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打吹山
市役所の背後に聳える往事の山城を偲ぶ植生豊富な森を歩く
2024年1月14日
打吹山(204m)
行程 市役所第1観光駐車場(13:28)・・・椿の平登山口(13:33)・・・すもう場(13:41)・・・峠の展望台分岐(13:53)・・・峠の展望台(13:55)・・・峠の展望台分岐(13:58)・・・武者溜(14:00)・・・打吹山(14:11-17)・・・備前丸跡(14:26)・・・正面展望台(14:33-38)・・・展望休憩所(14:42)・・・鎮霊神社(14:50)・・・倉吉白壁土蔵群(15:05-20)・・・市役所第1観光駐車場(15:27)
山行記
●琴の浦で念願のモサエビを頂いた後、この日宿泊予定の三朝温泉へ向かう途中で、この日二山目の打吹山を登ることにした。打吹山は倉吉市にある山で、江戸時代初期に一国一城令で、米子城を残して廃城となった打吹城跡のある山だ。
●登山口は下調べしてあった市役所第1観光駐車場から登る。ところが、登山口がわからず、いろいろ迷った末に、博物館横に椿の平という表示があり、そこに打吹山と書かれた木柱があるのを見つけたのでそこから登ることにした。
●最初の階段を上ると「やすらぎの道」と表示のある緩やかな道を進み、少し下り始めると左にすもう場が現れ、駐車場が見えてくる。どうやらそこが登山口のようで、その先から階段の急な山道が始まる。それを登り切ると峠の展望台への分岐が現れるのでとりあえず峠の展望台へ寄っていくことにした。
●峠の展望台は分岐から2分程のところにあり、下にはトイレが設置されていた。展望台に上ると、倉吉市街など狭い範囲の展望が得られた。峠の展望台から先程の分岐まで戻り、いよいよ山頂へ向かう。
●途中武者溜の表示を見るとすぐに長谷寺への分岐が現れるので、ここも山頂方面へ進む。さらに登っていくと広場に出る。そのすぐ上の段に打吹城址と彫られた立派な石碑が立てられているがそこが打吹城址で打吹山山頂だ。
●石碑のある所は狭いがその下の段は城があっただけあって広い。しかし、樹林に囲まれていて展望が無いのは残念だ。この山は先程登った湊山とは違い、日曜日なのだが出会う人も少ない静かな山だ。
●山頂で少し過ごした後、今度は反対方向へ下ることにした。先程よりも明確な道を下っていくと、打吹山備前丸という大きな案内板が立てられており、そのすぐ先で長谷寺方面と博物館方面との分岐に出るので、ここは博物館方面へ進む。
●すぐにお城のような立派な展望台が現れるが、それには「正面展望台」という案内があった。展望台に上ってみると、やはり倉吉市街地方面を観ることができた。正面展望台からはすぐ下の舗装道を戻る方向に進んでいく。
●すぐにまた展望台が現れ、それは展望休憩所ということだが、展望もあまり変わらなそうなので、上らずにそのまま舗装道を進んでいくと鎮霊神社という立派な神社の前に出る。
●近くには「小動物園」があり、ニホンザルなどが展示されていた。後は車を置いた市役所第1観光駐車場まで戻るだけなのだが、せっかくなので、倉吉の観光資源である赤瓦の白壁土蔵群も観ていくことにした。
●赤瓦の白壁土蔵群についてはあまり予備知識が無かったが、赤瓦の白壁土蔵の中でガイドが観光客を引き連れて案内していた。その中には造り酒屋もあり、新酒を購入することにした。
●鳥取最終日は、初日と同じくみぞれが混じる雨の天気。仕方がないので、鳥取市内のすなば珈琲で昼食を摂り、その後雨が止んだので鳥取砂丘を見学した後帰路に就いた。

市役所第1観光駐車場 椿の平登山口 すもう場近くの駐車場と登山口
峠の展望台分岐 下がトイレの峠の展望台 峠の展望台から観る倉吉市街
峠の展望台付近から観る打吹山 長谷寺、山頂分岐 打吹山山頂
正面展望台 展望休憩所 鎮霊神社
小動物園のニホンザル 倉吉白壁土蔵群 倉吉白壁土蔵群の中にある元帥酒造
最終日はすなば珈琲と鳥取砂丘 アオキ
フユイチゴ コウヤボウキ サルトリイバラ(サンキライ)

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