| 東山(奥裾花) | ||
| 信州百名山へ向けての最後の山となった紅葉色付く奥裾花の秘峰 | ||
| 日 | 2015年10月10日 | |
| 山 | 東山(奥裾花)(1,849.0m)、中西山(1,740.0m) | |
| 行程 | 奥裾花自然園駐車場(6:07)・・・ゲート(6:12)・・・バス終点(6:39)・・・奥裾花自然園入口(6:52)・・・登山道入口(7:01)・・・中西山登山道、こうみ平湿原方面分岐(7:12)・・・水場(7:46-51)・・・落合(8:09)・・・中西山(8:36-42)・・・天狗鼻(9:41)・・・東山(10:50-11:12)・・・天狗鼻(12:19)・・・中西山(13:15)・・・落合(13:42)・・・水場(13:59)・・・中西山登山道、こうみ平湿原方面分岐(14:25)・・・奥裾花自然園入口(14:36)・・・バス終点(14:49)・・・奥裾花自然園駐車場(15:10) | |
| 山行記 | ●これまで2度にわたり道路の災害復旧工事でアプローチが断たれ、登ることができなかったこの山も、信州百名山完登に向けて最後の山となってしまった。しかし、紅葉のこの時期、工事を中断し通行可となるということなので早速出かけてみた。 ●涸沢などの紅葉が報道される中、標高的にこの辺りの紅葉はまだ早いのかと思っていたが、渓谷沿いはまだ浅いが紅葉は既に始まっていた。 ●豊川を未明の1時頃出て、6時前に奥裾花自然園駐車場に到着したが、まだ一台の車も止まっていない。駐車場では施設改修の工事が行われており、一画が区切られ、駐車禁止となっていた。 ●まだ無人の登山指導センターで登山届を提出し、まだこの時間シャトルバスも運行していないので、車止めゲートの横を通って舗装道を歩いていく。道端にはゲンノショウコ、ノコンギク、ゴマナの花やマユミの実などが見られた。 ●奥裾花自然園入口に着くと、クマ除けの鈴とラジオを出し、休憩舎の建つ広場の奥にある30番の指導標のところから遊歩道に入る。指導標の木柱にはクマ除けのための棒とパイプのがあるので、これを叩いて鳴らす。 ●人気のない遊歩道は緩やかに上り、31番の指導標に着くが、ここが4番の指導標から来る道との合流点になる。さらに進むと、32番の指導標があり、ここではこうみ平湿原方面への道を分ける。 ●ブナの巨木が林立する樹林の中は黄葉が始まっており、これで、今のところ色付きが浅い赤系の紅葉が彩りを増せば素晴らしい紅葉の樹林となるだろう。平坦な道は、沢を渡るごとにアップダウンを繰り返しながら僅ずつ高度を上げていく。 ●やがて稜線への急坂に取り付くが、雨後のようで滑りやすく登り辛い。急坂はしばらく続き、やがて急坂が一段落すると水場に出る。これは京清水と呼ばれ、飲むと冷たくて美味しい。 ●京清水を過ぎると再び急登が始まる。傾斜はますます急になり、最後は笹につかまって登るほど急になるが、それを登り切ると稜線に出る。そこは、堂津岳方面と東山方面の分岐となっており、東側には戸隠連峰がずらりと並ぶ。 ●急登から始まり、それが落ち着いたところが中西山山頂かと思ってしまうが、山頂はまだ先で、手前に2つほどピークがある。それを過ぎると周囲の開けた中西山の山頂に到着する。 ●中西山の山頂部は、東面が開け、高妻山や西岳などの戸隠連峰を見ることができる。山頂には三等三角点があり、三角点と同じようなコンクリートの標柱がもう1本三角点の傍に埋まっていた。 ●中西山の山頂からだらだらと下るが、最後は急激に下って鞍部に出る。この辺りから低木の間に白馬三山などの北アルプスが見え始め、行く手には天狗鼻など、これから向かう紅葉に色付いた稜線が見えるが、まだまだ遠い。 ●鞍部から急な登りが始まる。登山道の刈り払いも、既に両側の伸びた笹が覆い被さり、道の真ん中にも背の高い笹が生えてきていて歩きにくい。それでも、振り返れば戸隠連峰や頸城山塊が、中西山や堂津岳の上にせり上がってくる。 ●急坂を登り切ったピークは周囲が開け、これまで見えていた戸隠連峰や頸城山塊に加え、槍ヶ岳から後立山までの北アルプスを望むことができ、小谷村のスキー場や集落も見下ろすことができる。 ●ピークからわずかに下ると、道が険しくなてくる。天狗鼻手前ではロープのある岩場があり、そこから痩せた稜線を歩いて天狗鼻に取り付く。天狗鼻へは、ほぼ垂直な壁をロープにつかまりながら一気に登る。 ●天狗鼻の上からは360度の展望が広がる。見える山はこれまでと同じだが、堂津岳や中西山がより低く見えるため頸城山塊は妙高山から雨飾山まで一筋で見ることができ、目的の東山までの稜線もようやくつながって見える。 ●天狗鼻からの下りも急なうえに猛烈な笹が覆い被さり、登るのも下るのも大変だ。意外に長い下りは心配になるほどだが、終盤もだらだらと続き、ようやく鞍部に着く。そこから、前に降った雨のせいか、滑って歩きにくい痩せた稜線の急坂が始まる。 ●幾つかのピークを越え、徐々に高度を稼ぐと山頂の手前のピークに着く。ここから東山山頂へ続く道は右に曲がり、少し下って登り返すだけだ。 ●東山山頂は、少し笹が邪魔をするものの展望が良く、360度見渡すことができる。山頂の木製の標柱はネットで調べた状態よりもより傷みが激しく目立たないので、最初は疑ったが、三角点があるので安心する。 ●東山山頂で少し休憩をすると、来た道を引き返すが、帰りも大変な道で、ここも、登山者が少なく、放っておくといずれは笹に覆われてしまうのだろうか。 ●この日出会ったのは、帰りに中西山の先で出会った10人ほどのパーティーだけで、1時過ぎという時間や、歩きの様子などから考えても、どうやら中西山止まりのようだった。 ●いずれにしても、これで、これまで目指してきた信州百名山はこれで完登ということになった。その達成感は、困難な山が多かっただけになかなかのものだったが、果たして次は何を目指すのかという点についてはまだ決めていない。 |
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| ゲート | 舗装道から見る中西山 | 舗装道沿いの紅葉したカツラノキ |
| 奥裾花自然園入口 | 30番の指導標から遊歩道に入る | 31番で4番の指導標からの道と合流 |
| 中西山登山道、こうみ平湿原方面分岐 | ブナ林の黄葉 | 京清水と呼ばれる水場 |
| 堂津岳方面との分岐となる落合 | 落合から見る高妻山 | 落合付近から見る堂津岳と頸城山塊 |
| 中西山山頂 | 中西山を振り返る | 猛烈に笹が覆う登山道 |
紅葉に染まる中西山と堂津岳、背後は頸城山塊と乙妻山 |
ロープの張られた天狗鼻手前の岩場 |
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直近から見るそそり立つ天狗鼻 |
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| 天狗鼻から見る西岳 | 天狗鼻から見る中西山、堂津岳と頸城山塊 | |
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| 天狗鼻から見る鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬三山、雪倉岳、朝日岳 | 天狗鼻から見る高妻山、乙妻山 | |
| 天狗鼻から見るまだ遠い東山 | 手前のピークから見る東山 | 東山山頂 |
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| ゲンノショウコ | アキノウナギツカミ | |
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| アキノキリンソウ | シモツケ | ハンゴンソウ |
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| ススキ | ゴマナ | ノコンギク |
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| ムシカリ | ツルリンドウ | ツルリンドウ(実) |
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| フジアザミ | ナナカマド | ツバメオモト |
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| コゴメグサ | マイヅルソウ | シラタマノキ |
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| ツルアリドオシ | ヤクシソウ | マユミ |