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黒姫山
紅葉と植物の垂直分布を楽しむ北信の200名山
2011年10月23日
黒姫山(2,053m/200)
行程 町民の森登山口(6:28)・・・二合目「弘法清水上」(7:22)・・・最後の林道(7:23)・・・しなの木(7:37)・・・三合目「夫婦岩(七曲り下)」(7:40)・・・四合目「七曲り上」(8:20)・・・五合目「日ノ出石」(8:48)・・・六合目「ぶな林帯」(9:08)・・・七合目「だけかんば帯」(9:38)・・・八合目「ひかりごけ」(9:55)・・・九合目「あおとど帯」(10:16)・・・稜線分岐(10:24)・・・黒姫山(10:37-11:00)・・・稜線分岐(11:12)・・・九合目(11:17)・・・八合目(11:42)・・・六合目(12:09)・・・五合目(12:24)・・・四合目(12:39)・・・三合目(13:10)・・・最後の林道(13:21)・・・町民の森登山口(13:21)
山行記
●北信五岳に数えられる黒姫山は、円錐形の美しい山容で、登高意欲をそそられるが、今まで機会がなく未登のままだった。しかし、今回紅葉の山を計画することになり、この山を選ぶことにした。
●本来ならボリュームのあるこの山を1日目に登っておく方が気が楽なのだが、週間天気予報で1日目の天気が悪そうだったので、帰る予定の2日目に差し替えた。結果的にはこの日もいい予報ではないが、とにかく登るつもりで登山口へ向かう。
●この日も登山口がわからず迷ったが、「町民の森」の案内があるところに、トイレのある休憩舎と駐車スペースがあったので、そこに車を停めて支度をする。まだこの時点では雨は降っておらず、黒姫山や妙高山も見ることができた。
●平坦な公園内の道を過ぎ、何度も林道を横切りながら歩いていくが、距離が長いだけで、高度が稼げないので心配になってくる。
●弘法清水上と書かれた二合目を示す看板を過ぎ、林道を横切ると本格的な登りが始まる。緩やかな登山道を、巨大なシナノキを見て進むと三合目の七曲り下に出る。
●七曲りは、その名のとおり大きくジグザグを繰り返しながら高度を上げていくが、7ではなく11回曲がることになる。このあたりは紅葉がいい具合で、日差しを透過した色付いた木々の葉が美しく、見とれていてなかなか進まない。
●七曲りが終わると四合目の七曲り上。この辺りから林相は、カラマツや雑木から見事なブナの林へとかわる。傾斜も急となり、これが山頂近くまで続く。
●ブナ林帯は五合目の日ノ出石、ぶな林帯と名の付いた六合目を過ぎるまで続き、七合目付近からはダケカンバの林となる。七合目付近からは、濡れた岩が多く滑りやすいので、登るのに難渋する。しかし、この付近にはヒカリゴケが自生しており、暗い洞窟の中、怪しくも美しい光を放っていた。
●八合目はヒカリゴケと名が付けられ、九合目はアオトド帯と名づけられたアオモリトドマツの林となる。急な登りが続くが、九合目を過ぎると緩やかになり、やがて黒姫乗越から来る道と合流する稜線に出る。
●ここまで来れば後少しだと思うが、ぬかるみや滑りやすい岩などが多くて歩きにくく、意外と長く感じる。なんとか我慢して歩けば、開けた黒姫山の山頂に着く。
●途中まで飯綱山や山麓などが見えていたので、山頂からの展望を期待していたのが、途中からガスが出てきて、結局この日も山頂からの展望が得られなかった。
●既に多くの登山者が休憩していて、休憩する場所を見つけるのに苦労した。また、山頂は風が吹いていて寒く、ゆっくりと休憩しているような状況ではなかった。
●下山は同じ道を戻るが、往きよりもさらにガスは濃くなり、途中からは雨が降り出した。最初は樹林帯でそれほど苦にはならなかったが、七曲り下辺りから雨脚が強くなってきて、雨具を出さなければならないほどになった。しかし、後は平坦な道ばかりなので、カッパは着ず傘を差して下りることにした。

町民の森登山口と黒姫山 登山口の休憩舎と妙高山 何度も林道を横切る
二合目の弘法清水上 最後の林道から本格的な山道が始まる 巨大なシナノキ
三合目の七曲り下 隣の飯綱山が見えた 紅葉の様子
七曲りの紅葉の様子
四合目の七曲り上 見事なブナ林 五合目の日ノ出石
九合目のあおとど帯 稜線分岐 黒姫山山頂
アザミ アキノキリンソウ
ノブドウ イヌトウバナ ツルリンドウ
ガマズミ ヒカリゴケ
ゴゼンタチバナ マイヅルソウ ムラサキシキブ

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