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竜ヶ岳
正月の諦めの中思わず富士を始めとする展望と紅葉を楽しむことができた天使山塊最北の山
2023年11月12日
竜ヶ岳(1,485m)
行程 本栖湖キャンプ場駐車場(8:20)・・・石仏コース登山口(8:40)・・・休憩所(9:13)・・・見晴台(9:43)・・・石仏コース、湖畔登山口分岐(10:22)・・・竜ヶ岳(10:32-46)・・・石仏コース、湖畔登山口分岐(10:55)・・・湖畔登山口(12:02)・・・本栖湖キャンプ場駐車場(12:13)
山行記
●紅葉前線も標高の高い山では既に終わり、次の楽しみは展望だ。ということで、富士山を始めとする周囲の山々や富士五湖、青木ヶ原樹海などの展望が期待できるこの山を選んだ。
●いつもと同じく朝6時に豊川を出発して登山口の本栖湖キャンプ場駐車場を目指すが、天気予報は曇りということで、肝心な展望も期待できない。案の定、往きの新東名から観えるはずの富士山は、すっぽりと雲に包まれ観ることができなかった。
●新東名の制限速度が上がったことで、山々への行程はさらに早くなり、今回も2時間半もかからずに登山口の本栖湖キャンプ場駐車場まで着くことができた。この時期になってもキャンプをしている人々のいるキャンプ場を後にして登山口へ向かう。
●当初は湖畔登山口から最短コースで登ろうと思っていたのだが、「竜ヶ岳登山道入口」の案内を辿って進んでいくと、それとは違う石仏コースを進んでいることがわかった。それならと、往きはそれを歩くことに変更して進む。
●登山口から最初は緩やかに登り始めるが、しだいに階段のある急坂になるので大変だが、それを何とか登り切ると、ベンチのある広場に出る。
●広場からは往きのアプローチで観ることができなかった富士山を観ることができた。富士山は、山頂部に雲がかかっていて少々残念な感じだったが、雲を被っている間に降ったものと思われる新雪を山肌に纏い、いい感じだ。
●道はすぐに小ピークを越え一旦少し下って再び登り始める。周囲はササ原なので、冷たい風が直接当たって寒いが、富士山や御坂山塊、青木ヶ原樹海、西湖などを観ることができ気分がいい。
●緩やかな斜面を登り切ると東屋が見えてくるが、そこが見晴台と呼ばれる展望地で、数組の登山者が休憩をしていた。そこからは、富士山はもちろん今まで見えていた山々などが遮ることなく見ることができ、竜ヶ岳の山頂部も観ることができた。
●見晴台から見上げる竜ヶ岳の山頂部へは急斜面が立ちはだかり心配になるが、登り始めると、大きくジグザグに切られた登山道が整備されていて、登山道自体は緩やかだった。その分距離は長く、いつになったら着くのか心配になる程だ。
●斜面の傾斜が緩くなってくると道もまっすぐになり、そろそろピークかと思うが、そこからも長くて戸惑う。それでもようやく湖畔登山道からの道と合流すると、ようやく山頂が見えてくる。
●分岐から山頂へは緩やかな道が続き、やがて多くの登山者が休憩をしている広い竜ヶ岳山頂に到着する。山頂は冷たい風が吹くので寒く、途中で脱いだ服を着こむがまだ寒いので、風が遮られるササの影に陣取って休憩をした。
●次々と到着する登山者も、寒いので次々と入れ替わる中、こちらも、近くにいた登山者に記念写真のシャッターを押していただいた後下山にかかる。下山は先程の分岐から湖畔登山口方面へ下ることにした。
●湖畔登山口への道はひたすらの下りで、急な箇所があるうえに道が湿っていて滑りやすいので要注意だ。それでも葉を落とした木々の間から観える本栖湖などの展望や葉を残している紅葉の樹々がいい感じで、ついついよそ見をしてしまう。
●ひたすら続く急な斜面をひたすら下っていくと、ようやくキャンプ場が見えてきて、やがて湖畔登山口に下り立つ。後は、紅葉に彩られた舗装道を歩いて、車を停めた本栖湖キャンプ場駐車場へ戻った。

湖畔登山口は右だった 石仏コース登山口 休憩所から観る本栖湖
休憩所から観る富士山 休憩所から観る三ッ峠山、足和田山と西湖 見晴台手前から観る竜ヶ岳の山頂部
見晴台から観る富士山 ジグザグの登山道から観る神坂山塊など 石仏コース、湖畔登山口分岐
竜ヶ岳山頂 樹林の中の紅葉 湖畔登山口

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