| 伊勢山上 | ||
| 標高は低いが鎖で大岩を登降する険しい修験の山 | ||
| 日 | 2018年1月27日 | |
| 山 | 伊勢山上(大天井/380m) | |
| 行程 | 飯福田寺駐車場(8:10)・・・飯福田寺(8:15-33)・・・油こぼし(8:42)・・・行者尊(8:46)・・・岩屋本堂(8:50)・・・鐘掛(8:57)・・・抱付岩(8:58)・・・小天井(9:10)・・・伊勢山上(大天井)(9:29)・・・亀岩(9:43)・・・鞍掛岩(9:49)・・・蟻の戸渡り(9:51)・・・小尻返し(9:58)・・・飛岩(10:09)・・・平等岩(10:16)・・・元居ヶ原(10:19)・・・飯福田寺(10:32-42)・・・裏行場油こぼし(10:49)・・・獅子ヶ鼻(10:58)・・・橋(11:19)・・・飯福田寺(11:26-33)・・・飯福田寺駐車場(11:40) | |
| 山行記 | ●これまで何度か計画したものの、天気が悪いなどで、その都度計画変更して登っていないこの山だが、今回はそれに再挑戦だ。この日も天候は雪模様であまりよくないが、岩は乾燥しており、早いうちに登れば問題は無さそうだ。 ●飯福田寺の仁王門の手前の駐車場に車を停め、立派な金剛力士像のある仁王門を潜って飯福田寺へ舗装道を進む。途中の道脇の水が滴るところは、このところの低温で立派な氷柱ができており見応えがある。 ●行場の入口の階段の反対側の飯福田寺が入山料受付になっているので、赤い橋を渡って入山料を納めに行く。受付には住職が居て、一通り行場の説明をしてくれる。こちらも下調べはしてきたが、改めて気持ちを引き締める。 ●支度を済ますと行場を目指して薬師堂の急な石の階段を登る。薬師堂の左手に鳥居があるがそこが行場の入口になっている。鳥居を潜り、意外に木の根の目立つ急坂を登っていくと最初の行場である油こぼしの前に出る。 ●油こぼしは、下調べ通り急な一枚岩で、鎖が2条掛けられている。左は迂回気味の鎖なので、今回は右の急な方を登る。最初はグリップも豊富なので、鎖は補助として登るが、最後は面倒になって鎖につかまって登ってしまった。 ●油こぼしを登り切ると行者尊の像があり、その反対側の岩を登ると岩屋本堂の迂回路が現れるが、それを見送りパイプの手摺を辿ると岩屋本堂に着く。 ●岩屋本堂でお参りを済ますと岩屋本堂の右の上段からボルダリングのような壁を登り岩屋本堂の裏手に出ると。急な岩を鎖で登って鐘掛という岩屋本堂の上部に出る。 ●そこからは抱き付き岩という岩をよじ登るのだが、ステップやホールドを見つけられずにしばらく試行錯誤をした後、意を決めて勢いで登る。同行者は迂回路を選んだので、その先で合流した。 ●そこから少し登ると小天井。以降はこれまでの険しさとは打って変わってなだらかな道になる。それでも、日陰には雪が残り、雪の降り方も強くなってきたことから、少し心配になる。 ●その後道が急になるが、それを登り切ると大天井と呼ばれるピークで、表行場の中間点になるが、標高380mのここがこのコースの最高点のようなのでここが山頂と考えることにした。ここは小広場になっているが、木々に囲まれ展望は無い。 ●大天井から下り、しばらくはなだらかな道が続くが、雪が薄っすらと道を覆う箇所もあり、この先が少し心配になる。そして、次の行場である亀岩に着くと、再び大岩の登降が始まる。 ●亀岩を過ぎると、鞍掛岩。鞍掛岩はそのまま靴のフリクションを効かせて登る。そしてそれを下りると蟻の戸渡りを歩く。一枚岩の上を辿るこの辺りは、地元の愛知県民の森の周りを囲む尾根のようだ。 ●蟻の戸渡りから下ると、今度は小尻返し。住職の説明通り、その上からは、岩屋本堂が良く見えるが、降る雪も強くなってきて、雪で霞んで見えるのもまたいい感じだ。しかし、雪も岩を濡らすことは無さそうなので少し安心する。 ●小尻返しからは、長い鎖の急下降が始まる。それを下ると今度は飛石、これも靴のフリクションを効かせて登り、鎖で慎重に下る。次の平等岩で行場は終わり。すぐに元居ヶ原という広場に出るが、そのすぐ先で岩屋本堂が良く見えるところがある。 ●そこからすぐに長い石の階段が現れるが、苔むして滑りやすい上に踏み面が小さく、段数も多いのでなかなかの緊張感だ。それを下り切ると白山神社があり、その先が飯福田寺の入口だ。 ●飯福田寺で帰還の報告をすると、今度は裏行場の案内を受ける。せっかくなので、裏行場も行ってみることにして、少し寺で休憩した後裏行場へ向かう。強く降っていた雪もいつの間にか止み、すっかりいい天気に変わっていた。 ●裏行場の入口は、舗装路を少し戻ったところにあり、案内に従って「つじはし」という橋を渡ってすぐのところを右に進む。すぐに鳥居が現れるが、鳥居の先が油こぼしと呼ばれる鎖のある急角度の岩盤になっており、それを登って裏行場に入る。 ●その後よく踏まれた道を進み、一枚岩の上を歩くようになると、やがて獅子ヶ鼻に着く。獅子ヶ鼻上からは視界が開けるが、特に何が見えるわけでもない。獅子ヶ鼻からの下りは裏行場最後の難所で、急な岩壁を鎖で下る。 ●以降岩場は無くなるが、道があまり整備されておらず、ところどころ道を見失いそうになる。特に最後は、急斜面を駆け降りるようになる。後は沢沿いを歩けば先程のつじはしに出るので、そこからは来た道を歩いて、飯福田寺に戻り、帰還の報告をした。 |
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| 飯福田寺の駐車場と仁王門 | 立派な氷柱がこのところの寒さを物語る | 飯福田寺と入山受付 |
| 薬師堂へ石段を登る | 表行場入口 | 油こぼしは長い鎖を登る |
| 行者尊の像 | 岩屋本堂の右から登る | 鐘掛 |
| 小天井 | 大天井 | 亀岩 |
| 鞍掛岩 | 蟻の戸渡り | 小尻返し |
| 小尻返しから見る雪の岩屋本堂 | 小尻返しからの下りは長い鎖 | 飛岩 |
| 飛岩からの下りも鎖 | 平等岩 | 本居ヶ原 |
| 展望所から見る岩屋本堂 | 苔むして滑りやすい長い石段を下る | 裏行場の油こぼし |
| 獅子ヶ鼻 | 獅子ヶ鼻からの下りは裏行場のハイライト | 整備されていない道 |