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前掛山(浅間山)
いまだに山頂に人を寄せ付けない日本有数の活火山
2014年7月20日
前掛山(浅間山/2,524m/百名山)
行程 浅間山荘(5:53)・・・一ノ鳥居(6:27)・・・二ノ鳥居(6:50)・・・火山館へ1km(7:25)・・・火山館(8:02-17)・・・湯ノ平口(8:27)・・・賽ノ河原分岐(8:47-51)・・・立入禁止看板(9:48)・・・浅間山(10:12-31)・・・立入禁止看板(10:53)・・・賽ノ河原分岐(11:27)・・・湯ノ平口(11:42)・・・火山館(11:52-12:06)・・・二ノ鳥居(12:41)・・・一ノ鳥居(12:56)・・・浅間山荘(13:19)
山行記
●日本百名山完登を目指していた頃、浅間山の噴火警戒レベルが2だったので、黒斑山までしか行くことができず、日本百名山を完登したものの、すっきりとしない気持ちでいた。今回、信州百名山完登を目指す中、今度は前掛山まで登っておこうとこの山を訪れることにした。
●梅雨も末期で天候がはっきりしないので、登る日に関しては柔軟に考えていたが、初日は雨、これではボリュームのあるこの山に登るのは大変なので、その翌日の今日登ることにした。小諸のホテルを早朝出発して登山口に着いたのは午前5時半過ぎ、浅間山荘前の駐車場には、既に数台の車が停まっており、1台が支度をしているところだった。
●こちらも支度を整えると、浅間山荘右奥の登山口から登り始める。しばらくは、遊歩道のような樹林帯の中の広い道を行く。シモツケやトリアシショウマ、ナツノタムラソウ、カラマツソウなど、既にいろいろな花が見られ、テンションも上がり気味だが、片道約4時間の行程は長いのでゆっくりと進む。
●緩やかな道は、沢を二度三度と渡りながら更に続く。広かった道もしだいに登山道の幅となると一ノ鳥居が現れる。ここから道は、不動滝を経由する沢沿いの道と山側を通る道の二つに分かれる。どちらもそれ程コースタイムは違わないようだが、行きは山側コースを行くことにする。
●一ノ鳥居から不動滝コースを分けるとすぐに橋を渡り山側を巻くコースに入る。新緑がまだ綺麗な緩やかな歩きやすい道を進んでいくと、意外にあっけなく二ノ鳥居に着く。二ノ鳥居には切株のベンチがあり休憩には恰好な小広場で、ヤマオダマキの薄黄色の花やグンナイフウロなどが咲いていた。
●二ノ鳥居を過ぎると、これまで緩やかだった道もやや急になり、火山館まで1kmと書かれた標識を過ぎると樹林帯を抜け出し、ササと疎らなカラマツの林となる。これまでの、ヤマオダマキやグンナイフウロに加え、クサフジやミソガワソウ、ハクサンフウロ、ウスユキソウなど、高山植物の種類も数も増してくる。
●さらに進むと、シャジクソウやムカゴトラノオ、ハクサンシャクナゲなどの高山植物が加わり、ガスの中から牙山なども見えてくる。硫黄の匂いが強くなってくると、温泉の湧き出てきそうな谷を渡り、少し登ると火山館に到着する。
●火山館はまだ営業していないが、トイレは使用できるようで、火山館も、スタッフらしき人がオープンの準備をしていた。ここには浅間神社の社もあり、休憩できる広場もあった。
●浅間神社でお参りをして火山館を出る。すぐに、アヤメが咲きマルバダケブキやアザミの蕾がある草原に出るが、そのすぐ先が車坂峠からの道と合流する湯ノ平口だ。
●湯ノ平口から、咲き終わったマイヅルソウの葉が目立つ、コケモモやネバリノギラン、ゴゼンタチバナなどの咲く道を抜けると賽の河原分岐に着く。
●分岐を過ぎると、背丈の低いカラマツと溶岩の開けた道となり、行く手には前掛山の山頂部らしきものがガスの間に見えてくる。すぐに森林限界を超え、前掛山を回り込むように登り始める。何時になったら火口の縁に出るのかわからないまま延々と急な山腹道を登っていく。
●山腹道をおよそ一時間登りようやく立入禁止の看板が現れるが、そこが前掛山火口の縁で、その先には前掛山の山頂がシェルターの先に見えている。まだまだ急な登りが続くように見えるが、実際にはそれ程急な坂も無く、前掛山の山頂に到着する。
●前掛山の先は通行禁止となっており、火口を挟んで浅間山本峰を見ることができる。反対側には今登って来た道がガスに切れ間に見ることができた。
●天気はどうやら下り坂、山頂から下り始めると雨粒が落ちてきた。雨はしだいに強くなってきたのでカッパの上着を着るが、さらに雨脚が強くなるのでカッパのズボンも履いた。幸い雷はなさそうだが長居は無用。時折強くなる雨の中下山を続けた。結局帰りに行こうとした不動滝も雨が降るので寄るのを止め、来た道を戻ることにした。

浅間山荘横の浅間山登山道入口 一ノ鳥居 新緑が美しい
二ノ鳥居 まばらなカラマツと笹の道を行く 登山道から見る笹とカラマツの山肌
ニホンカモシカに出合えるというカモシカ平 牙山がガスの合間に見える 温泉の谷を渡る
火山館 湯ノ平口 賽の河原分岐
森林限界を超えると前掛山が見えてくる 前掛山へ繋がる火口の縁 シェルターの向こうに前掛山が見える
前掛山へ続く火口の縁 前掛山山頂と浅間山本峰 火山館内部
シモツケ ウツボグサ トリアシショウマ
ダイコンソウ キツリフネ ナツノタムラソウ
ヤマホタルブクロ クルマユリ サワギク
カラマツソウ グンナイフウロ ヤマオダマキ
ミソガワソウ タカトウダイ ミヤマキンポウゲ
クサフジ ハクサンフウロ シャジクソウ
ミネウスユキソウ ムカゴトラノオ ハクサンシャクナゲ
オンタデ アヤメ マルバダケブキ
コケモモ グンバイヅル ネバリノギラン
ゴゼンタチバナ タカネニガナ

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