| 利尻岳、礼文岳 |
| 花の島と花の山を楽しみつくす |
| 日 |
2006年7月14〜18日 |
| 山 |
利尻岳(1,721m/百名山)、礼文岳(490m) |
| 行程 |
14日 中部国際空港━━新千歳空港━━レンタカー営業所━━宗谷岬━━稚内フェリーターミナル(仮眠) |
| 15日 稚内フェリーターミナル━━香深港(礼文島)━━内路(9:00)・・・礼文岳(11:20)━━内路(13:20)━━高山植物園━━スコトン岬━━澄海岬━━民宿 知床(香深泊) |
| 16日 民宿 知床━━桃岩展望台━━元地灯台━━地蔵岩━━香深港━━沓形港(利尻島)━━仙法志御崎公園━━オタトマリ沼━━南浜湿原━━姫沼━━ペシ岬━━民宿マルゼン(泊) |
| 17日 民宿マルゼン━━五合目登山口(5:15)・・・長官山(8:15)・・・利尻岳(9:50)・・・長官山(11:50)・・・五合目登山口(14:15)━━利尻富士温泉保養施設━━鴛泊港━━稚内フェリーターミナル━━おやど天翔(泊) |
| 18日 おやど天翔━━ノシャップ岬━━サロベツ湿原等観光━━レンタカー営業所━━新千歳空港━━中部国際空港 |
| 山行記 |
●1日目、職場を早退し中部国際空港へ向かう。憧れの利尻岳へ行けると思うと心が弾む。札幌千歳空港からはレンタカーで400km以上の道のりをひたすら走って稚内。せっかくなので少し足を伸ばして、まずは日本最北端の宗谷岬で記念写真。時間は午前2時を過ぎていた。そこで仮眠する予定だったが、寒いのでフェリーターミナルで仮眠。
●2日目は、朝一番のフェリーで礼文島の香深港へ。そのまま礼文岳登山口の内路へ。内路の登山者用駐車場に車を置き、身支度をして早速登り始める。さすが花の島。見たことのない花がいっぱい咲いている。たいした急坂は無いがとにかく長い。そのうえ道々写真を撮っているのでなかなか頂上に到達できない。結局2時間の予定を大幅に上回ってしまった。登山道沿いにはウメガサソウやイチヤクソウ、ミヤケランなど、山ならではの花々が咲いていて、一味違った礼文島を楽しむことができた。下山後はスコトン岬や澄海岬などの定番の観光コースを巡る。オオハナウドやレブンシオガマ、トウゲブキなど、今度は平地に咲く花々を楽しんだ。
●3日目は、桃岩展望台から元地灯台まで散策。礼文島でも最も花の多い地域だけあってレブンソウやレブンウスユキソウなどの礼文の名の付いた花はもちろん、リシリソウ、カラフトハナシノブ、イブキトラノオなど数え切れないほどの種類の花が咲いていた。その後、地蔵岩でウニやトド肉などを食べてからフェリーで利尻島の沓形港へ移動。沓形からは利尻島の東海岸沿いに仙法志御崎公園、南浜湿原、姫沼などを散策し宿へ。
●4日目は、いよいよ日本百名山、利尻岳を目指す。作ってもらってあった弁当を持って朝5時前に民宿を出発。駐車場に車を停め、いよいよ登山開始。樹林帯にはコイチヤクソウやウメガサソウ、ハイオトギリなどが咲いていた。樹林帯の登りもやがてハイマツの、開けた登山道に変わる。この辺りではシュムシュノコギリソウやゴゼンタチバナなどが見られた。ガスがかかっており、下界は時折見ることができたが、結局往きには一度も山頂を見ることができなかった。九合目を過ぎる辺りから登山道には火山岩のガラガラの礫があって歩きづらい。一歩踏み出してもその半分以上後ろへさがってしまうような急登をロープに頼りながら登る。そんな繰り返しにすっかり疲れてしまった頃、ようやく山頂に着く。山頂付近はエゾツツジやリシリオウギ、ミヤマアズマギク、バイケイソウなど、高山植物の宝庫。山頂にも美しいお花畑があり、シコタンソウやシコタンハコベなどの可憐な花が今までの疲れを癒してくれた。この日は稚内まで行かなければならないので、休憩もそこそこにして下山を始める。9合目を過ぎた辺りからガスが切れ始め、ようやく山頂が顔を出す。考えていたより早く下山できたので、温泉に入り汗を流し少しドライブをした後鴛泊港からフェリーで稚内へ。フェリーからようやく利尻岳の全容が望まれた。やがて夕日が沈む頃稚内へ到着した。
●5日目は、ノシャップ岬へ寄ってからサロベツ原野へ、考えていたよりも笹の進入が激しくこのまま植生が維持できるのか心配になる。そんな中でもトキソウやツルコケモモ、モウセンゴケ、ノハナショウブなどは元気に咲いていた。天気もよく、往きとは違いのんびりと千歳までの長い道のりを走った。
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