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己高山
往時の仏教文化の香りを色濃く残す近江の名山の紅葉はまだ始まったばかり
2011年11月12日
己高山(922.6m)
行程 己高山駐車場(8:21)・・・尾根コース、谷コース分岐(8:47)・・・二合目(8:52)・・・三合目(9:11)・・・四合目(9:24)・・・六地蔵(9:33)・・・五合目(9:46)・・・馬止め(10:03)・・・六合目(牛留/10:04)・・・鶏足寺跡(10:34)・・・頂上への分岐(10:45)・・・己高山(10:57-11:31)・・・頂上への分岐(11:41)・・・鶏足寺跡(11:49)・・・六合目(牛留/12:13)・・・五合目(12:24)・・・三合目(林道/12:48)・・・尾根コース、谷コース分岐(13:03)・・・己高山駐車場(13:23)
山行記
●近頃紅葉を求めていろいろな山へ行ってはみるが、これまでのところなかなか満足するような紅葉に出会えていない。今度こそはと期待を込め、紅葉のよさそうな滋賀県の己高山へ行ってみることにした。
●己高山の登山口は、己高庵のすぐ下にある駐車場。ここには登山届用のポストが設置されている。道は車止めもなく続いているが、工事中で通行止めということなので、そこに車を置き、早速出発する。
●道端には無数のミゾソバが赤っぽい花を付けている。車の通ることのできる未舗装の道路は、工事中の堰堤を過ぎて少し行ったところで谷コースと尾根コースに分かれる。そのまま車の通ることのできる道を進めば谷コースで、山道を急に登るのが尾根コースだが、往きは尾根コースを行くことにする。
●尾根コースは始めから急坂が延々と続き、しかも、掘割状となった滑りやすい道で意外と大変だが、雑木の中、森林浴気分で歩くことができる。肝心の紅葉の方はまだまだ始まっていない状態だが、ここの紅葉も他の山域と同様、例年と比べて遅れているようだ。
●二合目、三合目、四合目と続く単調な急坂も、六地蔵で一段落。六地蔵は、阿弥陀如来を中心として6体のお地蔵様が祭られている広場で、最初の休憩をとるには格好の場所だ。
●六地蔵のすぐ上が五合目で、ここで谷コースと合流する。更に進むと馬止めというところに着く。昔は鶏足寺へ参拝に行く人が、ここへ馬を留め置き、歩いて向かったと言うことだ。
●そのすぐ上は六合目の牛留という展望所になっているが、往きはガスで何も見ることができなかった。しかし、帰りには展望が開け、琵琶湖やそれに浮かぶ竹生島、手前に山本山、近江盆地などを見ることができた。
●紅葉は少しづついい色になってきたがまだ早い感じ、足元にはイワカガミの葉が目立つ。こぶ杉のあるところは既にかつての鶏足寺の敷地の中。すぐに、灯篭などが現れ、旧鶏足寺跡の中心部にあたる広場に出る。
●鶏足寺跡から不安定なトラバース道を進むと、山頂への分岐に出るので、山頂の方へ最後の登りにかかる。最初の部分はロープが設置されたかなりの急登で大変だが、この辺りは紅葉真っ盛りで、それを見ながら頑張れば、己高山山頂に着く。
●己高山山頂は木々に囲まれ展望が利かないが、すぐ先に開けたところがあり、そこから金糞岳などを見ることができた。また、ここは暖かいらしく、ホツツジやガマズミの花が咲いていた。
●久々に好天に恵まれ、気持ちがいいので、いつまで居ても飽きないが、食事と休憩をして下山を始めることにした。帰りは往きよりも陽が差し、紅葉も余計に映えて見えた。
●帰りは、五合目から谷コースを下りることにした。谷コースという名前から渡渉を繰り返すようなイメージを抱いていたが、沢は現れず、ひたすら谷筋を下るコースで、途中の三合目で林道に出ると、そのまま傾斜のある林道を歩くことになるので、尾根コースよりも下りとして歩くのには正解だった。
●林道は意外と長いが、その先で往きに谷コースと分かれた分岐を通り、後は駐車場まで戻るだけだ。登山後の楽しみの風呂は、駐車場のすぐ上にある己高庵で入る。己高庵は、庵という文字から連想するひなびたイメージとは違い、清潔で設備の整ったいい風呂だった。

己高山駐車場 砂防工事 谷コース、尾根コース分岐
滑りやすい掘割状の急坂が続く二合目 まだ紅葉は始まっていない三合目 一本目の送電線鉄塔
広場になっている六地蔵 阿弥陀如来を中心に可愛いお地蔵様が並ぶ 五合目で谷コースと合流する
二本目の送電線鉄塔 馬止め 六合目の牛留め
こぶ杉の辺りはもう鶏足寺の敷地内 鶏足寺跡は広場になっている 鶏足寺の案内板
頂上への分岐点 己高山山頂 己高山山頂から見る金糞岳
牛留から見る琵琶湖と竹生島、山本山 紅葉の様子
ミゾソバ ツリガネニンジン ゲンノショウコ
ヌマダイコン アキノキリンソウ
ホツツジ ツルリンドウ コバノガマズミ
マムシグサ ソヨゴ コマユミ
ヒヨドリジョウゴ ミヤマシキミ

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