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平尾山、五葉山
正月の青空が広がる中展望と晩秋の花を楽しんだ五葉湖周辺の山々
2023年11月14日
平尾山(31)(464m)、五葉山(47)(338.0m)
行程 五葉湖駐車場(7:34)・・・野鳥の森入口(7:47)・・・レンゲツツジの小径分岐(8:00)・・・送電線鉄塔のある広場(8:12)・・・五葉山分岐(8:19)・・・五葉山(8:42-47)・・・五葉城祉、平尾山分岐(8:56)・・・五葉城祉(8:58-9:03)・・・五葉城祉、平尾山分岐(9:07)・・・高城砦跡(9:14)・・・平尾山(9:37)・・・送電線鉄塔(9:57)・・・作業路出合(10:06)・・・林道出合(10:31)・・・五葉城祉(10:51-11:05)・・・蛇穴分岐(11:22)・・・展望の小径下降点(11:33)・・・車止め(11:48)・・・湖畔道路、五葉城址分岐(11:54)・・・五葉湖駐車場(12:00)
山行記
●この日は今季一番の最低気温を記録したのだが、晩秋の花を探しにここを訪れることにした。このところ冷え込みが激しく、暑かった状態から一気に真冬の気候になった感じだ。それでも今年は、秋の花の開花が遅かったので、まだ見られるはずだ。
●五葉湖の駐車場は、平日にもかかわらず早朝から数台の車が止まっていたが、下のPAの工事関係者の車だろうか。とにかく車を停めると五葉湖堰堤を歩き始める。この日の天気は最高で、雲一つない青空が広がりいい感じだ。
●道沿いのハナゾノツクバネウツギなどは既に無く、それらに代わってビワの花が見られるようになってきた。野鳥の森入口から山道に入り、レンゲツツジの小道から作業道へ抜ける。
●作業道でもすっかり花は無くなっていて、フユノハナワラビが観られるようになってきた。送電線鉄塔のある広場から自然観察路を歩いていくと、ヤマラッキョウがよく咲いていた。
●赤い実の小道を見送り、いつもの急登を登っていくと五葉山山頂に着く。送電線鉄塔の周囲の木々が刈り払われ、明るくなった山頂では、平日なので、すぐ近くの採石場の重機の音が響いていた。
●五葉山からは市境稜線を歩いて平尾山を目指すが、この天気のいいうちに五葉城址で富士山を見ようと先に寄っていくことにした。思ったとおり、このところ降った雪で白くなった富士山を見ることができた。
●その外にもいろいろな花が咲いていたが、それは後ということにして、平尾山へ向かう。最初の急坂を登り切ると高城砦跡に着く。周辺では、なかなか見ることができないキッコウハグマの花を見ることができた。
●高城砦跡からさらにアップダウンしながら徐々に登っていくと、平尾山山頂に着く。平尾山山頂は樹林に囲まれ展望がないのでそこそこにして県境稜線の急坂を下る。
●少し進むと伐採地に出て、大きく展望が開ける。この日は天気がいいので富士山や南アルプス、浜名湖や浜松方面などの絶景が得られた。悪かった足下は、少し刈られたのか草の勢力が弱まったのか、以前と比べれば歩きやすくなっていたが油断は禁物だ。
●送電線鉄塔に着くと、いつもどおり新城方面へ送電線鉄塔監視路を下る。急坂を下るとすぐに作業道に出るが、ロープの張られた最後の部分は相変わらず下りにくい状態のままだった。
●作業道の伸びた草も、寒さが増す中、その勢力を弱めていたが、歩き難いことに変わりはない。花も、センブリが咲き始めていた外はこれといったものは観られず、そのまま林道出合まで進む。
●林道に出るとそれを歩くが、ヤクシソウやセンブリ、リュウノウギク、コウヤボウキなどの晩秋の花がいい感じだった。五葉山、平尾山方面への分岐を過ぎるとすぐに五葉城址への分岐に着く。
●五葉城址では、この時間になってもいい青空が広がり、富士山や南アルプス、三河や東三河の山々などの展望が見事だ。花も、リンドウやマツムシソウ、キクの仲間などがよく咲いており、平日なのだが訪れる登山者が絶えない。
●五葉城址で展望と花を楽しんだ後はいつものように林道を歩いて下る。道沿いでは、リュウノウギクやスズカアザミ、ヤクシソウなどが咲き、植林の木が多い中だが、広葉樹の紅葉も始まっていた。

五葉湖駐車場 野鳥の森入口 送電線鉄塔のある広場
五葉山山頂 五葉山、赤い実の小径分岐 五葉城址
高城砦跡 平尾山山頂 伐採地から観る浜名湖、浜松市方面
伐採地から観る南アルプスの3000m峰群 伐採地から観る富士山
送電線鉄塔 作業道出合 林道出合
五葉城址から観る恵那山、大川入山と奥三河、三河の山々
五葉城址から観る茶臼山と萩太郎山
五葉湖城址から観る富士山 蛇穴分岐
林道沿いの紅葉 車止め 湖畔道路出合
ビワ イヌホウズキ フユノハナワラビ
ノコンギク ヤマラッキョウ イズセンリョウ
キッコウハグマ キッコウハグマ センボンヤリ
フユイチゴ キツネノマゴ マツカゼソウ
ヤクシソウ ヤクシソウ センブリ
サルトリイバラ(サンキライ) イナカギク アキノタムラソウ
コウヤボウキ リンドウ アキノキリンソウ
スズカアザミ リュウノウギク ヒヨドリバナ
ムラサキシキブ シロノセンダングサ

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