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旭岳(大雪山)
残雪と高山植物の北海道最高峰
2005年6月19日
旭岳(2.290m/百名山)
行程 姿見駅(6:43)・・・六合目(7:15)・・・2060m地点(7:15)・・・ニセ金庫岩(7:15)・・・旭岳(7:26-7:33)・・・ニセ金庫岩(7:42)・・・姿見駅(8:10)━━旭岳温泉湯元湧駒荘
山行記
●早朝、旭山動物園へ行くという妻をホテルに残し、レンタカーで旭岳ロ−プウェイの乗り場となっている旭岳温泉へ向かう。旭岳温泉の手前で旭岳が見えてきた。ロープウェイの駐車場に着くが始発までには時間があるので、周辺を散歩する。まだ残る雪の合間にエゾイチゲやエゾコザクラなどが咲いている。また、ロープウェイ下には湿原があり、ミズバショウやエゾリュウキンカが満開だ。これは帰りに見ていくこととして、始発のロープウェイで姿見駅まで上がる。本来ならロープウェイに乗らず、花を楽しみながら登りたいところだが、今日は帰る日で、飛行機の時間もあるので仕方がない
●姿見駅を降りると一面の雪世界。ここは吹き溜りになるのかかなりの雪の量だ。仕方がないのでアイゼンとスパッツを付けて歩き出す。姿見の池を過ぎた辺りから登山道も地肌が見えてくるが、まだまだ雪の深いところもあり、アイゼンを取るタイミングが難しい。雪の融けた部分には早くもメアカンキンバイやコメバツガザクラなどの高山植物が咲き出し、特にミネズオウやキバナシャクナゲなどは北海道らしいスケールの大きな群落を形成している。
●やがて、登山道の雪は無くなり、火山らしい草木の生えない岩礫の斜面を登るようになる。右手にはいくつもの火口から噴煙を上げる地獄谷、左手には雲海の上に浮かぶ、トムラウシや十勝岳を擁する大雪連峰を見渡すことができる。変化の無い急な斜面をひたすら登るのはきついが、要所要所に合目や標高を表示した木柱が立てられていて励みになる。ニセ金庫岩からは火口壁を登り山頂を目指す。火口には火山活動を監視する装置とワイヤーが張られており、ここもまだ火山活動が盛んであるということをうかがわせる。
●ニセ金庫岩からは、ひと登りで旭岳山頂に着く。山頂には、三角点や方位盤、山名表示の木柱などがあり、360度の展望が広がっている。黒岳から反対方向には十勝岳へと続く大雪連峰が一望できる外、地獄谷の向こうにロープウェイの姿見駅方面を俯瞰することができる。なかでもトムラウシの特徴のある山頂部のドームは、周囲の山々の中でも一際目を引く。もう少し雲が少なければ北海道中の山々が見渡せたことだろう。
●山頂にいると。ついつい時の経つのを忘れてしまうが、飛行機の時間が気になるのでしぶしぶ下山を開始する。姿見の池周辺では観光客が貸し出しの長靴を履いて散策している。雪も朝と違って軟らかくなっているのでアイゼンは付けずに姿見駅まで戻ることができた。
●下山後は、旭岳温泉で汗を流した後、旭川ラーメンを食べ、旭山動物園へ妻を迎えに行き、旭川空港へ向かった。

旭岳温泉手前から見る旭岳 ロープウェイ下の湿原 姿見駅から見る旭岳 六合目
2060m地点 ニセ金庫岩 旭岳山頂 旭岳山頂部の火口壁と金庫岩
姿見の池 擂鉢池 旭岳ロープウェイ 旭山動物園

キバナシャクナゲのお花畑と旭岳

雲海の上に浮かぶ大雪連峰

地獄谷
旭岳山頂から見る黒岳方面 旭岳山頂から一際目を引くトムラウシ 旭岳山頂から見る地獄谷と姿見駅方面
エゾコザクラ ミネズオウ キバナシャクナゲ
イワウメ メアカンキンバイ エジリュウキンカ
ミズバショウ エゾイチゲ コメバツガザクラ

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