金山、雨生山 | ||
正月の少し訪れていない間に秋の花も終盤を迎えていた比丘尼と県境稜線 | ||
日 | 2023年11月22日 | |
山 | 金山(125)(423.4m)、雨生山(115)(313m) | |
行程 | 比丘尼駐車場(7:39)・・・東屋(7:57)・・・比丘尼城址(8:07)・・・愛の鐘(8:16)・・・林道出合(8:40)・・・金山(9:00-05)・・・新城方面下降点(9:49)・・・雨生山(10:10-22)・・・雨生山反射板(10:45)・・・林道出合(11:02)・・・鉄塔入口(11:19)・・・おすすめの小径西登山口(11:43)・・・比丘尼駐車場(11:50) | |
山行記 | ●この山を先月訪れた時はムラサキセンブリなどの秋の花が咲き始めた頃で、それらが一面に咲いている時期にもう一度訪れてみようと思っていた。 ●朝、いつもぐらいの時間に比丘尼駐車場に着いたが、平日ということもあって、まだ一台の車も停まっていなかった。一時期寒い日があったが、この日は一転して暖かく、寒さ対策で着てきた服が既に暑い感じだ。 ●一応歩き始めの道はよく草が刈られ、歩きやすかったが、東屋を過ぎると刈られた後に伸びた草が朝露で濡れていてズボンが濡れる。スパッツを持ってきていたので、どこで履こうかと思っているうちに比丘尼城址まで来てしまった。 ●これから先もまだ同じ状況が続きそうなので、スパッツを履くことにした。ここまででもズボンや靴が相当濡れていたのだが、それ以降の濡れを防ぐことができたのは大きかった。 ●愛の鐘からおすすめの小径への分岐を分けて金山方面へ進む。すぐに植林帯に入るが、ここからは濡れた草が道に張り出しているわけでもないので、ズボンや靴を乾かすためにもスパッツを外すことにした。 ●林道に出会うとそれを横切り、ジグザグの道を登っていけば金山山頂に到着だ。金山山頂にはまだ謎の白いテープが張られ、個人が取り付けたであろう山名表示のプレートが全て無くなっていた。 ●金山山頂からは、植林の中でツツジ科の木が紅葉している県境稜線を徐々に下っていく。裸地に着くとミカワマツムシソウ、ヤマラッキョウや終わったものが多いがムラサキセンブリなども観ることができた。 ●この日は朝から天気が良く、展望ピークからは三河や奥三河の山々を始め、南アルプスや恵那山などがよく観えていた。展望ピークから一度下って登り返せば雨生山山頂だ。山頂周辺ではヒイラギの花が満開となり爽やかな芳香を漂わせていた。 ●雨生山からは展望ピーク経由で雨生山反射板へ下る。樹々の少ない斜面では山々への大展望が得られた外、リンドウやヤマラッキョウ、ムラサキセンブリなどの花々を観ることができた。 ●雨生山反射板からは水平な山腹道を歩いて新城側の林道へ下る道まで歩く。ここも草が覆い被さる道だが、日射時間も多くなってきて、朝露も蒸発してきたので、あまり濡れは無かった。 ●新城側の林道へ下ると、以降はその林道を下る。道沿いにはスズカアザミの花やソヨゴなどの実がある外は、植林が大半を占める中、少ないが真っ赤に紅葉をした木も観ることができた。 ●送電線鉄塔入口から林道を外れておすすめの小径への連絡路を進むが、草の勢力は大分弱まったものの、依然ササ藪漕ぎが必要だった。おすすめの小径に出合うとそれを歩くようになるが、ムラサキセンブリなどの花はこの辺りの方が多い感じだ。 ●おすすめの小径の最後は滑りやすい急坂を下るのだが、ヒノキの葉が沢山落ちていたので、多少滑りにくくなっていた。西登山口まで下ると、後は農道を歩いて比丘尼駐車場まで戻ったが、駐車場には岡崎や浜松ナンバーの車が数台停まっていた。 |
比丘尼駐車場 | 東屋から観る本宮山と吉祥山 | 比丘尼城址 |
比丘尼城址付近から見る恵那山 | 金山山頂 | 雨生山山頂 |
雨生山山頂から見る冨士山 | 展望ピーク直下から見る南アルプスの3000m峰群 | |
展望ピーク直下から見る本宮山、吉祥山と中宇利の田園地帯 | 紅葉も美しい | |
おすすめの小径西登山口 | キタテハ | キタキチョウ |
ムラサキセンブリ | ||
ムラサキセンブリ | ミカワマツムシソウ | |
コウヤボウキ | ツリガネニンジン | サワシロギク |
ウメバチソウ | ソヨゴ | センブリ |
ミヤマシキミ | ヤブムラサキ | サルトリイバラ(サンキライ) |
ヤナギノギク | ヤマラッキョウ | ヒイラギ |
リンドウ | ナガバノコウヤボウキ | スズカアザミ |
ヒヨドリバナ | フユイチゴ | サクラもよく咲いていた |