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長者山
山大好きの犬の案内で訪れた雪と展望の里山
2015年2月28日
長者山(1,159.8m)
行程 左右集落登山口(8:39)・・・登山道分岐(8:49)・・・山頂まで1.3km看板(9:38)・・・「役行者像」(9:50)・・・CV信州新町進級(9:57)・・・長者山公園(10:03)・・・山頂分岐(10:26)・・・長者山(10:30-11:01)・・・山頂分岐(11:05)・・・山の家(11:19)・・・物置(11:45)・・・町道分岐(12:34)・・・集落(13:06)・・・日向畑バス停(13:22)・・・左右分岐(13:43)・・・祖室渓谷(14:13)・・・県道394号線(14:34)・・・左右集落近道入口(15:19)・・・左右集落登山口(15:36)
山行記
●蕎麦で知られる信州新町の左右集落から登ることのできる山を見つけた。その山は、頂上付近まで林道が走る積雪期にスノーシューで登るには打ってつけの里山だ。
●下調べでは駐車場がよくわからなかったが、登山口の所にお蔵があり、その傍らに空き地があったのでそこに停めさせてもらうことにした。
●支度をしていると、犬が現れこちらに向かって吠えている。朝なので集落の皆さんに迷惑になってはいけないと、犬を呼ぶと、繋がれていないようで、こちらに寄って来た。そして、登山口まで行ってこちらに向かって吠えている。
●そういえば、この山をネットで調べていた時に、犬が山を案内してくれたというものがあったのを思い出した。グーグルアースでも、ここでこの犬が写り込んでいるのを見たことがある。
●それでは犬の案内で出発。と思いきや、犬はさっさと先に行ってしまった。斑に雪の残っていた道は、やがて全て雪に覆われた状態になったのでスノーシューを履く。
●犬は先に行ってしまいその姿を見ることはできなかったが、後で聞いた話では、今年に入って左右の集落で長者山に登った人はまだいない、というぐらい踏み跡が無い中、犬の足跡はいい道標だ。
●10分程歩くと林道から分岐して山道に入る。重い雪のために倒れた木々が多く道をしばしば見失うが、その度犬の足跡を辿りながら進む。掘割状の道から尾根道に出ると、再び犬が現れ、傍らで雪を楽しんだ後また先へ行ってしまった。
●その先で山頂まで1.3kmという看板が現れるのでそれに従って、急で歩きにくい斜面を登る。山を回り込むとロープの張ってある不安定な斜面を通過するが、ロープは一部雪の中で凍りついていて役に立たないので、それに頼らず慎重に通過する。
●それを通過すると、「役行者像」とい書かれた木柱が現れ、以降やや急になる林内を登りきると、「CV信州新町進級」という鉄塔の立つ広場に出る。広場の奥には山の家が見える。
●広場からは犬の踏み跡も無く、どちらへ行ったらいいのか分からないので、左に続く新雪の林道を登ってみる。登った林道終点の右上に東屋が見えたので急斜面を登ってその東屋のある広場へ登ってみるが、そこから続く道はなさそうなので、一旦林道へ戻って山道を下り、右下に見える山の家から続いてくる林道へ出ることにした。
●周囲の標高から見て、林道の先が山頂らしいのでそのまま林道を進む。林道には再び先程の犬の足跡が見られた。やがて林道は山頂への道を分けるので、案内看板に従って山頂への山道を登るが、犬の足跡はそのまま林道を進んでいた。
●分岐からは5分とかからず東屋のある山頂に到着する。山頂は西面が開け、北アルプス連峰が見えるが、手前に棚引く雲が些か邪魔ですっきりとしない。
●それでも雲はしだいに取れ始め、常念岳から白馬三山まで、雪を纏って立体感溢れる北アルプスの鋭鋒を楽しむことができた。山頂には、どのルートで登ってきたのかわからないが、先程の犬のものと思われる足跡が付いていた。
●風も無く気持ちのいい山頂でしばらく過ごした後、下山を始める。帰りは、山の家に続く林道を辿る。そして、山の家から来た道を戻るのではなくそのまま林道を下ることにした。
●林道をそのまま辿れば左右に着くだろうと勝手に思い込み、地図を確認しなかったのが大間違いで、全く別方向に下山していることに気付いたのは、かなり下りてからだった。
●道が違うのに気付いてから、スマホの地図で現在位置を確認し、戻ることはせずにそのまま下ることにしたが、後から思えば来た道を引き返した方が早かったようだ。
●林道をひたすら下るとやがて集落に出て道の雪も消えるのでスノーシューを脱ぐ。雪がほとんど無くなった舗装道をさらに下ると日向畑というバス停に出るが、そこは既に県道393号線だ。
●地図では途中で左右の集落へ直接向かう道があるようなので県道を下るが、当てにしていたその道は、冬季間除雪が間に合わないので通行止めということだ。スノーシューなら通れるのではないかと思ったが、倒木も多く歩ききる自信が持てなかったのでそのまま県道393号線伝いで戻ることにした。
●県道393号線は下り基調で、心配になる程下る。途中に祖室渓谷という所があり、琵琶滝、琵琶滝如来、不動滝などの見所がある。県道393号線は不動温泉さぎり荘のある所で国道19号線から来る県道394号線と合流する。
●後は県道394号線を歩いて左右の集落まで戻るのだが、かなり急な上り坂が続く。結局左右の集落までの道は、そのほとんどが上り坂だった。左右の集落に着くと、案内してくれた犬は、当然のことながら既に戻っていて、今度はリードを付けられて、ご主人様と散歩に出る所だった。
●帰ってから、県道を歩いた距離を測ってみると、実に9km近くを歩いたことになる。途中の除雪されていない道を戻ったとしても5km歩くことになる。下山時道を変える場合は、思い込みではなく、しっかりと地図を確認しなければならないという当たり前のことを改めて実感させられた山行になった。

左右集落の駐車地点 登山口で待つ犬 犬はまっしぐらに走って行ってしまった
林道から分岐して山道へ 犬の足跡が道標となる 再び現れ雪を楽しむ犬
山頂まで1.3kmの看板 ロープの張られた不安定な道 役行者像と書かれた木柱
鉄塔の立つ広場の奥には山の家が見える 長者公園の東屋 山頂への分岐点 犬の足跡も続く

東屋のある長者山山頂

山頂から見る北アルプス後立山連峰
山頂から見る鹿島槍ヶ岳
山頂から見る五竜岳 山頂から見る爺ヶ岳 山頂から見る蓮華岳と北葛岳
山の家 可愛らしい獣の足跡はまだ新しい 下山途中で見た物置
集落に着くと道の雪が無くなる 日向畑というバス停のある県道出合 左右方面への近道は通行止め
琵琶如来や琵琶滝のある祖室渓谷 国道19号線から続く県道394号線へ進む 県道394号線から見る長者山

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