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北岳
キタダケソウと大展望を満喫したの日本第二の高峰
2008年7月5日〜6日
北岳C(3,293m/百名山)
行程 5日 芦安(5:10)━(乗合タクシー)━広河原(5:55)・・・二股(7:47)・・・稜線(11:09)・・・肩の小屋(12:17)・・・北岳(13:12-11:30)・・・トラバース道分岐(13:44)・・・北岳山荘(14:40)
6日 北岳山荘(5:38)・・・北岳(6:47-7:11)・・・肩の小屋(7:34-7:50)・・・稜線分岐(8:07)・・・白根御池小屋(9:20-9:31)・・・広河原(11:20)━━南アルプス市営金山沢温泉
山行記
●昨年キタダケソウを見たくて計画したが、残雪が多く断念した経緯もあり、今年こそはと時期も若干遅らせて計画した。天気予報もまずまず、仕事を終えると急いで同行者を迎えに行き、一路、マイカー規制中の北岳登山者駐車場がある芦安を目指す。夜でもあり豊川から芦安まで僅か3時間半程で到着。仮眠をする。
1日目 ●朝は5時10分発なので4時頃起床。既に乗合タクシーが数台駐車場に停まっていた。どうやら乗車人数に応じて乗合タクシーを配車するようで、とりあえず荷物を預けておけば乗れないことはなさそうだ。係員に尋ねると2番目の車に荷物を預けるように言われたのでその通りにして身支度を整えた。
●乗合タクシーは5時前に出発。夜叉神峠のゲート前でゲートの開く5時30分を待ち、広河原を目指す。朝一番なので対向車も無く、スムーズに広河原まで行くことができた。
●広河原からは、北沢峠へ続く林道ゲートを抜け、つり橋を渡り広河原山荘の横を通り大樺沢に沿って登っていく。クルマムグラやタニギキョウ、クリンユキフデ等目立たない花ばかりだが、1箇所クリンソウが群生している場所があり一際目立っていた。
●登山道は二俣の少し手前から雪の上を歩くようになるが、多くの登山者に踏まれた雪は適度に固くなりアイゼン無しでも十分歩くことができたが、二俣の分岐がよくわからず左俣へ向かう登山者につられて左俣へ行ってしまうところだった。左俣は、山荘を予約する際落石が多く危険なので避けるよういわれていたので、すぐに右俣コースへ戻った。
●右俣へ入ってからも雪の上を歩く部分があったが、すぐにダケカンバの明るいジグザグの上りとなる。キバナノコマノツメやサンリンソウなど高山植物の種類も増え稜線が近づくとシナノキンバイやミヤマキンポウゲ、ヒメイチゲ、ミヤマキンバイなども加えたお花畑を形成していた。
●稜線に出ると、視界は一気に開け、甲斐駒や仙丈などの山々が迫ってくる。高山植物も、ミヤマキンバイに加えイワウメやオヤマノエンドウ、キバナシャクナゲ、チシマアマナなど稜線の岩稜に咲く花々のお花畑が広がる。
●稜線分岐から北岳肩の小屋はすぐ近くで、ここからはいよいよ北岳への登りに取り掛かる。さすがは本邦第2の高峰。高度を上げるに従い展望が大きく開けていく。そして、山頂からはさらに間ノ岳以南の南アルプスの名峰群が一望できる。4度目だが標高が改定されて始めての山頂だ。
●山頂からは八本歯のコル方面へ下り北岳山荘方面へのトラバース道をとる。このあたりがキタダケソウの自生しているエリアだが八本歯のコルとの分岐まで来てもハクサンイチゲしかわからない。どうもキタダケソウはハクサンイチゲと混生していてわかりにくいが、葉が違うので注意していれば見分けが付くとのことで、それを頼りにトラバース道を行くと、ようやく見つけることができた。
●一度見つかると次々と見つかるもので、トラバース道の各所で咲いているのが確認できた。その他にもチョウノスケソウやミアマオダマキ、ミヤマシオガマなど他の場所では蕾だった花も見ることができ、緑の花のハクサンイチゲも見ることができた。
2日目 ●今日は帰るだけだが、北岳をもう一度越えて行かなければならないので、小屋の近くの鐘のあるピークでご来光を見ると、小屋の朝食をとり、身支度をして出発する。北岳を越え、今日は白根御池方面へ下りることにした。草すべりの急な斜面にはにはサンリンソウやヒメイチゲ、ヤマハタザオ、ワチガイソウなどが咲いており白根御池小屋を過ぎると、ヒロハユキザサ、ゴゼンタチバナ、キソチドリなども見ることができた。

芦安の駐車場 夜叉神峠ゲート 広河原の南アルプス林道のゲート 広河原山荘
大樺沢、白根御池分岐 大樺沢左俣の雪渓 大樺沢右俣の雪渓 薬師岳と地蔵ヶ岳
足下で水浴びをするカヤクグリ 稜線出合 北岳肩の小屋 登山者で賑わう北岳山頂
八本歯のコル方面分岐 トラバース道分岐 御来光 薄っすらと見える富士山
白根御池 白根御池小屋 吊橋 ホタル
大樺沢右俣から見た北岳 大樺沢右俣上部から見た鳳凰三山 稜線から見た甲斐駒ヶ岳方面
トラバース道手前から見た間ノ岳、農鳥岳 御来光と北岳 日の出直後の富士山方面

北岳山頂より
間ノ岳、農鳥岳、塩見岳

北岳の登りから見た仙丈ヶ岳

花咲く北岳の登り
北岳山頂から見た中央アルプス 甲斐駒の背後には八ヶ岳が見える 白根御池から見た北岳
キタダケソウ シナノキンバイ イワウメ
ミヤマキンバイ ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ緑花
オヤマノエンドウ キバナシャクナゲ クモマナズナ
ミヤマオダマキ チョウノスケソウ イワベンケイ
ハクサンチドリ キバナノコマノツメ ヒメイチゲ
キソチドリ ワチガイソウ クリンソウ
ゴゼンタチバナ マイヅルソウ ヒロハユキザサ
ミヤマシオガマ ツガザクラ コメバツガザクラ チシマアマナ
タテヤマリンドウ コイワカガミ エゾムラサキ
タカネザクラ ウラジロナナカマド ミミナグサ タカネスイバ
スノキ アイヅシモツケ ツマトリソウ オガラバナ
サンリンソウ クリンユキフデ バイケイソウ クルマムグラ
ズダヤクシュ ヤマハタザオ サンカヨウ タニギキョウ
ギンリョウソウ ベニバナツクバネウツギ ヤマガラシ タチカメバソウ

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