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長者ヶ岳、天使ヶ岳
盛夏の花と富士山の展望を楽しみながら天使山塊の縦走路を歩く
2009年8月23日
長者ヶ岳B(1,335.8m)、天使ヶ岳A(1,330m)
行程 県営田貫湖キャンプ場(9:18)・・・東海自然歩道出合(9:31)・・・休暇村富士分岐(10:01)・・・長者ヶ岳(10:59-11:10)・・・天使湖方面分岐(11:28)・・・天使ヶ岳(11:49-12:02)・・・芝川方面分岐(12:06)・・・造成中の林道終点(12:33)・・・林道出合(13:08)・・・天使ヶ岳登山口(13:30)・・・天使の森(14:03)・・・休暇村富士(14:26)・・・県営田貫湖キャンプ場(14:44)
山行記
●富士宮に行く用事が出来たので、せっかくなのでついでにどこかの山へ登って行こうとこのコースを選んだ。高速料金の休日特別割引と夏休み中ということもあって、途中のSAやPAはどこも朝から混雑していた。用事を済ました後早速田貫湖畔の県営キャンプ場下にある駐車場を目指した。やはり夏休みなのでキャンプや釣りの客で駐車場は既にほぼ満杯状態だった。
●身支度を整え、キャンプ場のバンガローの建つ斜面を登り始める。早くもゲンノショウコやミズヒキ、ヒメヤブランなどが出迎えてくれる。キャンプ場を過ぎると木の階段が整備された樹林帯の登りとなり、暫く行くと長者ヶ岳へと続く尾根上に付けられた東海自然歩道と出合う。
●そこからは、よく整備された東海自然歩道を歩き長者ヶ岳山頂を目指す。半分植林で半分自然林という尾根道は緩やかに登っていく。ミヤマウズラが樹林の中で、スポットライトを浴びているように輝き、ヤマホトギスやナガバノコウヤボウキ、アキノタムラソウなどもよく目立っていた。
●ベンチのある休憩所を過ぎると休暇村富士からの道と合流するが、ここが約半分の地点だ。東海自然歩道は更に緩やかに登っていく。フシグロセンノウやイヌショウマ、キンミズヒキなど花の種類も豊富になってくる。意外と長く感じるこの登りだが、山頂に出る時は意外とあっけない。
●長者ヶ岳山頂は小さな広場で、樹林に囲まれているが、東の方向だけは富士山を見ることができるようになっている。この日はガスっぽく富士山にも雲がかかっていたが、時折ガスの切れ間から山頂部を見ることができた。山頂ではキンミズヒキやボタンヅルが群生していた。。
●山頂で少し富士の眺めを楽しんだ後天使ヶ岳を目指す。稜線の道は最初緩やかに下るが、やがて傾斜も急になり、下りきったところが天使湖方面へと続く東海自然歩道との分岐でだ。そこから少し登り返せば、どこが山頂なのか分からない天使ヶ岳山頂に到着する。
●天使ヶ岳山頂のすぐ下には広場があり明るいがやはり樹林に囲まれ展望はない。富士山が展望できるのはその広場の東へ少し下りたところで、ここも樹林の合間から富士山が見えるようになっている。長者ヶ岳山頂の時よりもガスが多くなっていたが、かろうじて富士山を見ることができた。
●天使ヶ岳からは白糸の滝方面へ下山を開始する。緩やかに下る登山道は、芝川方面への道を分けると次第に急な下りとなる。急な尾根にジグザグに付けられた道はザレていて滑りやすいので慎重に下る。途中整備中の林道と2度ほど出合うが、3度目に出合うのはは舗装された林道で、その林道をそのまま北に向かえば休暇村方面へ行けるらしいが、ここは林道を横断して山道を白糸の滝方面へ進む。
●さらに進むと今度は舗装された林道がT字に交差するところに出る。どうやらここが天使ヶ岳の登山口になっているらしい。最初は白糸の滝まで行き、タクシーかバスで田貫湖まで戻ろうと思っていたが、案内では白糸の滝まで2.2km、田貫湖キャンプ場まで4.1kmと書いてあったので、この際田貫湖まで歩いて帰ることにした。
●舗装道をひたすら歩く。思ったより上り坂が多く少し後悔するが、ここまで来たの以上戻ることは考えられない。やがて車の通りの多い道に出てさらに歩いて行くと、天使の森というキャンプ場に出る。ここも多くの家族連れの人達で賑わっていた。天使の森の先で田貫湖という案内が山道を指していたので、それに従って再度山道を登った。
●結局その山道は休暇村富士へ続く舗装道に出るための道で、そのまま舗装道を歩いても休暇村富士に出ることができたのだが、途中、ツチアケビのウインナーのような果実を見ることができたのは収穫だった。
●休暇村富士は立派な建物で、各所に富士山を見るためのデッキが設けられており、多くの人が、いつの間にかガスも晴れてよく見えるようになった田貫湖の向こうの富士山の展望を楽しんでいた。
●休暇村富士からは田貫湖畔に付けられた歩道を歩くが、レンタサイクルが多く歩き難い。釣り客も多く、湖畔で釣り糸を垂れていた。田貫湖を前景とした富士山の展望は素晴らしく、風がなければ逆さ富士も見ることができたに違いない。そんなことを考えながら歩いていると、思ったよりも早く、朝駐車した県営キャンプ場に着くことができた。

県営田貫湖キャンプ場登山口 県営田貫湖キャンプ場の中を上る 東海自然歩道分岐
ベンチのある広場 アサギマダラが遊ぶ 休暇村富士方面分岐
長者ヶ岳山頂 長者ヶ岳山頂から見た富士山 天使湖、上佐野方面分岐
天使ヶ岳山頂 天使ヶ岳山頂直下の広場 天使ヶ岳山頂から見た富士山
造成中の林道の終点 2回目の林道出合 林道出合 田貫湖方面はこの道を歩く方が近い
天使ヶ岳登山口 天使の森入口 田貫湖方面への山道入口
田貫湖方面への山道出口 休暇村一帯に整備されたデッキと富士山 釣り人も多い田貫湖畔と富士山
ゲンノショウコ フメヤブラン ミズヒキ
ミヤマウズラ ヤマホトトギス シシウド
フシグロセンノウ イヌトウバナ イヌショウマ
ヒヨドリバナ トンボソウ
ボタンヅル キンミズヒキ
サワオトギリ ナガバノコウヤボウキ カンアオイの蕾
タマアジサイ アキノタムラソウ
コバギボウシ シロバナイナモリソウ ヌマダイコン
ハグロソウ カラマツソウ ウインナーのようなツチアケビの実

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