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北岳
梅雨明けにもかかわらず雨模様の日本第二の高峰
2012年7月21〜22日
北岳D(3.193m/百名山)
行程 21日 芦安第二駐車場(5:10)━━広河原(6:28)・・・広河原山荘(6:35-43)・・・白根御池分岐(7:08)・・・二俣(9:12-30)・・・白根御池分岐(11:50)・・・小太郎分岐(12:16)・・・北岳肩の小屋(13:10)天幕泊
22日 北岳肩の小屋(6:16)・・・北岳(7:01-50)・・・北岳肩の小屋(8:25-9:10)・・・小太郎分岐(9:34)・・・白根御池分岐(9:51)・・・白根御池小屋(11:08-42)・・・白根御池分岐(13:26)・・・広河原(13:54)・・・芦安第二駐車場
山行記
一日目
●今回は、会社のクラブでの山行で、久々のテント泊。荷物は格段に重くなる。最近テント泊はおろか山中泊自体ご無沙汰で、しかも、梅雨明けしたとはいえ天気も今ひとつだ。
●芦安で仮眠して朝一の乗り合いタクシーで広河原まで行くと、早速支度をして登り始める。この時点ではまだ雨は降り出していなかった。
●吊橋を渡り、広河原山荘の前を通って登りにかかる。久々の荷物の重みが足に応える。少し歩くと白根御池方面への分岐に出るが、ここは、二俣方面へ進む。
●しばらく大樺沢を見ながら単調な登りが続く。やはりアルプスではバイカウツギやタカネグンナイフウロなど、低山ではなかなか見られないような花が多く見られるのは慰めだ。
●しだいに大樺沢に残雪が見られるようになり、二俣が近づくと残雪の上を歩くようになる。雪は適度な硬さなので、アイゼンを履く必要はないが、足跡が自分のピッチと合わないので歩きにくい。
●二俣にはバイオトイレがあり多くの人達が休憩をしている。ここは、そのまま雪渓を登り八本歯のコルへ進む道と白根御池へ戻る道、小太郎分岐を経て北岳へ向かう道との分岐となっている。この辺りまで来てようやく雨が降り出した。細かい雨だがついにカッパの上着を着る。
●さて、ここから急な道が始まる。やはり重い荷物が負担となり立ち止まる回数も増えてくるが、タカネグンナイフウロやシナノキンバイ、サンリンソウなど、花の種類、数共に増えてくるので、写真を撮るのもいい休憩になる。雨は降ったり止んだりで、なかなか予測ができない。
●稜線が近付くと、一面のお花畑が広がる。シナノキンバイやミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲなど、種類もその数も豊富で見事だ。
●きつい登だが白根御池からの道との合流点を過ぎれば稜線まではあと少しだ。残った力を振り絞って登ると小太郎山方面から続く稜線に出る。稜線はガスが濃く周囲を見渡すこともできない。雨も止み間なく降るようになってきた。
●ここまで来ても、今日の宿泊地である北岳の肩まではまだ少し頑張らなければならない。稜線では、オヤマノエンドウやミヤマダイコンソウ、イワウメ、アオノツガザクラなど、高山の稜線でしか見られない花が多く見られるが、雨も強くなりなかなか写真を撮ることも難しい状況だ。
●稜線に出てもアップダウンが多く、ガスっているので山頂や小屋の姿も見えず、ただただひたすら歩くだけだ。ようやくテントが見えるとそこは北岳肩の下の段のテント場で、その一段上が北岳肩の小屋の建つ上の段のテント場だ。
●雨の中テントを設営しテントの中へ潜り込む。何度経験しても雨の日は嫌だ。この日は、少し宴会をしながら夕食を摂って明日に備える。
二日目
●夜中にも雨が強く降るときがあり心配したが、朝には雨も一時上がりガスの間に仙丈岳や鳳凰三山、甲斐駒ケ岳などが顔を出していてまずは一安心。朝食を摂るといよいよ北岳のピークを目指す。
●年のせいか、昨日の疲労を持ち越していて、空身にもかかわらず足取りは重い。高山植物を励みに登ればようやく山頂に到着する。さすがは日本第二の高峰、山頂は老若男女の登山者でいっぱいだ。
●山頂でも時折ガスが取れ、北岳山荘方面や両俣方面へ続く尾根などを俯瞰することができた。上空にも青空が見え隠れするようになったので、ガスが晴れるのを期待してしばらく待ってみたが、これ以上回復しそうもないので下りることにする。
●テント場に戻りテントを撤収し、下山は、ソフトクリームで有名な白根御池小屋方面に下る。高山植物のお花畑の途中から分岐すると、往きに登った二俣からの登りよりも急な坂が白根御池小屋付近まで続く。
●ようやく白根御池小屋に着く頃、雨が強くなってきた。急いで白根御池小屋へ逃げ込み、名物のソフトクリームを食べながら暫しの休憩をとる。
●白根御池小屋から地図上ではしばらく平坦な道が続くように見てとれるが、実際はアップダウンが多く歩き難い道だ。道は途中から尾根を下るようになるが、これもまた急な道だ。
●道がしだいに緩やかになると、二俣から来る道と合流する。後は芦安往きの乗り合いタクシーが待つ広河原まで、昨日歩いた道を戻るだけだ。

広河原バスターミナル 広河原山荘 白根御池方面分岐
大樺沢の雪渓を登る 二股 白根御池方面下降点
小太郎分岐 北岳肩 北岳肩のテント場
地蔵岳のオベリスクが見えた 北岳山頂 白根御池小屋
ヤマホタルブクロ サワギク キツリフネ
チダケサシ エゾノヨツバムグラ バイカウツギ
ズダヤクシュ グンナイフウロ
ツマトリソウ マルバダケブキ シナノキンバイ
キバナノコマノツメ クロユリ ハクサンイチゲ
アオノツガザクラ クモマナズナ タカネヤハズハハコ
コケモモ タカネツメクサ ツガザクラ
ミヤマダイコンソウ イワウメ キタダケソウ
イワヒゲ キバナシャクナゲ オヤマノエンドウ
チシマアマナ イワベンケイ チョウノスケソウ
ミヤマシオガマ ウラジロタデ
シコタンソウ コメバツガザクラ イワカガミ
ムカゴトラノオ ヨツバシオガマ ウラジロナナカマド
ハクサンチドリ クルマユリ サンリンソウ
マイヅルソウ ウサギギク ミヤマハナシノブ
ヤグルマソウ ハクサンフウロ ゴゼンタチバナ
ギンリョウソウ トリアシショウマ ミヤマカラマツ
アオフタバラン キソチドリ クモキリソウ

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