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櫛形山
すっかりアヤメを見ることができなくなった「アヤメで有名な櫛形山」
2010年7月18日
櫛形山(2,051.7m/200)、裸山(2,002.6m)
行程 櫛形山林道展望台(9:03)・・・もみじ平分岐(10:00)・・・アヤメ平(10:50-11:05)・・・裸山(11:32-39)・・・櫛形山(12:23-50)・・・祠頭(13:21-25)・・・櫛形山林道(14:00)・・・櫛形山林道展望台(14:40)
山行記
●山頂付近にアヤメが群生するという櫛形山へ行ってみたいと思ったのは何年か前だが、なかなか行く機会に恵まれずここまできてしまった。今年こそはと計画し、アヤメも一番いいだろうという時を選んで出掛けた。
●今回登山口にする櫛形山林道北尾根展望台の駐車スペースには、既に多くの車が停まっているが、まだスペースがあるのでそこに車を置いた。展望台と名が付く場所だが、生憎の山を覆うガスのため展望は利かない。
●身支度を整えると、駐車スペースから始まる木の階段を登り始める。登るに従って、ガスはますます濃くなり、単調な急坂は延々と続く。道端には咲き終わったフタリシズカやナツノタムラソウ、トリアシショウマなど、地味な花が多い。
●ガスの中の単調な登りにも飽きた頃、道は平坦になり、ガスとサルオガセがまとわりついた木々が並ぶ幻想的な光景が広がり、花芽をいっぱい付けたマルバダケブキやタカネグンナイフウロが目立ち始めると、アヤメ平に着く。
●しかし、期待したアヤメは鹿の食害で打撃を受けたらしく、1株も見ることができない。しかも、このような状況は、数年前から続いているらしいのだが、観光情報などにはとりあげられず、アヤメの櫛形山というイメージだけ残っているようだ。
●アヤメ平から裸山へ向かう。マルバダケブキが道沿いに群生している様子は、南アルプスの北荒川岳山腹で見て以来で、これらが一斉に咲けば見事な光景になることだろう。
●裸山もアヤメが多いとされているが、ネットで囲った中にたった2輪咲いているだけだった。裸山の山頂は、三角点がど真ん中にある裸地で、数組のパーティーが日陰を見つけて休憩をしていた。
●裸山の山頂一帯ではジャノメチョウの一種のウラジャノメが大量発生していて、そのうちの一頭が、手や肩にとまっているなと思っていたら、肩にとまったまま、いくら歩いても離れなかったのには驚いたが、いつの間にかいなくなっていた。
●裸山から一旦原生林の中に入り、少し登れば櫛形山山頂だ。ここには更に多くのパーティーが休憩をしており、反対側の池の茶屋林道から登ってくる登山者も多く見られた。
●櫛形山山頂で休憩をとった後、下山を始める。今度はバイケイソウが道の両側で群生していたが、まだ花期には早く、せいぜい花芽が出ているものが幾つかあるだけだった。
●途中祠頭という所には、トイレと櫛形山ほこら小屋というしっかりした小屋が建てられており、一帯が開けた草地となっていた。後は北尾根と似たような単調な樹林帯の中尾根登山道をひたすら下りる。
●やがて櫛形山林道に出るので、これを歩いて櫛形山林道北尾根展望台まで歩く。トリアシショウマやヤマホタルブクロ、ヤマアジサイ、クガイソウなど花が豊富だ。また、北尾根展望台一帯では、往きに見ることができなかった富士山や甲府盆地を展望することができた。

櫛形山林道北尾根登山口 もみじ平分岐 サルオガセが絡みつく樹木
アヤメが見当たらないアヤメ平 美しい森 裸山直下の広場
裸山山頂 裸山山頂からずうっと一緒だったウラジャノメ 櫛形山山頂
櫛形山、裸山分岐 南尾根との分岐となる祠頭 祠頭に建つほこら小屋
中尾根と櫛形山林道との合流点 ようやく見え始めた富士山 櫛形山林道北尾根登山口から見た富士山
キヌタソウ シロバナイナモリソウ カラマツソウ
キンレイカ ナツノタムラソウ コナスビ
クリンユキフデ チダケサシ コアジサイ
オオヤマフスマ ヤマオダマキ タカネグンナイフウロ
ウマノアシガタ ネットで囲われた場所のみで咲くアヤメ コウリンカ
カニコウモリ ギンリョウソウ ズダヤクシュ
エンレイソウ タニギキョウ マルバダケブキ
シロバナノヘビイチゴ イチヤクソウ センジュガンピ
クサタチバナ クルマムグラ ホソバキソチドリ?
ノリウツギ ヤマアジサイ トリアシショウマ
キツリフネ ヤマホタルブクロ クガイソウ
オニシモツケ タマアジサイ イケマ
ヒヨドリバナ キリンソウ シモツケ

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