金山、雨生山 | ||
シュンランやハルリンドウなどが咲く春の花咲く比丘尼と県境稜線 | ||
日 | 2024年3月27日 | |
山 | 金山(128)(423.4m)、雨生山(118)(313m) | |
行程 | 比丘尼駐車場(8:21)・・・東屋(8:51)・・・比丘尼城址(9:05)・・・愛の鐘(9:11)・・・林道出合(9:39)・・・金山(10:01-10)・・・新城方面下降点(11:06)・・・雨生山(11:33-51)・・・雨生山反射板(12:18)・・・林道出合(12:39)・・・鉄塔入口(12:59)・・・おすすめの小径西登山口(13:24)・・・比丘尼駐車場(12:31) | |
山行記 | ●このところ雨の日が続き、ようやく晴れるというこの日、シュンランの様子が見たくて比丘尼を訪れた。朝、雲が多かったがしだいに青空が広がってきて、いい陽気になってきた。 ●比丘尼駐車場では大きなシダレザクラが咲き始めており、歩き始めると、見頃を迎えたコヒカンザクラやヨウコウザクラなどが山肌を彩っていた。綺麗に草刈りがされた道沿いには草刈りで茎が伸びる前に咲いたショウジョウバカマが観られた。 ●また、小さいがゆえに草刈りを免れたフモトスミレやハルリンドウなどが咲いていたが、早朝なのでまだ開いておらず目立たないのは残念だ。それでも時間の経過により、この先の場所では開いているものが観られることだろう。 ●東屋から比丘尼城址を越えて進んでいくと、愛の鐘では植栽されたスイセンなどが満開だった。おすすめの小径分岐から金山方面へ進むと、前回咲き始めだったミツバツツジは既に終わりかけていた。 ●樹林帯に入り、林道を横断して急坂をジグザグに登っていくと金山山頂に着く。金山山頂で少し過ごした後県境稜線を進む。道沿いでは、ヤブツバキやアセビ、ヤマウグイスカグラ、クロモジ、ヤマザクラなどが咲いていた。 ●やがて裸地に入るが、期待したハルリンドウは思っていた程咲いておらず、その先の展望ピークの登りでもぽつぽつと咲いてる程度だった。一方、天気がいいので、展望ピークからの本宮山や吉祥山などの自慢の展望は素晴らしかった。 ●雨生山に着くが、富士山や南アルプスなどはその方向の雲が邪魔して観ることはできなかった。それでも、青空が広がり、いろいろな蝶が飛び交い、浜名湖や遠州灘方面への展望もいい感じだった。 ●雨生山から一旦展望ピークまで戻り、雨生山反射板経由で新城側の林道へ下る。その道沿いでは、ハルリンドウが、まだ蕾が多いものの咲いたものもあって楽しむことができた。 ●林道に出ると以降はしばらくそれを歩いて下るが、キブシは既に終盤を迎えており、ヤマザクラが咲き始めていた。また、足下ではタチツボスミレなどがよく咲き、春の花のシーズンの始まりをアピールしていた。 ●送電線鉄塔入口からおすすめの小径へ向かう道沿いの水溜りでは無数のオタマジャクシが泳いでいた。おすすめの小径では陽光桜が満開で、可愛らしいピンク色の花が青空を背景に一際映えていた。 ●おすすめの小径は二か所の裸地を経て西山口へ下るが、最後の下りは前日までの雨で濡れていて、これまで以上に慎重に下った。後は農道を歩いて車を停めた比丘尼駐車場へ戻ったが、平日にもかかわらず、サクラ目当ての人が多く、上も下もほぼ満車状態だった。 |
サクラが見頃おすすめの小径 | 東屋から観る本宮山と吉祥山 | 比丘尼城址 |
金山山頂 | 金山山頂から観る本宮山 | 白いテープが張られた金山山頂 |
雨生山山頂 | 雨生山山頂から観る浜名湖方面 | 雨生山山頂 |
満車状態の比丘尼駐車場 | メジロ | ヒヨドリ |
キアゲハ | ツマグロヒョウモン | 水溜にはオタマジャクシがいっぱい |
シュンラン | ||
ハルリンドウ | ||
アセビ | ショウジョウバカマ | フイリフモトスミレ |
赤みの強いフイリフモトスミレ | ヒメカンスゲ | ミツバツツジ |
咲き始めたミヤマシキミ | ヤブツバキ | ヤマウグイスカグラ |
クロモジ | ナガバノタチツボスミレ | タチツボスミレ |
ヤマザクラ | クサボケ | キブシ |
センボンヤリ | ヒサカキ | フキ |
可愛いキノコ | 美味しそう(?)なキノコ | 愛の鐘のスイセン |