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金山、雨生山
正月の放射冷却で冷え込む中 青空と展望を楽しんだ 今年の登り納めの比丘尼と県境稜線
2023年12月30日
金山(126)(423.4m)、雨生山(116)(313m)
行程 比丘尼駐車場(7:39)・・・東屋(7:57)・・・比丘尼城址(8:07)・・・愛の鐘(8:16)・・・林道出合(8:40)・・・金山(9:00-05)・・・新城方面下降点(9:49)・・・雨生山(10:10-22)・・・雨生山反射板(10:45)・・・林道出合(11:02)・・・鉄塔入口(11:19)・・・おすすめの小径西登山口(11:43)・・・比丘尼駐車場(11:50)
山行記
●今年も残すところあと二日。大晦日は雨の予報なので、この日が山の登り納めということで、比丘尼を訪れることにした。予報では、新年にかけて平年よりは暖かい日が続くということだったが、この日は放射冷却で、外気温計は−2度を示していた。
●暖かいと思って、それ程防寒に気を使わなかったので、少し不安になったが、昼間は14度ぐらいになるということなので、歩き始めれば暖かくなるだろうと思い、少し寒いと感じる格好で出発することにした。
●気温が氷点下ということで、霜が降りる中を歩いていく、見下ろすまだ日の当たらない中宇利の田園地帯も霜で白っぽく見える。樹々では小鳥が賑やかに囀りながら飛び交っていた。
●東屋から比丘尼城址、愛の鐘と進んでいくが、見事に雲一つない青空が広がっているので、要所要所で吉祥山や本宮山、三河の山々、恵那山や大川入山なども観ることができた。
●その先でおすすめの小径から外れて金山を目指すが、草刈りもきれいにされているので、葉に付いた霜でズボンが濡れることも少ない。樹林帯に入ると林道を横断して金山へのジグザグの道を登っていく。
金山山頂は、謎の白いテープが張られたままで、山名標識はほとんど撤去されていた。金山山頂からは県境稜線を進む。道には落葉が積もり、下り坂では滑りやすいので気を付けなければならない。
●やがて裸地に出ると、さらに展望ピークを越えて雨生山へ向かうが、つい一月前まで咲いていた花々は見事に終わっていた。それでも、展望は素晴らしく、これまで見てきた山々に加え、雪の積もった南アルプスも観られるようになってきた。
雨生山山頂に着くとすぐに、期待していた富士山を捜すが、青空を背景に雪を被った富士山を観ることができた。青空が素晴らしく、浜名湖方面の景色を見ながら少し休憩した後下山を始める。
●下山は、一旦展望ピークまで戻り、雨生山反射板経由で新城側の林道へ下るのだが、展望ピーク直下からの展望が素晴らしかった。林道に出ると、後はその林道を下り、送電線鉄塔入口からおすすめの小径へ進む。
●道沿いの草は刈られていなかったが、草も冬になり勢力を弱めていて、以前よりは歩きやすくなっていた。おすすめの小径に出ると後はそれを歩いて西登山口へ下る。
●西登山口手前の滑りやすい急坂は、ヒノキの葉が積もり、それが滑り止めの役割をしていて安全に下ることができた。後は農道を歩いて比丘尼駐車場へ戻ったが。駐車場には外の車は停まっておらず、下の駐車スペースに一台車が停まっているだけだった。

比丘尼駐車場
葉の縁に付いた霜が可愛い おすすめの小径から観る霜の降りた中宇利の田園地帯と本宮山、吉祥山、そして残月
もう少しで日が差す愛の鐘 金山山頂 展望ピークから見る恵那山
展望ピーク付近から観る雨生山、平尾山などの県境稜線 雨生山山頂
雨生山山頂から観る富士山 展望ピーク直下から観る南アルプス 展望ピークから観る雨生山、吉祥山、本宮山
展望ピーク直下から観る恵那山、大川入山や三ツ瀬明神山や宇連山などの奥三河の山々 おすすめの小径合流点
おすすめの小径西登山口 青空の中飛行する全日空機 エナガ
エナガ ヤブコウジ ソヨゴ
雨生山山頂に咲くヒイラギ 農道沿いのサクラはまだ咲いている 農道沿いに咲くスイセン

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