| 白山 | ||
| 好天の中久々に登った高山植物が見頃を迎えた花の名山 | ||
| 日 | 2015年7月31日〜8月1日 | |
| 山 | 白山C(2,702.1m/百名山) | |
| 行程 | 一日目 別当出合駐車場(4:30)・・・別当出合(4:40-53)・・・中飯場(5:42-53)・・・別当覗(6:40)・・・甚之助避難小屋(7:30-42)・・・エコーライン分岐(8:04)・・・延命水(8:57)・・・黒ボコ岩(9:06-16)・・・エコーライン分岐(9:28)・・・室堂(9:45-10:21)・・・高天ヶ原(10:47)・・・白山(御前ヶ峰)(11:04-33)・・・高天ヶ原(11:47)・・・室堂(12:05) | |
| 二日目 室堂(6:40)・・・黒ボコ岩(7:01)・・・蛇塚(7:10)・・・殿ヶ池避難小屋(7:54-8:02)・・・室堂・別当出合中間点(8:40)・・・市ノ瀬分岐(9:04)・・・別当出合(10:15-21)・・・別当出合駐車場(10:27) | ||
| 山行記 | 一日目 ●梅雨も明けてしばらくになるが、晴天が続く中、花の山白山を訪れることにした。ピーク時は通行止めになる市ノ瀬から別当出合までの道も、金曜日の午前0時から通行止めになるので、木曜日の終業後車を飛ばして別当出合を目指す。予定通り市ノ瀬のゲートは開いていたので別当出合の手前にある登山者用の駐車場に車を停め仮眠をとる。駐車場は、2段あるが、大半が埋まっていた。 ●未明の3時半に起床し、4時半頃、まだ薄暗い中ヘッドランプを点けながら別当出合までの緩やかな広い坂道を登る。暗い中、オオウバユリが沢山咲いているのがわかるが、まだ暗くて写真を撮ることができないので、帰りに撮ることにして先を急ぐと、意外と早くバスの発着する別当出合に出た。 ●別当出合には、既に数組のパーティーが支度をしていた。こちらも支度を済ませて、観光新道への道を分け、長い吊り橋を渡って砂防新道へ進む。樹林帯の道はすぐに登り専用と下り専用の道に分かれるが、10分程先でまた合流する。合流点の道標には室堂まで5.2kmと書いてあった。 ●さらに石混りの登山道を登る。樹林帯の中にもオオウバユリやシシウド、エゾアジサイ、ウメガサソウ、タマバワホトトギスなどの花が咲き、さすが花の山だ。右前方に砂防工事現場が見えてくると、程なく中飯場に到着する。中飯場はトイレの建つ広場で休憩には格好の場所だ。そこから室堂まで4.5kmだ。 ●中飯場から100m登った所にバイオシートが敷かれており、それで靴を拭って先へ進む。バイオシートがあるだけあって、センジュガンピやオオハナウド、シモツケソウ、ヤグルマソウなど、花の種類はますます増える。 ●山地から亜高山帯の豊富な花々を楽しみながら登ると、別当覗という広場に出る。オニシモツケが茂る展望台からはその名の通り別当方面や観光新道を望むことができる。 ●室堂まで3.4kmという道標を過ぎると、池が点在し、所々木道の整備された区間を歩く。そこでは、キヌガサソウやオオバミゾホウズキ、オガラバナばど、やや湿った土地を好む植物を見ることができた。 ●室堂まで2.8kmの道標を見ると、そこから甚之助避難小屋までは0.3km。周囲も開けてきて、花も、キバナノコマノツメやミヤマキンポウゲ、ノビネチドリなど亜高山ならではの花も多く見られた。 ●やがて標高1,970mの甚之助避難小屋に到着するが、ここから室堂までは後2.5kmだ。甚之助避難小屋にはトイレもあり、小屋前は広場になっていて展望も開ける。ここではまだ白山最高峰の御前ヶ峰を見ることはできないが、甚之助谷を隔てて別山の雄姿を望むことができた。 ●甚之助避難小屋を出ると、ミヤマアキノキリンソウやヨツバシオガマ、シナノオトギリ、ハリブキなどさらに花の種類も多彩になる。 ●室堂まで2.0kmの道標を過ぎると、山腹をトラバースするようになるが、周囲も開けお花畑が始まる。クルマユリやオタカラコウ、クロクモソウ、コバイケイソウ、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、コイワカガミなど、歩いていて楽しいが、それらの花々を見たり写真を撮ったりで、なかなか先へ進むことができない。 ●延命水という水場を過ぎる辺りからクロボコ岩へのジグザグの急な登りが始まる。この辺りも一面のお花畑で、数も種類も豊富な高山植物が咲き競っているので、急な登りも気が紛れる。振り返れば別山が立派だ。 ●急な坂を登り切ると、観光新道との分岐となっている標高2,320m地点の黒ボコ岩に到着する。黒ボコ岩は上に登ることもでき、その上からこれまで見ることのできなかった御前ヶ峰を見ることができ、反対側にはこれまで登ってきたお花畑の中の道や別山などを見ることができる。 ●黒ボコ岩からしばらくは弥陀ヶ原と呼ばれる平坦な木道を歩く。弥陀ヶ原には、ミソガワソウやコバイケイソウ、クロユリ、ミヤマキンバイなどなどの高山植物が咲いていた。 ●木道が終わると、室堂まで0.3kmという道標があり、石が多くやや急な斜面を登る。これまでの高山植物に、ハクサンボウフウやイワギキョウなどが加わった高山植物が咲く登山道を登り切れれば、室堂のビジターセンター前のお花畑に着く。そのお花畑では、イブキトラノオやコバイケイソウなど花盛りだ。 ●室堂の宿泊手続きが午後1時半からということなので、少し休憩した後、先に白山山頂の御前ヶ峰へ登っておこうと空身で出掛ける。室堂の白山神社は現在工事中のようで、山頂へはまず、神社横の桟道を通って神社の裏に出る。そこからお花畑の中をまっすぐ緩やかに登っていく。 ●かつてここに来た時に、登山者が登山道を外れて歩くことにより、壊れかけていた植生を回復するためにロープを張って保護しているとの説明を受けたことがあるが、それから10年以上たった現在、その甲斐あってか登山道の両側には豊かな植生が回復しつつあり、花々が元気に咲き競っていた。 ●山頂への緩やかな登りは、しだいに急になり、高天ヶ原という、山頂までのほぼ中間点地点に出る。右手には御岳や乗鞍岳がスカイラインの上に、まるで島のように浮かんで見えた。 ●高天ヶ原から少し進むと、ハイマツも無い岩礫地の急坂をジグザグに登るようになり、やがて白山山頂の御前ヶ峰に到着する。御前ヶ峰からは360度の展望が開け、白山連峰の剣ヶ峰や大汝峰などの峰々や山頂の池群、遠くは北アルプスなどが雲の上に浮かんで見える。山頂からの大展望を存分楽しんだ後、室堂へ戻り宿泊の手続きをした。 二日目 ●二日目は、お日の出はパスし室堂の近くでご来光を迎え、朝食を頂いた後下山を開始する。よく晴れた中、青空と花々を楽しみながら弥陀ヶ原から黒ボコ岩までは来た道を戻る。 ●黒ボコ岩からは、観光新道方面へ進む。尾根道は終始お花畑が続き、展望と花の撮影でなかなか歩程は進まない。この日は下山のみなので、下山後に後悔しないように満開の高山植物を目と写真に収めながら進む。外のパーティーも同様で、写真撮影が忙しくてなかなか進まないようだった。 ●お花畑は、殿ヶ池避難小屋まで、飽きるほどの高山植物群落を見せてくれる。この好天と高山植物の見頃の時期に当たった幸運を感謝した。 ●殿ヶ池避難小屋は絶好の休憩ポイントで、多くのパーティーが休憩をしていた。小屋前の広場からは、別山がいい感じで見ることができるが、御前ヶ峰は既にここからは見ることはできなかった。 ●殿ヶ池避難小屋を過ぎても花は多く、次々と違う花が現れ飽きることがない。尾根上の道はアップダウンをしながら徐々に高度を落とし、中間点の大岩を潜ってさらに歩くと、市ノ瀬方面と別当出合方面への分岐に出るので、そこで尾根筋を外れて別当出合方面へ下降を開始する。 ●正面には別当谷を挟んで砂防工事用の道路や、砂防新道の甚之助避難小屋などを見ながら急な斜面を下っていく。意外に長く感じる道もやがて別当出合の建物が見え始め、砂防新道の吊り橋からの道と合流し、バスの停まる別当出合に到着する。後は来た道を戻り、車のある別当出合駐車場に戻った。 |
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| 別当出合駐車場から別当出合へ | 別当出合 | 休憩にいい中飯場 |
| 中飯場からバイオシートを踏んで進む | 荒れた甚之助谷 | 別当覗 |
| 池と木道が多くなる | 甚之助避難小屋から見る別山 | 登山者が休憩をする甚之助避難小屋 |
| エコーライン分岐 | 延命水 | 黒ボコ岩への最後の登り |
| 観光新道との分岐となる黒ボコ岩 | 黒ボコ岩上から御前ヶ峰を望む | エコーライン合流点 |
| ビジターセンターと御前ヶ峰 | 工事中の白山神社と御前ヶ峰 | 高天ヶ原付近から見る御岳と乗鞍岳 |
| 高天ヶ原と御前ヶ峰 | 白山山頂の御前ヶ峰 | 御前ヶ峰から見る室堂と弥陀ヶ原 |
御前ヶ峰から見る乗鞍岳 |
御前ヶ峰から見る大汝峰と池群 |
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御前ヶ峰から見る御岳 |
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| 御前ヶ峰から見る北アルプス | 日没近くの満月 | 日没 |
| 夜明け前の御岳は噴煙がはっきりと見える | 白山の影と残月 | スカイラインからではない御来光 |
| 弥陀ヶ原と別山を見る | コバイケイソウの咲く弥陀ヶ原と御前ヶ峰 | お花畑と別山 |
| 観光新道のお花畑 | 観光新道を見下ろす | 殿ヶ池避難小屋 |
| 殿ヶ池避難小屋から見る別山 | 観光新道の中間点で大岩を潜る | 市ノ瀬分岐 |
| 砂防新道方面を望む | 別当出合に到着 | 別当出合駐車場 |
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| ヨツバシオガマ | ハクサンボウフウ | アカバナシモツケソウ |
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| コイワカガミ | イブキトラノオ | ミヤマホツツジ |
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| ミソガワソウ | ミヤマタンポポ | アオノツガザクラ |
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| ヤマハハコ | クロユリ | クルマユリ |
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| イワギキョウ | イワツメクサ | コケモモ |
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| シラタマノキ | ヒメクワガタ | ミヤマキンポウゲ |
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| ハクサンフウロ | カンチコウゾリナ | ミヤマダイモンジソウ |
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| クロクモソウ | シラネニンジン | シナノキンバイ |
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| オタカラコウ | ミヤマリンドウ | ミヤマゼンコ |
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| ネバリノギラン | オンタデ | ハクサンコザクラ |
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| コバイケイソウ | バイケイソウ | エゾシオガマ |
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| シナノキンバイ | カライトソウ | タカネマツムシソウ |
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| タカネマナデシコ | イワオウギ | オオハナアウド |
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| ミヤマダイコンソウ | ハリブキ | ミヤマカラマツ |
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| ヤマブキショウマ | ハクサントリカブト | ミヤマコゴメグサ |
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| タテヤマウツボグサ | ハクサンオミナエシ | ハクサンシャジン |
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| チングルマ | シモツケ | タカネニガナ |
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| ツマトリソウ | エゾアジサイ | |
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| キバナノコマノツメ | ベニバナイチゴ | ゴゼンタチバナ |
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| オオバミゾホウズキ | キヌガサソウ | ノビネチドリ |
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| センジュガンピ | ズダヤクシュ | ミヤマツボスミレ |
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| クロツリバナ | ミヤマアキノキリンソウ | エゾノヨツバムグラ |
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| ヤグルマソウ | ヤマガラシ | ニッコウキスゲ |
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| リュウキンカ | カニコウモリ | マイヅルソウ |
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| ウメガサソウ | ミヤマシシウド | ハクサンカメバヒキオコシ |
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| タマガワホトトギス | クサボタン | コカラマツ |
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| イヌトウバナ | クガイソウ | オガラバナ |
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| ノギラン | イケマ | ヨツバシオガマ |
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| ミヤママタタビ | ミヤマアカバナ | ショウジョウバカマ |
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| ミヤマオトコヨモギ | オオコメツツジ | モミジカラマツ |
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| ヒトツバヨモギ | オオウバユリ | キオン |
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| ツルアリドオシ | ホタルブクロ |