TOP年別山行記録2024年>湊山

湊山
伯耆大山などの360度の展望が広がる米子城跡の石垣を残す人気のスーパー低山
2024年1月14日
湊山(90.5m)
行程 三の丸駐車場(9:09)・・・二の丸枡形虎口(9:10)・・・長屋門(9:14)・・・御殿御用井戸跡(9:17)・・・本丸、内膳丸分岐(9:20)・・・湊山(本丸)(9:30-53)・・・本丸、内膳丸分岐(10:01)・・・御殿御用井戸跡(10:05)・・・長屋門(10:07)・・・二の丸枡形虎口(10:11)・・・三の丸駐車場(10:13)
山行記
●数年前に鳥取を訪れた時、傷みやすく漁獲量も少ないことから地元でしか食べることができないという「モサエビ」の存在を知った。それ以来、それを食べたくてもう一度鳥取を訪れたいと思っていながらもなかなかその機会を作ることができなかった。
●そして今回いよいよ訪れることになった。せっかくなのでついでに山の一つでも登りたいと思うのだが、真冬なのでなかなか行く山が思いつかず、手軽に登ることのできる城跡のような山を幾つかピックアップして出掛けることにした。
●初日は強風と雨で山どころではなく、二日目になって一転して穏やかな晴天となったので、まずは、前日宿泊した皆生温泉に近い米子城跡のある湊山へ登ることにした。
●登山口は幾つかあるようだが、まずは広い三の丸駐車場に車を停めて登り始めることにした。駐車場のすぐ先に二の丸枡形虎口という案内があったので、そこから石の階段を登り始める。
●長屋門と呼ばれる門を潜るとその先に御殿御用井戸跡の案内があり、そこから急な石段の上りが始まる。それを登り切ると内膳丸への分岐が現れるので、そこは本丸方面へ、相変わらず続く立派な石垣の間の石積みの階段を上っていく。
●途中の広場からは展望が広がり、遠くに聳える伯耆大山の姿なども観えるようになってくる。上る先に東屋が観えるようになると、後一登りで湊山山頂である本丸跡の広場に着く。広場の一角には目立たないが三角点もあった。
●広い湊山山頂からは、厚い雪を纏った伯耆大山が観える外、米子の市街地や真っ青な中海、多くの漁船が浮かぶ日本海など360度の展望が広がっている。
●山頂には家族連れを含む多くの人達が、各々広い山頂を移動しながら展望を楽しんでいた。約20分程登るだけでこれだけの展望が得られる山はあまり経験したことが無い。
●こうしている間にもいろいろな人達が入れ替わり立ち代わり到着するが、広いので全然窮屈な感じはしない。前日の荒天からこのような青空が広がる天気に代わったことを感謝しながら、展望を堪能した後来た道を下った。
●下山後、いよいよ今回の目的である「モサエビ」を食べるために、予め調べておいた琴の浦にある魚料理の店へ向かった。日曜日で、着いたのが丁度昼時ということもあって多くの客で賑わっていたが、なんとか何年か越しの思いを遂げることができた。

三の丸駐車場と湊山 二の丸枡形虎口から登り始める 長屋門
御殿御用井戸跡 本丸、内膳丸分岐 立派な石垣の間の階段を上る
湊山山頂 湊山山頂と伯耆大山 湊山三角点
湊山山頂から観る米子市街地
湊山山頂から観る伯耆大山 湊山山頂直下から観る伯耆大山
琴の浦の人気の海鮮料理店 モサエビ丼とモサエビの刺身 ヤブツバキ
アオキ フユイチゴ マンリョウ

TOP年別山行記録2024年>湊山