソウやイチリンソウ、タチツボスミレ、アケビなどが咲き、さすがは「花の山」だ。
●すぐに植林帯に入るが、日影の方が涼しくて風もあり気持ちがいい。少しの間急な坂を登ると尾根に出るが、尾根道もそこそこ傾斜があり、それをひたすら登る。
●植林帯に入ってからこれといった花も無く、本当に花の山なのかを疑いたくなるような道が続く。やがて、ヒカゲツツジやミツバツツジ、イワウチワなどの群生地という看板が現れるが、それらしい木や葉はあるものの、肝心の花は全く見られない。
●いつの間にか傾斜もさらにきつくなり、完全に花の時季を外したかと思い始めた頃、ミツバツツジがぽつぽつと咲き始めているのが見え始めた。
●なんとかミツバツツジだけでも見られたのでいいかと思いながらさらに登っていくと、ヒカゲツツジが咲いているものも見られるようになり、足下にはイワカガミも見ることができた。
●道はさらに傾斜を増し、痩せた岩場の登りになっていくが、ヒカゲツツジとイワカガミは上へ行くに従い数が増えてくる。中でもイワカガミは丁度見頃といった感じで、ヒカゲツツジもいい感じに咲いている。
●ヒカゲツツジとイワカガミを堪能しながら、痩せた岩場の登りを登り切ると、突然坪山の山頂に着く。山頂が狭いので「坪山」と呼ばれるらしいが、実際はそれほど狭いといった印象ではない。
●ただ、既に山頂では大勢の登山客が休憩をしており、休憩をする余地が無いし、日陰も無く暑いので、少し下ったところで休憩することにした。
●山頂直下で少し過ごした後、周回コースを下るが、こちらも痩せ尾根の急坂で、アップダウンも多い。しかも、このところ雨が降っていないのか、地面が乾燥しザレているのでとても滑りやすい。
●気の抜けない尾根歩きが続くが、雑木林は萌えるような新緑が眩しく、ついつい歩が停まる。再び植林帯に入ると、やがて、現在は通行止めとなっている阿寺沢方面とびりゅう館方面との分岐に着く。
●分岐からは、びりゅう館方面へ下り始めるが、これまで歩いてきた尾根道よりも安定した歩きやすい道で、イカリソウやチゴユリ、ヒトリシズカ、フデリンドウなど、花も豊富だ。
●急な斜面を大きく折り返しながらひたすら下っていくと、やがて、登山客や観光客が溢れるびりゅう館に着く。びりゅう館には何台も路線バスが停まっており、バス利用者が多いことがわかる。びりゅう館からは、舗装道を歩いて車を置いた駐車場まで戻った。

有料駐車場 トイレのある登山口 登山口
西尾根コース分岐 沢を渡って植林帯を登る 西尾根に出る
植物群生地の看板 急で痩せた尾根を登る 坪山山頂
新緑が眩しい 阿寺沢分岐 びりゅう館
イワカガミ
イワカガミ ミツバツツジ
ヒカゲツツジ イカリソウ
ヒトリシズカ フデリンドウ チゴユリ
ツクバネウツギ タチツボスミレ ニリンソウ
シロヤシオ ミヤマキケマン イチリンソウ
ヤマザクラ ヤマブキ クサノオウ
ムラサキケマン アケビ マムシグサ
その他の花
アオキ、アセビ、カキドオシ、クサイチゴ、シャク、ニガイチゴ、ミツバツチグリ、ヤマツツジなど

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