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平尾山、五葉山
正月のサクラが見頃を迎え春の花も咲く濃霧に包まれた五葉湖周辺の山々
2024年4月6日
平尾山(34)(464m)、五葉山(50)(338.0m)
行程 五葉湖駐車場(7:01)・・・野鳥の森入口(7:19)・・・レンゲツツジの小径分岐(7:32)・・・送電線鉄塔のある広場(7:49)・・・五葉山分岐(7:58)・・・五葉山(8:23-29)・・・五葉城祉、平尾山分岐(8:46)・・・高城砦跡(8:55)・・・平尾山(9:20-26)・・・送電線鉄塔(9:42)・・・作業路出合(9:50)・・・林道出合(10:16)・・・五葉城祉(10:33-40)・・・蛇穴分岐(11:00)・・・展望の小径下降点(11:14)・・・車止め(11:33)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(11:40)・・・五葉湖駐車場(11:45)
山行記
●4月に入り春の花も次々と開花していく中、どこへ行っても楽しめそうで、行き先に迷う時期だが、この日は五葉湖へ出かけることにした。この日の天気予報は曇りで、快方には向かっているようだが、まだ濃い霧が立ち込めている。
●五葉湖駐車場に車を停めると早速歩き始める。霧が濃いので周囲の山々は観ることができなかったが、湖畔で満開を迎えつつあるサクラが霧の中から浮き出て見えていい感じだ。
●堰堤から湖畔道路を歩いていくと、満開近くのサクラがずらりと並び、その外にもニガイチゴやクサイチゴ、クロモジ、ウマノアシガタなどが咲いていた。
●野鳥の森入口に着くと、コンクリートの道を登り、途中からレンゲツツジの小径を経由して作業道に出る。作業道を歩いていくと、ヤマザクラが咲き、足下ではいろいろなスミレの仲間が咲いてた。
●送電線鉄塔のある広場からは平坦な山道になるが、道沿いではモチツツジがよく咲いていた。その先で赤い実の小径を岐けると五葉山への急坂が始まる。最初が急な坂は登るにつれ緩やかになり、やがて五葉山山頂に到着する。
●濃い霧は徐々に晴れてきていて、山頂からは本宮山や吉祥山などを観ることができた。五葉山からは市境稜線をアップダウンしながら進む。五葉城址への分岐を過ぎると急坂が現れ、ショウジョウバカマの花を見ながらそれを登り切ると高城砦跡に着く。
●一の曲輪である高城砦跡からは二の曲輪、堀切と二段で下り、以降、道は徐々に上っていくが、急になってくると展望地に出る。ここまで来れば平尾山まではあと少し、短く登った後、平坦な道を進めば平尾山山頂に着く。
●少し休憩した後、ここからは県境稜線を進む。岩場や急な下りを越えて進んでいくと、伐採地に出るが、そこからは浜名湖方面や富士山などがなどがよく観えるはずなのだが、この辺りはまだ濃霧が垂れ込め何も観ることができなかった。
●送電線鉄塔に着くと、ここで県境稜線から外れて鉄塔巡視路を歩いて新城側の林道へ下る。作業道に出るのとそれをしばらく歩くが、道沿いにはスミレの仲間やイズセンリョウ、クロモジ、キブシなどが咲いていた。
●やがて、作業道は林道と出合うので、それを歩いて五葉城址へ向かう。この辺りでは作業道で観た花々に加え、ショウジョウバカマなどを観ることができた。
●林道は平尾山、五葉山への分岐を経て五葉城址に着く。展望が自慢の場所なのだが、やはり濃霧は残っていて、本宮山も霞む程だ。それでも、五葉城址ではこの日初めて見るハルリンドウが咲いていた。
●五葉城址からはいつものように長い林道を下る。林道ではヤマザクラを始めとするサクラが咲いていて、ヤマガラやメジロなどの小鳥が盛んに花をつついていた。
●やがて車止めを過ぎると、舗装路をそのまま進み、湖畔道路と合流して少し歩けば、車を置いた五葉湖駐車場に着く。五葉湖駐車場はこの天気にもかかわらず多くの車で賑わっていた。

堰堤から観る五葉湖湖畔のサクラ 野鳥の森入口 送電線鉄塔のある広場
雨粒の付いた蜘蛛の巣 五葉山山頂 五葉山山頂から観る本宮山
高城砦跡 光芒 平尾山山頂
送電線鉄塔 作業道、林道出合 五葉城址
サクラの花散る車止め付近 多くの車が停まる五葉湖駐車場 メジロ
ヤマガラ
キクザキイチゲ サルトリイバラ(サンキライ)
ニガイチゴ アケビ クサイチゴ
イロハモミジ ヤマザクラ モチツツジ
ナツトウダイ ヤマウグイスカグラ ミヤマシキミ
クロモジ ショウジョウバカマ ミヤマコスミレ
アオキ ヤブツバキ シキミ
モミジイチゴ ムベの花芽 イズセンリョウ
フイリフモトスミレ スルガテンナンショウ キブシ
アセビ ミツバツツジ ハルリンドウ
ニオイタチツボスミレ キランソウ(ジゴクノカマノフタ) ヤマツツジ

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