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御津山
正月の小粒だが展望も良くサクラの季節が楽しみな東三河のスーパー低山
2023年11月19日
御津山(94.8m)
行程 喫茶かぐや駐車場(8:25)・・・東納庫登山口(8:28)・・・胸突き坂下(8:44)・・・林道(8:57)・・・天狗の庭(9:20-29)・・・富士見岩分岐(9:31)・・・水場分岐(9:46)・・・御津山(9:50-10:01)・・・水場分岐(10:05)・・・富士見岩(10:26)・・・天狗の庭(10:35-45)・・・林道(10:55)・・・胸突き坂下(11:05)・・・東納庫登山口(11:16)・・・喫茶かぐや駐車場(11:27)
山行記
●入院していた同級生を中心とした山登り仲間の一人が無事退院したので、経営する喫茶店の3周年記念を兼ねてお祝い会をしようということになったのだが、山の会なのでその前に軽く山へ登ろうということになった。
●ということで、喫茶店の駐車場から歩いて行くことのできる、御津山へ行くことにした。この山に決めたのは、中腹にある料理旅館へは何度も行ったことがあるが、あらためて山として登ったことが無いので、興味があったということもある。
●朝ゆっくり目に駐車場に集合し、御津山の麓まで車の往来する道を進む。道は歩道の整備された道から、川を渡ると川沿いに続く舗装道を歩いていく。東海道本線を潜ってさらに進むと幾つかの分岐を経て御津山へ上る舗装道を歩くようになる。
●道沿いでは赤色と黄色のセンリョウの実が目立ち、先日東三河地方を襲った豪雨の爪跡も痛々しい。緩やかに上る舗装道は、徐々に高度を上げ、途中、呑龍や御津山荘などの料理旅館を見ながら登っていくと、呆気無く御津山の山頂広場に到着する。
●広い山頂広場は園地として整備され、展望台や忠魂碑、トイレなどがあり、広場一帯には多くのサクラが植えられていた。また、園地の回りには土のうが積まれていたが、これは先日の豪雨の後積まれたものだろうか。
●しかし、あるはずの三角点を捜そうとして広い園地を隈なく歩いてみるがなかなか見つからない。一通り捜した後、ヒントが得られるのではないかと展望台へ登ってみることにした。
●下から、目が回る程長い螺旋の階段を上り切ると最上階に出るが、そこからは、少々木々が邪魔をするものの、本宮山や三河湾などへの展望が得られた。展望台からは桜の木の上部が目線で見えるので、花の時季は素晴らしい景観になることだろう。
●展望台へ登っても手がかりを得ることができなかったので、メンバーの一人がネットで見つけた三角点の写真をヒントに再度大捜索が始まる。そして、土のうの陰で見つけにくくなっていた三角点をようやく発見することができた。
●時間は思っていたとおり余裕があったので、しばらく山頂で過ごした後、来た道を戻る。この山は、100mにも満たない登山の対象にはならない低山だが、改めて訪れてみると見所の多いいい山だった。

喫茶店の駐車場を出発 目指す御津山と右奥は本宮山 東海道本線を潜ってさらに進む
岩畳神社 6月の豪雨の爪痕 料理旅館を見ながら緩やかに上る
御津山山頂 なかなか見つからなかった御津山の三角点 御津山と周辺の案内板
御津山山頂展望台から観る本宮山 御津山山頂展望台から観る田原アルプス 御津山山頂から観る三河湾
センリョウ キミノセンリョウ ムラサキシキブ
コウヤボウキ ビワ サネカズラ(ビナンカズラ)

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