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経ヶ岳
雨の中急登を登りたどり着いた越前の名峰
2007年10月20日
経ヶ岳(1,625.2m)、保月山(1,272.8m)、杓氏ヶ岳(1,440m)、中岳(1,467m)
行程 展望休憩所・・・経ヶ岳登山口(10:34)・・・アダムとイブ(11:14)・・・保月山(11:37)・・・杓氏ヶ岳(12:31)・・・中岳(12:58)・・・経ヶ岳(13:48)・・・中岳(14:42)・・・杓氏ヶ岳(14:57)・・・保月山(15:28)・・・経ヶ岳登山口(16:08)・・・展望休憩所━━九頭竜温泉平成の湯
山行記
●愛知県、特に東三河地方に住む者にとって福井県というのはイメージ的に遠い県になる。十数年前に荒島岳へ来たことがあるが、ずいぶん遠く感じたものだった。
●最近では東海北陸自動車道や東海環状自動車道も出来、油坂道路も無料化されていることから、久しぶりにこの方面の名山を訪れてみることにした。
●東名高速で事故渋滞に遭い30分以上ロスしてしまったのはあるが、油坂道路から先が意外と長く、結局登山口である展望休憩所まで着くのに4時間以上かかってしまった。
●降水確率80%という予報だったが、展望休憩所に着いたときは晴れ間も見え、眼下の大野盆地は晴れているようだった。
●展望休憩所から今来た農道法恩寺線を先へ少し下ったところが登山口だ。案内表示が見難く少し迷うが、落ちていた案内板を信じればここで正解のようだ。
●登山口からはいきなり急登が始まる。岩が多い急坂は濡れていて滑りやすい。サワフタギの瑠璃色の実やコマユミ、ナナカマドなどの赤い実が目立つ。足元にはスミレやイワウチワ、コアジサイの葉が多く、花の頃にまた来てみたくなる。
●急な登山道を登ると「アダムとイブ」と札のかかった木が現れた。ブナとコナラかミズナラの木がまるで一本の木のように寄り添って生えている様はまさにその名のとおりだ。
●そこからさらに進むと傾斜が緩くなり、周囲が開けてくると保月山に着く。天気がよければ大展望が広がるところだが、この天気ではそれも望めない。
●まだ雨は降っていないが、この先どうなるかわからないので先を急ぐ。一旦下って牛岩と呼ばれる岩場を慎重に通過し、小さなアップダウンを繰り返すと杓氏ヶ岳に着く。
●ここでついに雨が落ちてきた。まだ先が長いのでここでカッパとスパッツを付けて歩き出す。杓氏ヶ岳からは今までの岩の多い道に変わり、刈り払われたばかりのササの道となる。
●中岳の山頂は意外に近い。今のところ雨の降り方はさほどではないが、どう天候が変わるかはわからないので先を急ぐ。中岳から下ったところが切窓のコルというところで、経ヶ岳との鞍部になる。
●コルからは最後の急登が始まる。登り始めて急にガスが晴れ、経ヶ岳の山頂部や、紅葉がようやく始まりかけた中岳や杓氏ヶ岳の山肌、その向こうに、大野盆地などを望むことが出来たが、すぐにまたガスがかかり、結局展望が得られたのは今回の山行中この時だけだった。
●雨で濡れて滑りやすくなった急登をササに掴まりながら必死で登り、ようやくのことで今日の目的地である経ヶ岳に到着した。気温も低く風もあったが、とにかく急いで食事を済ませ下山を開始する。
●滑りやすい急坂を下るのは、登るときよりも神経を使う。意外と時間がかかり、登山口に着いたときは既に午後4時を過ぎていた。
●帰りに、数日前にテレビで紹介されていたそばを食べようと寄ってみるが既に閉店時間を過ぎていたようだった。仕方がないので、九頭竜温泉平成の湯に入って帰路に着いた。

経ヶ岳登山口 保月山山頂 牛岩 杓氏ヶ岳山頂
中岳山頂 ようやく経ヶ岳山頂部が姿を現す 経ヶ岳 経ヶ岳山頂
展望休憩所から見る大野盆地 アダムとイブ 紅葉はまだ始まったばかり
サワフタギの実 ムラサキシキブの実 コマユミの実 ナナカマドの実
アキノキリンソウ アカミノイヌツゲの実 ホツツジ リンドウ
タテヤマウツボグサ ヤクシソウ

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