TOP年別山行記録2015年>大白木山

大白木山
倒木と枝で難渋したヤブ山と化した花と展望の奥美濃の無名峰
2015年5月17日
大白木山(1,234.3m)
行程 折越峠(8:15)・・・根上りヒノキ(9:00-05)・・・第一鉄塔跡(9:17)・・・反射板(9:25)・・・第一鉄塔跡(9:33)・・・大白木山(10:36-11:06)・・・第一鉄塔跡(11:58)・・・根上りヒノキ(12:07)・・・折越峠(12:45)
山行記
●この山は、20年以上前に一度計画した山で、その時は天候が悪く中止したが、なんとなく気にはなっていた。ネットで調べると春の花がいいようなので、この時期に登ってみることにした。
●この日は天気も良く、早朝なので、狭い道だが対向車もなく、道沿いに咲くタニウツギやヤマボウシ、シャガなどを見ながら快適に登山口の折越峠まで来ることができた。
●折越峠のお地蔵様の近くに車を停めて、登山口から、急な樹脂製の階段を鉄パイプの手摺につかまりながら登る。それを登り切ると、コンクリートで整備された舗装道の法面の上に出る。そこからは、まだ残雪を残す能郷白山を見ることができる。
●少しコンクリートの上部を歩くが、転落防止のためその内側に付けられた道は、木の枝などが刈られていないので非常に歩きにくい。しかし、その区間は短く、すぐに尾根道にかわる。
●尾根道は急で、道はしっかりしているが、やはり木の枝などが刈られておらず、少々ヤブっぽい。足元にはイワウチワなどいろいろな葉が目立つが、咲いているものはない。花といえば、ユキザサがたまに見られるだけだった。
●急な道が少し落ち着いたかと思うと、根上りヒノキのある小広場に着く。人が通れる程の根の上には立派なヒノキが育っており、それに絡みつくようにリョウブの木も生えていた。樹間からは、上大須ダムも見ることができた。
●さらに、少し緩やかになった尾根道を進むと広場に出るが、それが第一鉄塔跡と呼ばれるところだ。この辺りからは、樹木の合間に、目指す大白木山の2基の電波反射板を見ることができる。また、この山はシロモジが多くその新緑が眩しい。
●鉄塔跡地から道は左右に分岐するが、ここを右に下るのを、間違えて左へ進んでしまい、電波反射板まで行ってようやく間違えたことに気付き、戻って右方向に下った。
●ある程度まとまって下った後、少し緩やかなアップダウンを歩くが、倒木や冬季の雪の重みでしなった木が多く、跨いだり、持ち上げて通ったり迂回したりで、とにかくまともに歩くことができない。
●道は再び急な登りになるが、度々倒木が道を塞ぐ箇所が多く、急坂とも相まって大変な登りだ。足元には、ミヤマカタバミやネコノメソウ、サンカヨウ、エンレイソウなどが咲き、樹間には白山が見え、楽しいところのはずなのだがそれどころではない。
●何とかその急坂も最後の樹脂製の階段を登り切ると主尾根に出る。木々も背丈が低くなり山々の展望が開けるが、どこが何山なのかは残念ながらわからない。それより、冬季の雪の重みででたわんだ木々が、狭い尾根道の谷側に向けて張り出しているのに加えて斜度もそこそこあるのでかなり歩きにくい。
●意外と長く感じる主尾根上の道が緩やかになり始めると、電波反射板が2基立つ大白木山の山頂に着く。山頂は木々が伸びてきており思っていたより展望はよくなが、それでも、白山ははっきりと見ることができた。
●とにかく天気は良く、木々の新緑が素晴らしい。電波反射板の日陰でしばらく休憩をした後、同じ道を戻る。帰りも、倒木と急坂に難渋しながら下る。計画時にはそれほどボリュームのある山とは思っていなかったが、思った以上に大変な山だった。このまま整備がされなければ、積雪期にしか登ることができないような、ヤブ山になってしまうのだろうか。

折越峠のお地蔵様の近くに駐車 急な登山口 能郷白山
シロモジの新緑 根上りヒノキ 根上りヒノキからはリョウブも生えている
根上りヒノキから見た上大須ダム 第一鉄塔跡 第一鉄塔跡付近から見る大白川山山頂
間違えて電波反射板まで行ってしまった 倒木で何処を通っていいのか 電波反射板が2基ある大白川山山頂
大白川山山頂から見る白山 大白川山山頂から見る川浦ダムと日永岳 大白川山山頂の新緑がいい
ユキザサ ムシカリ エンレイソウ
ウワミズザクラ オトコヨウゾメ キクザキイチゲ
クロモジ シロモジ ミヤマシキミ
サンカヨウ ネコノメソウ チゴユリ
ミヤマカタバミ ミツバツツジ ウスギヨウラク
キランソウ タニギキョウ
ユズリハ ツクバネウツギ タニウツギ

TOP年別山行記録2015年>大白木山