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平尾山、五葉山
正月の春を捜しに訪れた強風が吹く五葉湖周辺の山々
2024年3月9日
平尾山(33)(464m)、五葉山(49)(338.0m)
行程 五葉湖駐車場(7:38)・・・野鳥の森入口(7:51)・・・レンゲツツジの小径分岐(8:02)・・・送電線鉄塔のある広場(8:14)・・・五葉山分岐(8:21)・・・五葉山(8:47-52)・・・五葉城祉、平尾山分岐(9:01)・・・高城砦跡(9:08)・・・平尾山(9:31)・・・送電線鉄塔(9:49)・・・作業路出合(9:56)・・・林道出合(10:09)・・・五葉城祉(10:40-52)・・・蛇穴分岐(11:11)・・・展望の小径下降点(11:25)・・・車止め(11:41)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(11:46)・・・五葉湖駐車場(11:52)
山行記
●3月になり、そろそろ春の花が咲き始めたのではないかと、今年になって初めて五葉湖を訪れてみることにした。この日は天気はいいが、強風が吹くので寒く、この時期心配な花粉も多く飛散するという。
●珍しく1台の車も停まっていない五葉湖駐車場に車を停めると、早速五葉湖の堰堤を歩いて、いつもの登山口の野鳥の森入口を目指す。さすがにこの時期観られる花は少なく、オオバヤシャブシとクサイチゴが少々観られるだけだった。
●それでも植栽のウメの花は既に終わりかけだったがよく咲き、青空によく映えていた。野鳥の森入口からコンクリート舗装の道を歩き、その先でレンゲツツジの小径を抜けて作業道に出る。
●作業道沿いもまだ花は無いが、素朴な白いウメの花が目を引く。送電線鉄塔のある広場からは自然観察路の縁を歩くが、鈴なりのアセビの花が早春らしい。その先で赤い実の小径を分けると、五葉山への急な登りに取り付く。
●いつ登ってもきつい急坂を登り切ると道は一旦緩やかになり、最後の短い急坂を登れば五葉山山頂だ。送電線鉄塔の周りが伐採された山頂は展望が良く、三河の山々が見渡せるが、風が強いので寒くて長居はできない。
●五葉山から短い急坂を下り、以降はアップダウンのある市境稜線を進む。途中五葉城址への分岐を過ぎるとすぐに急坂が現れ、それを咲き始めたショウジョウバカマを観ながら登り切ると高城砦跡に着く。
●高城砦跡からは平尾山に向けて数箇所の急な登りを経ながら高度を上げていく。途中三河湾などを見渡せる展望地があるが、そこまで来れば後一登りで樹林に囲まれて展望の無い平尾山山頂だ。
●平尾山山頂から急坂を下り、岩場を二箇所越えると、皆伐地に出る。皆伐地はいつの間にか草刈りがされており、これまでとは打って変わって、安全で歩きやすくなっていたが、期待した富士山は雲がかかっていて確認することができなかった。
●皆伐地を送電線鉄塔まで下ると、そこから作業道へ下る。作業道への最後の部分は来る度に歩き難くなってきているが、ロープを利用してなんとか下ると後はその作業道を歩く。花はまだのようだったが、クロモジやイズセンリョウの花芽は育っていた。
●作業道から林道に出るとそれを歩いて五葉城址方面へ進む。道沿いのキブシがよく咲き、ショウジョウバカマが咲いているところもあった。五葉城址に着いてあらためて富士山を捜してみると、山頂部分は雲に隠れていたがなんとか確認することはできた。
●五葉城址で少し過ごした後、いつものように林道を歩いて五葉湖駐車場へ戻ったのだが、道沿いではヒサカキやオオバヤシャブシ、ヤブツバキが咲き、本格的な春の花の季節の訪れまであと少しという感じだった。

堰堤から観る五葉湖と五葉山 綺麗に草が刈られた野鳥の森入口 送電線鉄塔のある広場
五葉山山頂 高城砦跡 展望の無い平尾山山頂
伐採地から観る浜名湖方面 草が刈られた伐採地から送電線鉄塔へ下る 五葉城址
五葉城址から観る富士山 多くの車が停まる五葉湖駐車場 シロハラ
アセビ ミヤマシキミ ショウジョウバカマ
キブシ ヒサカキ オオバヤシャブシ
ヤブツバキ イズセンリョウの花芽 クロモジの花芽
アオキの花芽 ウメ ウメ

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