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御堂山、砥神山
正月の冬型が強まり強風が吹く中展望抜群のとよおか湖とその周囲の山々を巡る
2023年12月17日
御堂山R(464m)、砥神山S(338.0m)、原山O(161m)
行程 とよおか湖公園駐車場(7:14)・・・とがみ山登山口(7:26)・・・あさやけコース駐車場(7:42)・・・登山口(7:49)・・・原山(8:01)・・・あさやけコース合流点(8:16)・・・望景台(8:20)・・・砥神山分岐(8:25)・・・砥神山東峰(8:14)・・・砥神山西峰(8:40-34)・・・砥神山東峰・西峰分岐(8:49)・・・潮見展望台、ゆうひの丘分岐(9:01)・・・ゆうひの丘(9:01)・・・潮見展望台(9:06-11)・・・さがらの森駐車場(9:22)・・・御堂山登山口(9:24)・・・御堂山(9:43-56)・・・御堂山登山口(10:11)・・・とよおか湖畔道路分岐(10:48)・・・とよおか湖堰堤(10:58)・・・とよおか湖公園駐車場(11:11)
山行記
●この日は、ぽかぽか陽気だった前日とは打って変わって冬型が強まり、この地方は晴れるのだが、寒気の南下と強風で寒い日になるということだが、このところ御無沙汰していた蒲郡の山へ行ってみることにした。
●この時期、日の出も遅いので遅めに家を出たのだが、とよおか湖公園駐車場に着いた時にはまだ日が当たっていないので、暗くて風も強く思った以上に寒い。
●それでも、歩くのだし、日が当たり始めればそれなりの気温になるだろうと思って、着ようと思って持ってきたフリースはザックに入れたままで出発した。
●まずは舗装道を歩いてあさやけコース登山口へ向かう。もちろんこの時期、花は狂い咲きのモチツツジぐらいしか咲いていないが、珍しくヤマツツジが咲いていたのには驚いた。
●既に数台の車が停まっているあさやけコース駐車場からあさやけコース登山口へ向かう。隣の鶏舎はいつの間にか一部取り壊されたようで、すっきりとしていた。一方、先日の大雨で深くえぐられていた道は補修されたようで、歩きやすくなっていた。
●あさやけコース登山口に着くと、まずは原山を目指す。あさやけコース登山口から少し登った所から緩やかに登っていき、獣除けの柵の出入口を開け閉めして、緩やかな道のコブを二つ越えて次の上り坂を登ると原山山頂に着く。
●この日は、雲が多いものの山々はくっきりと観えるので、原山山頂からも、渥美半島や三河湾はもちろん知多半島や、どの山が観えているかはわからないが、遠い伊勢の山々まで見渡すことができた。
●原山からは一旦獣除けのフェンスまで戻り、次の砥神山へ向かう。途中で朝焼けコースと合流し、望景台を経て急な上りを登っていくと砥神山東峰への分岐に出るので、案内に従って急な道を登っていくと砥神山東峰に着く。
●役行者が祀られている砥神山東峰からも三河湾や渥美半島から伊勢方面まで展望が広がっていた。砥神山東峰から一旦下った所にある、さがみの森への分岐を経て登り返せば砥神山西峰に着く。
●砥神山西峰も原山や砥神山東峰に負けないくらいの展望が広がるが、強風が吹いていて、咲いていた狂い咲きのモチツツジの花の写真をカメラで撮ろうとしたが、終始強風であおられていて上手く撮ることができなかった。
●砥神山西峰からさがらの森への分岐まで戻り、今度はさがらの森方面へ下っていく。あさやけコースと合流しその後徐々に登っていくと、管理事務所分岐を過ぎ、潮見展望台とゆうひの丘が分岐する十字路に着く。まずはゆうひの丘へ寄っていく。
●ゆうひの丘からは蒲郡市街が一望でき、三河湾や三ヶ根山なども観ることができる。次に潮見展望台へ行ってみると、田原アルプスや三河湾、ラグーナ蒲郡なども観ることができた。
●十字路に戻ると、さがらの森駐車場方面へ作業道を進む。作業道は先日の大雨でできた穴などがそのままにされており、地面も軟らかくなっていて歩き難くなってきていた。
●意外に多くの車が停まっているさがらの森駐車場から舗装道を少し下ると御堂山への登り口のある広場に出る。登り口の階段を登り、コンクリート舗装された道を進んでいくと、傾斜は徐々に急になってきて、その先にコンクリートの階段が現れる。
●二箇所のコンクリートの階段を登ると観音堂への分岐に出る。分岐から落葉が降り積もる急な道をジグザグに登っていくと、さらに二箇所のコンクリートの階段を登る。そして最後に急な石積みの階段を登り切ると御堂山の山頂の一角に着く。
御堂山山頂は、そこの裏手に回り込んだところの、五井山への縦走路上にある。御堂山山頂には「丹野城址」の立派な碑や、三角点などがあるが、樹木に囲まれていて展望は無い。
●しかし、御堂山直下からは蒲郡市街地や三河湾などが見渡せ、別の場所からは豊川市街を観ることができる。しばらくそこで過ごし、下山しようとしたとき、サンタクロースの帽子をかぶった数人の登山者が石段を登ってきた。
●御堂山登山口まで戻ると、通行止となっている林道曲がり田線を下り始める。先日の大雨直後見られた法面の崩壊箇所は少しずつ修復されていたが、このところ車が通っていないので、舗装道上に落枝や落葉が積もり、路面が見えない箇所も多かった。
●一番ひどかった路肩の崩壊箇所は、復旧工事の真最中で、この日は日曜日なので工事は休みだったが、平日なら通行できない感じだった。工期は来年の3月25日までということなので、その間の平日は通らない方がいいだろう。
●さらに林道を下ると湖畔道路に出るので、湖畔道路を右へ進み、途中で湖畔沿いの道を進むととよおか湖の堰堤に出る。展望が開ける堰堤を渡り、舗装道を下るとみかん畑が現れ、それぞれの木が明るいオレンジ色の実をたわわに着けていて明るかった。

まだ日が当たらないとよおか湖公園駐車場 あさやけコース登山口 原山山頂
砥神山東峰方面とさがらの森方面との分岐 役行者が祀られる砥神山東峰山頂 砥神山東峰山頂から観る三河湾方面
砥神山西峰山頂 砥神山西峰山頂から観る伊勢の山々 この下を通過するのは恐怖
ゆうひの丘と潮見展望台との十字路 潮見展望台から観る三河湾と渥美半島の山々
ゆうひの丘から観る蒲郡市街と三ヶ根山 御堂山への登り口 展望の無い御堂山山頂
御堂山山頂から観る豊川市街 通行止めの林道曲がり田線へ進む 車の通行が無く落葉で覆われた舗装道
路肩崩壊箇所の復旧が進む 堰堤から観るとよおか湖と蒲郡方面 たわわに実るみかん畑と砥神山
もはや定番と言える狂い咲きのモチツツジ 珍しくヤマツツジも狂い咲く スズカアザミ
タカサゴユリ マンリョウ ハナミョウガ
センリョウ キミノセンリョウ ヤブラン
クスノキ カラフルなアオキの実 テイカカズラの実が舞っている

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