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小熊山
後立山連峰と木崎湖を望む新雪の低山を独り占め
2014年3月21日
小熊山(1,302.6m)
行程 木崎湖駐車場(10:04)・・・小熊山トレッキングコース入口(10:05)・・・林道小熊黒沢線分岐(11:34)・・・キャンプ場方面分岐(11:49)・・・小熊山南登山口(11:55)・・・小熊山(12:43-48)・・・小熊山北登山口(13:12)・・・小熊山南登山口(14:29-36)・・・林道小熊黒沢線分岐(14:46)・・・木崎湖駐車場(15:41)
山行記
●妻と3連休を利用して栂池高原まで来たが、スキーを滑る気は最初から無く、どこかでスノーシューを借りて山へ行こうと思っていた。宿でそんな話をしたら、宿の人が自分のスノーシューを貸してくれるということだったので、お言葉に甘えて、それをお借りして出かけることにした。
●前日は、爆弾低気圧の影響で大雪が降ったので、登山口まで除雪されているのか、また、ルートがわかるか心配だったが、木崎湖方面は、車を雪から掘り起こすのに苦労した栂池高原程雪が降らなかったようで、木崎湖駐車場まで問題なく入ることができたので、予定どおり登ることにした。
●駐車場の先で木崎湖から来る道が横切るが、そこが小熊山トレッキングコースの入口になる。案内に従い舗装された林道を歩き始めるが、歩き始めて数十mは雪が無いので、雪が現れたところでスノーシューを着けて歩くことにした。
●雪があるとはいえ、それ程深くはなく、スノーシューの底のスパイクが舗装路面に届くぐらいで、ストックも舗装路面に当たりカチカチと音がしていた。
●舗装道は、緩やかに登っていく。葉を落としきった樹林の合間から木崎湖が望まれ、少しずつではあるが高度が上がっていることがわかる。この長い長い林道も、傾斜が急になってくると、林道の分岐点に出る。ここは案内のとおり林道小熊黒沢線の方向に進むことになるが、ここからは、今シーズン除雪されたことがないのか、急に雪が深くなる。
●ようやくここからがスノーシューの真価が発揮される場面だ。さすがに除雪されていない林道は、ガードレールが見えない程雪が積もっている。足を置く場所によって沈み込み方が違うので、なるべく下が固まっている所を選んで歩いていく。
●しばらく歩くと、キャンプ場方面への分岐を経て、小熊山の南側の登山口に出る。登山口には、案内地図の書かれた大きな看板が立てられており、登り口には、金属製の階段が設置されていた。スノーシューで階段は無理かと思ったが、雪が多くて階段が埋まった状態だったので普通の斜面のように登ることができた。
●尾根上の道は、新雪で踏み跡が無くわかり辛いが、尾根を忠実に辿っていけばいい。時折展望が開け、餓鬼岳や唐沢岳、野口五郎岳などを望むことができた。
●道はやがて左に曲がり、急な尾根道となる。スノーシューでは限界に近い急な斜面はしばらく続くが、それを登りきると小熊山の山頂に到着する。山頂は予想に反して地味で、表示がなければ通り過ぎてしまいそうだ。樹林に囲まれ展望は無いが、樹林越しに木崎湖や青木湖を確認することができた。
●期待していた展望が得られなかったので、下山は、北側の登山口まで行き、林道を歩いて戻ってくれば、少しぐらいは展望のいいところもあるのではないかと期待して、そのまま踏み跡の無い緩やかな雪の斜面を降りていく。
●しかし、斜面は広い雪原状態で、踏み跡も無いので、道が合っているのか半信半疑で進んでいくが、ついに、最初あった赤いテープも見つからなくなってしまった。
●それでも、最悪来た道を戻ればいいと思い、地形図を頼りにそれらしいところを下っていくと、見事、北側の登山口に着くことができた。この間展望の開けるところはなかったので、後は林道にかけるしかない。
●林道の雪はやはり深く、スノーシューでも時折はまり込む。展望はというと、樹林越しに、迫力のある鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳を見ることができるのだが、今一つすっきりと見ることができないのがもどかしい。
●このままこんな状態が続くのかと諦めかけた時、すっきりと展望が開けたところがあり、そこからは、今まで樹林越しにしか見ることができなかった大迫力の鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳などを見ることができ大満足。また、そのすぐ先では猿の親子に出合ったりで、ここまで遠回りして正解だったようだ。
●しかし、この北側と南側の登山口を結ぶ林道は長く、1時間以上もかかってしまった。なんとか南の登山口まで辿り着くと、ここからは来た道を戻る。この日は天気が良く、除雪されたことのある林道小熊黒沢線分岐からは往きに積もっていた雪も解け始めており、途中でスノーシューを脱ぐことにした。

宿に停めた車もこんな感じ 背景は鹿島槍 木崎湖駐車場 小熊山ハイキングコース入口
林道から見る木崎湖 除雪されたことのある林道には雪の壁が 林道小熊黒沢線分岐
林道分岐を過ぎると急に雪が深くなる キャンプ場方面の分岐 南側の小熊山登山口
尾根から見る餓鬼岳、唐沢岳、野口五郎岳 地味で展望も無い小熊山山頂 踏み跡の無いなだらかな尾根を下る

北側の小熊山登山口

林道から見る爺ヶ岳スキー場と爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳

林道の雪は深い
林道から見る鹿島槍ヶ岳 林道から見る爺ヶ岳 林道では猿の親子に遭遇

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