TOP年別山行記録2014年>鼻曲山

鼻曲山
ササをかき分け森の妖精レンゲショウマに会いに行く信州百名山
2014年8月24日
鼻曲山(1,655m)、氷妻山(1,467.5m)
行程 駐車場(10:12)・・・二度上峠(10:18)・・・獅子岩(10:40)・・・氷妻山(11:13-20)・・・国境平分岐(12:40)・・・鼻曲山(12:52-13:26)・・・二度上峠(10:18)・・・駐車場(15:35)
山行記
●後残すところ4山となった信州百名山。今年中の完登は少し大変そうだが、それでも今年のうちに後幾つかは片付けておこうと、山仲間と一緒に鼻曲山へ向かった。この時季にこの山を選んだのは、レンゲショウマが咲くということで、初めてこの花を見たのは、南アルプスの白鳳峠からの下りだったが、その美しさに大変感動した覚えがある。
●登山口の二度上峠の駐車場は既に満杯で、駐車できそうな広い路肩も全て埋まっていたので峠から300m程下った所にある広い駐車場に車を停めることにする。そこも、マイクロバスが停まるなど既に込み合い始めていた。この辺りは200名山の浅間隠山の登山口でもあり、それらがどちらを目指す登山客の車かはわからないが、レンゲショウマの時季は鼻曲山を目指す車の方が多いのかもしれない。
●駐車場から緩やかな舗装道を登り峠に着くと、弱い雨が降り始めた。これから樹林帯なのでどうしようかと思ったが、ササの露で濡れるのではないかとカッパのズボンを履いて歩き始める。緩やかに少し下ると登りが始まる。ネットで調べたとおりササが覆いかぶさる道は少々歩きにくい。大岩の傍らを回り込むと、獅子岩という表示があるコルに出るが、どれが獅子岩なのかよくわからない。もう一つ大岩を回り込むと、獅子岩を越えていくコースの案内が、迂回してきた大岩の方を示していた。
●登山道は緩いアップダウンが続き、場所によっては背丈よりも高いササが覆いかぶさりうっとうしい。やがて三角点のある氷妻山に着くが、樹林の中で展望も無く、知らなければ通り過ぎてしまいそうな地味な山頂だ。山名は、「峠から1.4km、鼻曲山まで2.1km」と書かれた道標に小さく書かれているだけだ。雨はこの辺りから強くなり、少し行ったところの広場でカッパの上着を着ることにした。
●氷妻山からは道は右に屈曲し、しばらく下り坂となる。その後は小さなアップダウンのある緩やかな道が続き、やがて鼻曲山への急な登りが始まる。このコース一番の急登だが、いよいよこの辺りからお目当てのレンゲショウマが見え始める。レンゲショウマはネットで調べたとおり、急な斜面の各所に咲いており、写真を撮るのに夢中になり歩はなかなか進まなくなってしまった。
●この辺りには、ほかにもオクモミジハグマやメタカラコウ、ソバナ、レイジンソウなどが咲いているが、レンゲショウマさえなければ主役になりそうなこれらの花々も、レンゲショウマには敵わず、他の登山者もそれらの花を気に留める様子がなかったのはすこし可哀そうな感じだ。
●レンゲショウマを堪能しながら急な坂を登りきると、坂は少し緩くなり、国境平方面への分岐が現れる。国境平方面への分岐は少し先に行ったところにもあり、そこが三角点のある小広場となっているので、そこが山頂ではないかと間違えそうだが、山頂はもう少し先らしい。
●三角点のある小広場から僅かに下り、僅かに登り返したところが鼻曲山の山頂で、そこは小広場になっており山名の表示がある。いつの間にか天気は回復してきて日差しが暑くなってきたので、山頂の日陰が有難かった。山頂からは、遠くは見えなかったが、隣の浅間山や、妙義山の荒々しい岩稜を見ることができた。山頂でしばらく過ごした後、来た道を戻り、この日の宿泊先である草津温泉へ向かった。

マイクロバスの停まる駐車場 既に満車状態の二度上峠 獅子岩
露に濡れたササがうっとうしい登山道 三角点のある氷妻山山頂 レンゲショウマの咲く山直下の急斜面
国境平方面分岐 三角点のある山頂手前のピーク 日陰が嬉しい鼻曲山山頂
鼻曲山山頂から見る浅間山 鼻曲山山頂から見る荒々しい妙義の岩稜 レイジンソウ
レンゲショウマ
オクモミジハグマ シモツケソウ ソバナ
メタカラコウ クサレダマ キバナアキギリ
シシウド キオン トモエシオガマ
ハンゴンソウ シャジクソウ ウスユキソウ
リョウブ ノリウツギ ワレモコウ
トウヒレン マルバダケブキ アキノキリンソウ
ヨツバヒヨドリ フシグロセンノウ クルマバナ
ゴマナ ノブキ クガイソウ
イタドリ ツリガネニンジン キツリフネ
アザミ ボタンヅル キンミズヒキ
ススキ オトコエシ ハエドクソウ
ゲンノショウコ ダイコンソウ ヌスビトハギ

TOP年別山行記録2014年>鼻曲山