| 佐武流山 | ||
| 急登の連続を越えて原生林の残る奥深い山へ | ||
| 日 | 2013年9月14日 | |
| 山 | 佐武流山(2,191.5m/200)、ワルサ峰(1,870m) | |
| 行程 | 中津川林道近道入口(4:41)・・・林道(5:41)・・・林道分岐(5:51)・・・檜俣川下降点(6:23)・・・物思平(7:45)・・・ワルサ峰(8:48)・・・西赤沢源頭(9:35-41)・・・坊主平(9:54-41)・・・佐武流山(10:45-11:26)・・・坊主平(12:03)・・・西赤沢源頭(12:14)・・・物思平(13:54-14:11)・・・渡渉点(14:59-15:11)・・・檜俣川下降点(15:30-36)・・・林道分岐(16:09)・・・中津川林道終点(17:05)・・・中津川林道近道入口(17:15) | |
| 山行記 | ●三連休を利用して北アルプスの、まだ繋がっていない部分を歩こうと計画していたが、いろいろな事情があって2転してこの佐武流山へ行くことになった。佐武流山は200名山で、信州百名山にもなっているが、比較的マイナーな山で、この山を知っている人はおそらく少ないだろう。 ●北アルプスへ行くつもりで金曜日から休みをとっていたので、金曜日の昼前に豊川を出て、平日なので、割引の少ない高速道路を使わずに秋山郷の登山口を目指す。道の駅さかえで車中泊し、未明に登山口の中津川林道終点を目指した。1時間足らずで登山口に着くと、まだ暗いが、この山は行程が長いので、ヘッドライトを点けて近道の標識から登り始めた。 ●最初はひたすら林道歩きだと思っていたが、近道は山道で、それも結構登っていくので、林道終点から林道を歩いたほうがよかったかとも思いながら歩く。暗い中、群生しているサラシナショウマがヘッドライトの光に浮き出て見える。 ●山道が林道と出合うと、程なく中津川林道終点から来る林道との分岐に出る。そこからまだ続く林道を歩き、中津川渡渉点への下降点を探し渡渉点へと下る。 ●中津川はある程度の水量があり、そこを飛び石で渡るのだが、飛び石が水中に没しているものがあり、ロープが掛けられているとはいえなかなか難易度が高い。ロープを頼りにストックを仕舞って渡渉を開始したが、途中でバランスを崩し持っていたロープに振られて転倒、水没してしまった。ここは不安定なロープに頼らず、ストックを突きながら慎重に渡るべきであったと後で思ったが既に遅く、幸いザックの中の荷物は濡れずに済んだが、靴にまで水が入り、以降そのままでまだ長い行程を歩かざるを得なくなってしまった。 ●渡渉点からは、急な坂を登る。少し登ると一段落するが、再びそれを超えるような急斜面が延々と続く。何とかそれを登りきると、物思平と表示のある樹林の中の平坦地に出る。そこからも木の根が張って不安定で歩き難い道を進む。 ●これまで樹林帯の中の展望の無い道が続いたが、突然周囲の開けたワルサ峰に到着する。天気は晴れで、本来ならば信越の山々が見渡せるところだろうが、残念ながらこの日は山々がガスを纏い見ることはできなかった。 ●ワルサ峰からは、木の根や岩の足下の悪いアップダウンが続き、中にはロープに頼らなければ登降できないような悪場もある。幾つかのピークを越え、本格的な登りが始まると、その途中に西赤沢源頭と表示のある苗場山方面への分岐がある。その後もさらに登りは続き、一段落すると坊主平と表示のある平坦地に出る。 ●さらに登り、小ピークを越えると道はやや緩やかになり、じめじめとした泥道が現れるようになる。水の干上がった地塘を越えると稜線上に佐武流山の山頂部が見え始める。山頂へと続く徐々に登っていく稜線を最後のひと踏ん張りで登っていけば、ようやく佐武流山の山頂だ。 ●ここまで来ても、相変わらず周囲の山々はガスを纏い見渡すことができずがっかりだが、長かった道のりがあっただけに山頂についた満足感はひとしおだ。 ●思いの外山頂で時間を過ごしてしまったが、まだ長い帰りの道程が控えている。渡渉失敗で崩したペースは最後まで戻らず、帰りも大幅に時間を費やしてしまった。最後の林道は近道ではなく林道を歩いていくことにした。どちらを通っても時間的には変わらないという話もあったが、やはり林道歩きの方が時間がかかるようだ。しかし、林道ではニホンカモシカの親子に出合うことができたので、その選択は間違っていなかったようだ。 ●林道を歩き、登山を開始した中津川林道の近道登山口に到着したのは既に午後5時を回っていた。水没で濡れた衣服は靴の中を除きすっかり乾いていた。 |
|
| 中津川林道終点手前の近道入口 | 中津川林道終点からの林道と合流する | 檜俣川への下降点 |
| 檜俣川の渡渉点 | 登るにつれ見えてくる月夜立岩 | 急登が一段落する物思平 |
| ワルサ峰付近では佐武流山山頂が見える | ワルサ峰山頂 | ワルサ峰を振り返る |
| 苗場山と分岐する西赤沢源頭 | 西赤沢源頭すぐにある坊主平 | 稜線の向こうに見える佐武流山の山頂部 |
![]() |
![]() |
|
| ようやく辿り着いた佐武流山山頂 | 林道に現れたニホンカモシカ | 続いてニホンカモシカの子供も現れた |
![]() |
![]() |
![]() |
| サラシナショウマ | キツリフネ | シラヒゲソウ |
![]() |
![]() |
![]() |
| ダイモンジソウ | ウド | カメバヒキオコシ |
![]() |
![]() |
![]() |
| ミヤマニガウリ | ミヤマアキノキリンソウ | ゴマナ |
![]() |
![]() |
![]() |
| イタドリ | キオン | クロバナヒキオコシ |
![]() |
![]() |
![]() |
| ズダヤクシュ | オトコエシ | ツルリンドウ |
![]() |
![]() |
![]() |
| オヤマリンドウ | ヤマハハコ | ヨツバヒヨドリ |
![]() |
![]() |
![]() |
| シラタマノキ | タニソバ | ツリバナ |
![]() |
![]() |
![]() |
| ミヤコグサ | ノコンギク | 特定外来生物のオオハンゴンソウも目立つ |