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天狗原山
知る人ぞ知る高山植物の豊富な北信の隠れた名山
2013年8月17日
天狗原山(2,197.1m)
行程 金山登山口(9:32)・・・水場(10:46)・・・ガレ場下(12:28)・・・天狗原山(14:12-24)・・・ガレ場下(15:17)・・・水場(16:10-18)・・・金山登山口(16:48)
山行記
●以前大渚山を登った時、雨飾山と並んで金山、天狗原山が大きく聳えるのを見て以来、一度登ってみたいと思っていた。しかし、金山までは片道5時間ぐらいかかり、妻と一緒ではとても行き着くことができないと思い、今回は天狗原山まで登ることにした。それでも、天狗原山まででも片道4時間はかかるので、とにかく行けるところまで行ってみることにした。
●朝5時に豊川を出てきたが、やはり小谷温泉の奥まではそれなりの時間がかかり、登山口の駐車スペースは既に満車状態だった
。しかし、何とか停められそうなところがあったので、そこに駐車することにした。時間がかかる山だが、歩き始めた時間は9時半、もう1時間でも早く出て来るべきだったと思ったが仕方がない。
●駐車スペースのすぐ先が金山登山口、そこからいきなり急なジグザグの急坂が始まる。この山は山頂付近が高山植物の宝庫ということで知る人ぞ知る山だが、オクモミジハグマやジャコウソウ、トチバニンジン、ミズバショウなど、この辺りから豊富な植生が垣間見られる。
●急坂が一段落すると広場に出る。その一角には水場があり、周りには立派なブナの木が目立つ。広場から少し急登を登ると、今度は、沢のような掘割状の滑りやすい急登を登ることになる。道沿いには、ミヤマツボスミレやキヌガサソウ、ヤグルマソウなど花の種類も多い。
●沢の道を抜けると目前に崖が迫ってくるが、ここがコース案内でガレ場と呼ばれる所で、ロープに掴まりながら、ガレとザレで滑りやすいその斜面を登る。周囲の開けたガレ場からは、妙高山や黒姫山、戸隠の山々など北信の山々を展望することができ、北信の山を登っていることを実感させられる。
●ガレ場を登りきっても急登はさらに続き、途中山頂かと思われるピークを見ながらひたすら登る。樹林帯の中の道は、いつしか高い木も無くなり、笹の道をジグザグに登るようになる。ニッコウキスゲやオタカラコウなど高山植物もさらに種類を増し、やがて稜線に出る。
●稜線から山頂まで続く緩やかな登山道は、まさにお花畑だ。ハクサンフウロやハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、クルマユリ、ミヤマダイモンジソウなど、高山のお花畑を彩る定番の花々が咲き競っている。
●やがて天狗原山と書かれた黄色の山頂標柱が現れるが、先に目をやれば、金山へと緩やかに続く稜線が見える。その間は素晴らしいお花畑が続くということだが、帰りの時間を考えると時間的に限界で、山頂で一服した後、途中でリタイヤした妻の待つ駐車地点を目指して来た道を戻ることにした。

金山、天狗原山登山道入口 水場のある広場 大きなブナの木が目立つ
滑りやすい掘割状の道 ガレ場が見えてくる ガレ場から見る戸隠の峰々
ガレ場から見る妙高山と黒姫山 天狗原山山頂 天狗原山山頂から見る金山と焼山
ニッコウキスゲ ウサギギク チングルマ
クルマユリ ヨツバシオガマ ハクサンチドリ
シナノキンバイ ミヤマダイモンジソウ コイワカガミ
ミヤマホツツジ キバナノコマノツメ シラタマノキ
ハクサンフウロ ミツバオウレン オタカラコウ
サンカヨウ ウラジロナナカマド ハクサンボウフウ
ツマトリソウ タカネナデシコ ミヤマトリカブト
ヤマハハコ ホタルサイコ キバナノカワラマツバ
ゴゼンタチバナ オオレイジンソウ キヌガサソウ
ハクサンオミナエシ タカネマツムシソウ ホツツジ
ジャコウソウ ミヤマシシウド エゾアジサイ
オクモミジハグマ ズダヤクシュ ミヤマママコナ
ミヤマアキノキリンソウ コバノイチヤクソウ タテヤマウツボグサ
ダイニチアザミ イワオウギ ヤグルマソウ
ミヤマツボスミレ モミジカラマツ ミヤマカラマツ
ミヤマキンポウゲ ナンテンハギ ツルリンドウ
ミヤマコウゾリナ テンニンソウ トチバニンジン
ソバナ クサボタン ミヤマコゴメグサ
クロクモソウ カニコウモリ サワオトギリ

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