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赤岳
梅雨の最中 好天に恵まれ急峻な岩稜を登り八ヶ岳最高峰を目指す
2017年7月8〜9日
赤岳F(2,899.4m/百名山)、牛首山(2,280.3m)、扇山(2,356.5m)
行程 8日 たかね荘駐車場(6:05)・・・真行寺尾根登山口(6:12)・・・羽衣池(6:23)・・・スキー場上部(7:14)・・・賽ノ河原(7:19)・・・牛首山(8:36-45)・・・扇山(8:58)・・・赤岳(12:29)・・・赤岳頂上山荘
9日 赤岳頂上山荘(6:06)・・・大天狗(7:47)・・・小天狗(8:34)・・・林道(9:11)・・・車道(9:45)・・・たかね荘駐車場(10:09)
山行記
8日
●梅雨の最中、天気予報も思わしくない中、予定どおり八ヶ岳を目指すことにした。諏訪湖SAで仮眠して、早朝の5時に出発、6時少し前にたかね荘の駐車場に到着した。更新された天気予報は一転して、両日ともに雨は無さそうだ。
●たかね荘の駐車場の隅に登山道への入口があるので、そこから左へ少し下ると、美しの森から来る真行寺尾根コースと合流する。よく整備された道を進むと、すぐにクリンソウの咲く羽衣池に到着する。
●羽衣池の周りの木道から続く山道はササが覆い朝露で濡れそうなので、スパッツをして進むことにしたが、ササは膝上から腰に当たるのであまり意味がなかったようだ。
●しばらくそのササを掻き分けて進むとスキー場の上部に出るが、電気柵が設置されていて、スキー場内に入ることはできないようだった。
●さらに進み、小さなピークを越えると賽ノ河原と呼ばれる広場に出る。そこからは、これから向かう牛首山や目的の赤岳などを見ることができるが、まだまだ遠く見え気が滅入る。
●賽ノ河原からは、針葉樹の多い樹林帯の急坂を登ると牛首山に到着する。牛首山は展望は無いが、広場になっていて休憩には格好な場所だ。牛首山から少し下り、登り返せば扇山に到着する。
●扇山の次の気付かない程のピークを越えると、道は一旦下り、いよいよ赤岳への急峻な登りが始まる。イメージ的には、後は鎖場ばかりと思っていたのだが、最初の鎖場が現れる前の急な登りが睡眠不足の体にには応える。
●そしていよいよこのコースの核心部である鎖場が現れるが、このところ鎖場を多く経験しているので、鎖場自体はそれ程でもないが、急登の連続で足がつってきて思うように進むことができない。
●終いには、両太腿と両内股がつり始めて動きが取れなくなってしまった。その時、同行者が、外の登山者から貰ったという漢方薬を勧めてくれた。半信半疑でそれを飲んでみると、たちまち足のつりの傷みが緩和された。
●しかし、足のつりの傷みが緩和されたものの、急登の疲れは緩和されるわけもなく、それでも残りの鎖場を通過し、なんとか権現岳方面分岐、文三郎道分岐を分け、岩場の続く道を登って赤岳の山頂に辿り着くことができた。
●三角点のある赤岳山頂は、虫が多くてうっとうしいので記念写真を撮るとすぐに赤岳頂上山荘が建つもう一つのピークへ向かい一旦山荘で休憩をする。空模様は時折青空が望めるので夕焼けに期待したが、ガスが多くて今一つだった。
9日
●夜も、期待した星空を見ることはできなかったが、御来光は見られそうなので、三角点のあるピークで日の出を待つ。日の出時間になると、雲の間からいい感じの御来光を望むことができた。期待した、赤岳の影も見ることができ冴え先がいい。
●山荘で朝食を頂くと、支度をして下山にかかる。下山は県界尾根だが、真行寺尾根程ではないが、1000m以上の標高差があり、特に上部は、鎖や梯子のかかる急峻な岩稜が続くということで、気が抜けない。
●案内に従って下山を開始するが、やはり下調べどおりの急な下降が始まる。少し下ると、いよいよ鎖や梯子の急峻な岩稜の下りが始まり、一気に高度を落としていく。
●急な下りがようやく落ち着くと、一旦道は緩やかになり、大天狗という小ピークに着く。「5/10」と書かれた標識を見るとここが県界尾根コースの中間点になるようだ。
●そこからしばらく下ると、再び平坦な尾根歩きになり、時折展望の開ける場所からは、赤岳や権現岳、真行寺尾根の牛首山などを展望することができた。
●そろそろ小天狗に着くと思う手前で尾根伝いの道と下る道に分かれるので、たかね荘方面へ下るためには下るへ進む必要があると思ってしまったが、道は結局合流し、小天狗に着く。
●たかね荘方面へ下る道は小天狗のすぐ先で、しっかりとした道標も設置されていた。そこからの下りは地図からも読み取れるように急な下りが続く。木の根や岩が濡れていて滑るので、赤岳山頂直下の岩場とはまた違った意味で緊張する。
●急坂が落ち着くと平坦な草地に出て、すぐに岩屑の広い道が現れる。幾つか砂防堰堤を右に見ながらさらに進むと、センターラインのある舗装道に出る。舗装道には数台の車が駐車していた。
●後は、その舗装道を歩いてたかね荘まで戻るのだが、アスファルト上で陽射しが強く暑いので極力木の影を選んで歩く。やがて、たかね荘の入口から車を置いたたかね荘駐車場へ向かう。
●当初たかね荘の温泉を当てにしていたが、外来の入湯は受け入れていないということなので、外の温泉を探して汗を流し、八ヶ岳クラブで昼食を摂り、帰路に着いた。

たかね荘登山者用駐車場から見る赤岳 真行寺尾根コース合流点 羽衣池
北岳、甲斐駒ヶ岳などの南アルプスが見える スキー場上部 賽ノ河原と赤岳、権現岳
牛首山山頂 扇山山頂 急峻な岩稜の鎖場が続く
赤岳山頂が見えてくる 文三郎道合流点 赤岳山頂
赤岳頂上山荘 夕方雲に包まれる横岳 朝日に染まる雲と蓼科山
御来光 富士山も見ることができた 阿弥陀岳と赤岳の影
赤岳の影と権現岳、南アルプスの峰々 真行寺、県界両尾根と金峰山、甲武信ヶ岳 朝日に染まる赤岳山頂とその影
県界尾根上部も急峻な鎖場が続く
山頂から見る横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山 大天狗
小天狗 広い平坦な道に出る センターラインのある舗装道に出る
クリンソウ ムカゴトラノオ マタタビ
サラサドウダン アキグミ ヨツバシオガマ
ギンリョウソウ ミヤマミミナグサ キバナノコマノツメ
コイワカガミ ハクサンシャクナゲ ウラジロナナカマド
クモマナズナ イワヒゲ ダケカンバ
ハクサンイチゲ イワベンケイ チョウノスケソウ
ミヤマキンバイ イワウメ チシマアマナ
ツガザクラ タカネシオガマ ミヤマダイコンソウ
ハクサンチドリ ミヤマタネツケバナ コケモモ
ムシトリスミレ シロバナノヘビイチゴ ミヤマツボスミレ
コミヤマカタバミ ゴゼンタチバナ マイヅルソウ
キソチドリ イチヨウラン オオヤマフスマ
タニギキョウ バイケイソウ バイカウツギ
その他の花
イヌトウバナ、イブキジャコウソウ、キバナヤマオダマキ、クリンユキフデ、クルマムグラ、クワガタソウ、ジシバリ、ズダヤクシュ、ナデシコ、ネバリノギラン、ノイバラ、ハコネウツギ、ミツバオウレン、ミヤマオダマキ、ミヤマカラマツ、ミヤマハタザオ、ムラサキケマン、ヤマガラシ、レンゲツツジなど

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