| 奥穂高岳 | ||
| 西穂までの縦走は断念したが久々のアルプスを堪能した山旅 | ||
| 日 | 2016年8月19〜20日 | |
| 山 | 奥穂高岳C(3,190m/百名山) | |
| 行程 | 一日目 新穂高温泉登山者用駐車場(4:22)・・・ビジターセンター(4:32-43)・・・ショートカット道分岐(5:12)・・・穂高平小屋(5:31)・・・奥穂高岳登山口(6:15)・・・重太郎橋(7:27)・・・鉱石沢(7:53)・・・荷継小屋跡(8:26-35)・・・穂高岳山荘(11:49) | |
| 二日目 穂高岳山荘(4:17)・・・奥穂高岳(5:00-49)・・・穂高岳山荘(6:48-7:00)・・・荷継小屋跡(8:35-46)・・・鉱石沢(9:10)・・・重太郎橋(9:33)・・・奥穂高岳登山口(10:23)・・・穂高平小屋(11:07)・・・ショートカット道分岐(11:26)・・・ビジターセンター(11:49)・・・新穂高温泉登山者用駐車場(12:04) | ||
| 山行記 | 前日、一日目 ●これまで北アルプスの稜線を繋ぐべく山行を続けてきた。昨年の大キレットで親不知から奥穂高岳までと西穂高岳から焼岳までは繋ぐことができたが、一番の難関といわれる奥穂高岳から西穂高岳までが繋げていない。ということで、今回はその区間を繋ぐ予定だった。 ●前日の昼過ぎに豊川を出発して、登山口の登山者用駐車場を目指す。相次ぐ高速の開通でこの辺りも近くなったもので、翌日の買い物や食事をしながら向かったが、明るいうちに駐車場に着くことができた。 ●お盆過ぎとはいえ、夏山シーズンなので駐車場が空いているかが心配だったが、木曜日ということもあり、余裕で好きなところに停めることができた。 ●寝酒を飲んで車内で就寝。いつものことだがなかなか寝付けず、眠れたのか眠れなかったのかわからないまま3時に起床。辺りはまだ暗いが、朝食を食べて出発する。 ●駐車場から樹林帯の中の通路を通ってビジターセンターまで行き、登山計画書を提出、ロープウエイ乗り場のゲートを回り込んで右俣林道を登る。少しづつ空も明るくなってきたが、花の写真が撮れるレベルではない。 ●途中、林道のショートカット道を行く。意外に急な道で、歩きにくい道だが林道を行くよりも早いのだろう。ショートカット道は穂高平山荘前の林道に出る。 ●後は林道を歩いて白出沢手前の穂高岳登山口を目指す。しだいに傾斜が急になる林道は、これからの長い行程を考え、登山道のつもりでペース配分をしながら焦らずに進む。 ●やがて、奥穂高岳登山口という標識が出てくるので、それに従って林道から離れ、右の道に入る。すぐに広場が現れるので広場から山道に入る。緩やかに登る登山道は石が敷かれて歩きやすくなっているが、濡れているので慎重に歩く。 ●登山道の傾斜が増してくると、白出沢に架かる重太郎橋が現れるので、それを渡って対岸に出る。いきなり長い梯子を登ると、白出大滝を迂回するため、白出沢からは一旦離れ、岸壁を削って作ったような鎖やワイヤーが張られたトラバース道を進む。 ●それが終わると岸壁に沿った急登を登り、鉱石沢を渡ると、今度は樹林帯の中の急登が始まる。木の根や濡れた石、ぬかるみなどで滑りやすく、体力も奪われる。 ●急登を登り切ると荷継小屋跡に着く。そこで少し休憩をした後、涸れた荷継沢を渡り、いよいよ白出沢に取り付く。岩屑の登りが延々と続く白出沢は見るだけでがっかりするが、とにかくこれを登りきらなければ今夜宿泊する予定の穂高岳山荘には行くことができないのでひたすら登る。 ●最初は、ペンキなどの目印を頼りに登っていくが、しだいに目印も見つけにくくなり、ついに目印を見失うようになってくる。一旦ルートを間違えると、岩屑は崩れやすく、浮石も多くてなかなか大変で、これを3時間延々登らなければならないと思うと嫌になってくる。 ●途中から穂高岳山荘の石垣が見えてくるが、なかなか近付かない。これでは疲れてしまうので、なるべく上は見ないようにしてひたすら登るだけだ。山荘が近付くと、平らな石畳になった歩きやすい道が多くなり、やがて穂高岳山荘に到着する。 ●穂高岳山荘は、金曜日ということでピーク程ではないものの、そこそこ混んでいたが、何とか、一人一つの布団で寝ることができた。それでも、遅く着いた人たちは、二人で一つの布団になったということだった。 二日目 ●この日は、未明から空は晴れ渡り、月も綺麗に見えるが、風が強そうで、奥穂・西穂に挑戦するのかどうかを決め兼ねているうちに、朝食の替わりに作ってもらった弁当を頂き、ヘッドライトをヘルメットに装着して出発する。 ●奥穂高岳へはいきなり急登から始まるが、朝一番は、体も慣れていないので呼吸も苦しく辛い。食べる酸素を噛みながら他のグループに追いつかれたり追い抜かしたりしながら登るうちに、ヘッドライトの要らない明るさになってきた。 ●しだいに見えてくる周囲の山々が素晴らしく、度々立ち止まる。最初のピークを越えると、槍ヶ岳や裏銀座の山々も見えてきてテンションも上がる。 ●ところが、心配していた風が、登るに従い強くなり、奥穂高岳山頂に着くが、体が持っていかれそうなぐらい強い。天気も昼ぐらいに雨の予報だったので、せっかくここまで来たが、この条件で難易度の高いコースを歩くのは無理と判断し、今回はこれで下山することに決めた。 ●いざ下山と決めると気も楽になり、ご来光を待ち、明るくなり始めた北アルプスを始めとする360度の山岳大パノラマを心行くまで楽しんだ後、昨日登ってきた白出沢を下って下山した。予報どおり、白出沢出合から林道を歩いているときに雨が降り出した。 |
|
| ビジターセンター | ショートカット道分岐 | ショートカット道は穂高平小屋前に出る |
| 柳谷 | 奥穂高岳登山口 | 振り返れば笠ヶ岳が見える |
![]() |
||
| 重太郎橋で白出沢を渡る | 岸壁を削って作ったトラバース道 | 道は白出大滝を巻く |
| 鉱石沢 | 荷継小屋跡で一休み | 荷継沢から白出登山道を見上げる |
| 岩屑を登る白出登山道 | 穂高岳山荘 | 奥穂高岳山頂 |
| 山頂から見る未明の槍ヶ岳と後立山連峰 | 御来光が上がる | 奥穂の陰とジャンダルム、白山 |
| 日が差し始めた焼岳、乗鞍岳、御嶽 | 日が差し始めた霞沢岳と恵那山 | 少し雲が邪魔だが富士山も見えた |
山頂から見る吊尾根と前穂高岳 |
残月とジャンダルム、焼岳、乗鞍岳、御嶽 |
|
残月とジャンダルム、白山連峰 |
||
| 白山連峰 | 常念岳と常念山脈 | 黒部五郎岳と薬師岳 |
| 白馬岳、鹿島槍ヶ岳などの後立山の山々 | 頚城山塊と北信の山々 | 笠ヶ岳 |
| 奥穂高岳から見る北アルプス山々 | ||
| 奥穂高岳の山頂部を見上げる | 涸沢カールを見下ろす | 八ヶ岳連峰 |
| 涸沢岳と槍ヶ岳、北穂高岳 | 朝の穂高岳山荘 | 笠ヶ岳を見ながら白出沢を下る |
| サラシナショウマ | ミヤマダイモンジソウ | キオン |
| カメバヒキオコシ | ゴマナ | タチギボウシ |
| アカバナシモツケソウ | ヤマホタルブクロ | センジュガンピ |
| ソバナ | クガイソウ | ヨツバシオガマ |
| トウヤクリンドウ | ホソバツメクサ | イワギキョウ |
| コケモモ | クモマグサ | ハンゴンソウ |
| ミヤマトリカブト | シロバナハナニガナ | ノリウツギ |
| ジャコウソウ | ヤマハハコ | オトコエシ |
| ヨツバヒヨドリ | タムラソウ | ノブキ |
| ウド | キツリフネ | アキノキリンソウ |
| ゴゼンタチバナ | ホツツジ | コウゾリナ |
| シシウド | オオニガナ | タマアジサイ |
![]() |
||
| タケシマラン | イタドリ | ミソガワソウ |