| 斜里岳 | ||
| 思った以上に手強かったが360度の大展望が待っていた道東の日本百名山 | ||
| 日 | 2011年8月28日 | |
| 山 | 斜里岳(1,547m/百名山) | |
| 行程 | 清岳荘(6:12)・・・林道終点(6:30)・・・仙人堂(7:03)・・・下二股(7:18)・・・羽衣の滝(7:40)・・・万丈の滝(8:07)・・・見晴の滝(8:21)・・・七重の滝(8:23)・・・竜神の滝(8:25)・・・上二股(8:54)・・・馬の背(9:25-38)・・・斜里岳(9:55-10:31)・・・下二股(11:16)・・・熊見峠(12:01)・・・下二股(13:00)・・・林道終点(13:44-48)・・・清岳荘(14:06) | |
| 山行記 | ●北海道2山目は斜里岳。斜里の温泉から登山口の清岳荘を目指すが、ナビがセットできず、一度は違う登山口に向かっているのに気付き、引き返すが結局20〜30分のタイムロス。気を取り直し、地図で再確認してようやく清岳荘の駐車場に着いた時には既に多くの車が停まっていた。 ●登山口は清岳荘のすぐ前で、6段の丸太の階段を登ると平坦な山道が始まる。5分程で未舗装の林道に出るので、しばらくはこれを歩く。まだ早朝なので、マツヨイグサの花はまだ開いており、外にもノコギリソウやヨツバヒヨドリ、サラシナショウマ、オオイタドリなどが咲いていて賑やかだ。 ●クマ出没注意の林道終点からは本格的な登山道が始まり、沢沿いを歩くようになる。ガイドでは飛び石で何度か沢を渡るとあるが、渡渉点は十数回を数え、しかも水位が高めなのでなかなかルートを探すのが大変だ。沢沿いには、クロクモソウやダイモンジソウなどが咲いているが、渡渉が大変でゆっくり見ている暇がない。 ●渡渉で大きくリズムを崩しながらも、ようやく新道コースと旧道コースに分かれる上二股に着く。往きはそのまま沢沿いを行く旧道コースを選んで進む。しかし、上二股からも、渡渉や沢の流れの中を歩く箇所が多く、上二股までのコースの延長だ。しかも、しだいに傾斜を増す沢筋は、多くの滝を形成し、更に急で歩き難くなっている。 ●水蓮の滝から始まり、羽衣の滝、万丈の滝、見晴の滝、七重の滝、竜神の滝と次々と滝が現れ、見事な滝を楽しみたいところだが、滝の一角を登る箇所やロープで岩場を這い上るところなどもありそれどころではない。しかし、ミソガワソウやキツリフネ、エゾトリカブトなど花の種類は更に豊富になる。 ●沢の水量が少なくなってくると上二股に到着する。ここは新道コースとの合流点で、やがて水はなくなり、以降背の低いダケカンバとハイマツの中を登り始める。この斜面を登りきったところが稜線といった感覚で、実際その通りなのだが、それがやたらと長い。斜度は上部に行くに従って増していき、胸突き八丁と呼ばれる急坂を登りきったところが馬の背と呼ばれる稜線の鞍部だ。 ●馬の背で少し休憩をした後、いよいよ山頂を目指す。更に急な登りになると思いきや、思った程急でもなく、呆気なく山頂に着いてしまう。決して緩やかな登りではないはずなのだが、その手前の胸突き八丁がいかに大変だったのかがよくわかる。 ●斜里岳山頂は、地元の人でもなかなか経験したことがないという好天で、まさに360度の大展望だ。斜里、清里の市街地から網走の市街地、その向こうに広がるオホーツク海、昨日登った羅臼岳を主峰とする知床連山、クナシリ島やエトロフ島、屈斜路湖や摩周湖に阿寒の山々、そして大雪山系まで広がる大展望は、まさにここまでたどり着いたものだけが味わえるご褒美だ。 ●山頂で珍しく長時間展望を楽しんだ後、下山を開始する。上二股からは、滑りやすい急斜面が連続する旧道コースは避け、新道コースを下ることにした。しかし、新道コースも大変で、熊見峠まではアップダウンを繰り返すが、むしろ登りのが多いという印象で、熊見峠からは、ずり落ちそうな急降下が延々と続き、疲労のたまった足にはとてもきつい。 ●下二股からは、往きに苦労した渡渉の連続だが、朝と比べ水位も低くなっており、意外と簡単に通過することができた。旧道コースの濡れた急斜面や胸突き八丁、新道コースの急斜面などを考えると、斜里岳は、昨日登った羅臼岳よりも所要時間こそ短いものの、はるかに大変な山だった。 |
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| 清岳荘前の登山口 | 林道終点 | 河原歩きと渡渉が続く |
| 太陽が上る | 下二股 | 羽衣の滝 |
| 万丈の滝 | 見晴の滝上部からはオホーツク海が見える | 八合目 |
| 滝の縁は滑りやすい | 上二股 | 馬ノ背から山頂を見上げる |
| 斜里岳山頂 | 山頂から見た摩周湖 | 山頂から見た屈斜路湖 |
| 山頂から見た南斜里岳 | 山頂から見たクナシリ島とエトロフ島 | 山頂から見た羅臼岳と知床連山 |
| 山頂から見た斜里の街とオホーツク海 | 山頂から見た阿寒の山々 | 熊見峠へと続く新道コース |
| 熊見峠付近から斜里岳を振り返る | 熊見峠 | ようやく清岳荘に辿り着く |
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| マツヨイグサ | アキノキリンソウ | ヨツバヒヨドリ |
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| サラシナショウマ | ノコギリソウ | オオイタドリ |
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| ダイモンジソウ | クロクモソウ | ミソガワソウ |
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| キツリフネ | チシマクロクモソウ | ミミコウモリ |
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| エゾトリカブト | チシマアザミ | コウメバチソウ |
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| チングルマ | タカネトウウチソウ | ヤマハハコ |
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| ハイオトギリ | チシマワレモコウ | |
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| ナガバノキタアザミ | オオヨモギ | |
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| コケモモ | タカネナナカマド | コウゾリナ |