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石津御岳、多度山
新年早々歩いた濃尾平野を一望する養老山地南部の縦走コース
2011年1月2日
石津御岳(629.0m)、多度山(403.3m)
行程 牛久保駅(5:46)━━豊橋駅(5:57-6:24)━━名古屋駅(7:17-7:27)━━桑名駅(7:52-8:07)━━石津駅(8:27-8:48)・・・「左御岳道」石柱(9:00)・・・一合目(9:12)・・・四合目(展望デッキ/9:36)・・・七合目(10:03)・・・石津御岳山頂(10:22)・・・御嶽神社頂上社(10:27)・・・林道出合(10:35-43)・・・美濃松山駅分岐(11:19-24)・・・多度峡分岐(11:47)・・・多度山(12:09-28)・・・多度大社分岐(13:13)・・・多度大社(13:30-14:09)・・・多度駅(14:28-14:57)━━大垣駅(15:59-16:11)━━豊橋駅(17:39-17:57)━━牛久保駅(18:05)
山行記
●この日もカーナビ、ETC付きの車が使えないので、電車での山行となった。とは言ってもなかなか交通の便のいい山が思い浮かばなかったので、ガイドブックでたまたま見つけた、石津御岳から多度山へ巡るコースを歩き、最後に白馬伝説で有名な多度大社で新年のお参りをしてくるという、いかにも新年にふさわしいコースを選んだ。
●例によって朝一番の飯田線で牛久保駅を出発し、豊橋から東海道本線の新快速で名古屋、関西本線で桑名まで行き、近鉄養老線で石津駅まで行く。これならJR区間は青空フリー切符を使えば2,500円で乗り放題なので割安で行ける。
●近鉄養老線の石津駅は、想像通りひなびた無人駅で、乗降客もあまり見かけない。とにかく登山口を目指して歩くが、最初から上り坂で、緩やかに高度を上げていく。振り返れば、みかん畑の向こうに揖斐川が、そのさらに向こうに高層ビルが立ち並ぶ名古屋市街や恵那山などが見える。
●「左御岳道」の石柱を過ぎると更に傾斜がきつくなり、やがて御嶽神社の里宮に到着する。ここには、「海抜120m」という表示があり、かなり登ってきたことを実感する。
●御嶽神社の立派な鳥居を潜ると傾斜のある階段が続き、その先の広場が登山道の入口となっている。そこには「いしづ里山公園案内図」という大きな案内があり、登山道の四合目にある展望デッキまでの詳しい案内がされている。
●登山口からは、よく整備された九十九折りの坂が続き、合目や標高、展望台までの距離など様々な案内があり少々戸惑うが、いい目安で、励みにもなる。
●四合目にある展望デッキにはまだ雪が多く残っていた。その上からその展望を確認してみたが、木々が成長し過ぎてすっきりとした好展望を得ることはできなかった。
●四合目から少し行くと、展望のいい採石場の上に出る。ここからは、下で見たよりも景色はよりせり上がり、揖斐川、長良川、木曽川の木曽三川の向こうに濃尾平野が一望でき、きらきら光る伊勢湾や岐阜の山々、恵那山、中央アルプスまで見渡すことができた。
●その先で採石場へ下る道と分岐すると、再び樹林帯の中の道となり山腹を登る。やがて、尾根に出たところが七合目。ここからしばらく樹林帯の中の尾根道を進むが、しだいに道は急になってきて雪も多くなってくる。ふと道脇に目をやると、石津御岳という表示と四等三角点が見つかった。これでは気がつかずに通り過ぎてしまっても仕方がない。
●三角点の先には小屋が見えるが、これが宿舎で、更に右に進んだ先に御岳神社の頂上社があり、小さな可愛い雪だるまが作って置いてあった。近くには標高は650mという表示があり、どうやらここが一番高い所なのだろう。三角点は629.0mなので、そこより20mも高いことになる。改めて、山頂とはそもそも何処を指すものかということがわからなくなってくる。
●山頂からは、樹林の中の平坦な道を進むが、すぐに下り始め、舗装された林道と合流する。ここからは案内に従って、しばらく雪が積もって滑りやすい舗装道路を歩き、赤白の大きな鉄塔へ向けて登っていく。赤い鉄塔は周りをぐるりと回って、後は稜線を歩いていくが、融けかけた雪と落ち葉でふかふかになった道はことのほか歩き難い。
●先はまだまだ長いので若干焦りを感じるが、思ったようにペースは上がらない。樹林帯の中の道が、まるで盛土された高速道路のように細く平坦に続くようになると、間もなく多度峡と山上公園を分ける分岐点に付く。
●分岐を山上公園の方へ進むと、大きな鉄塔が幾つも現れ、その間の舗装道を進んでいくと、鉄骨の屋根のある展望所に出る。どうやらここが多度山山頂のようで、立派な神社が立てられており、片隅には三角点があるのを見つけることができた。
●ここからの展望は素晴らしく、濃尾平野が一望でき、なかなか何処が見えているのかは同定できないが、伊勢湾から知多半島方面まで見えているのだろう。
●山上公園で展望を堪能した後、舗装道路を下る。展望コースと名付けられているが、思ったよりも樹林が多く、所々展望所が整備されているだけだ。舗装された九十九折りの舗装道を歩いて降りるのはやたら長くて疲れるが、我慢してひたすら下ると、ようやく多度大社への分岐点に到着した。
●分岐から多度大社まで1.2kmとあるので安心するが、意外と登りが続き大変な道だった。道が下り始めると突然多度大社の一角に飛び出す。多度大社は、予想を上回る参拝者でごった返していた。
●とりあえす新年のお参りをしようと列に並ぶが、結局並び始めてからお参りするまで30分もかかってしまった。昨日の砥鹿神社も例年になく賑やかだったが、今年はパワースポットブームも相まって、各地の神社が賑やかくなっているのだろうか。
●多度大社からは、駐車場を待つ車の列を尻目に、多度駅まで歩いた。多度大社は、豊川稲荷のように門前町が発達しているというイメージでいたが、お土産店も飲食店も無く、駅前商店街もシャッター街となっていたのは意外だった。

ひなびた近鉄養老線石津駅 「御岳道左」の石柱 揖斐川と濃尾平野の展望が広がる
御岳神社手前から見た名古屋の高層ビル群 御岳神社手前から見た恵那山 御岳神社里宮
石津御岳登山口 一合目 二合目
三合目 四合目の展望デッキには雪が残る 展望デッキから見る木曽三川と濃尾平野
採石場上部では周囲が開ける 採石場上部からは濃尾平野がせり上がる きらきら光る木曽三川と伊勢湾
採石場を見下ろす 七合目で尾根道に出る 目立たない石津御岳山頂(三角点)
山頂の宿泊所 可愛い雪だるまが置かれた御岳神社頂上社 林道出合から舗装道を歩く
舗装道を歩いて赤白の大きな鉄塔を目指す ふかふかの雪と落ち葉で歩き難い稜線道 美濃松島駅方面分岐
盛土されたような平坦な狭い道 多度峡方面分岐 山上公園への道には鉄塔が多く立つ

多度山山頂の目立たない三角点

多度山山頂展望所から見た木曽三川と名古屋の市街地

多度山山頂の展望所
多度山上公園入口 多度山の下りには展望所が何箇所かある 九十九折れの舗装道をひたすら下る
多度大社方面分岐(あと1.2km) 新年で賑わう多度大社本殿 近鉄養老線で帰途につく

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