栂池自然園 | ||
正月の青空とはいかなかったが雪の北アルプスと紅葉を楽しんだ栂池自然園 | ||
日 | 2023年10月8日 | |
山 | 栂池自然園展望湿原(2,010m) | |
行程 | 栂池自然園入口(8:51)・・・楠川(9:20)・・・浮島湿原(9:41)・・・銀命水(9:49)・・・モウセン池(9:56)・・・展望湿原(10:10-24)・・・展望台(10:33)・・・楠川(11:28)・・・栂池自然園入口(11:44) | |
山行記 | ●長野二日目は、昨日のような晴れではないが、午前中は天気も持ちそうなので、栂池自然園へ行くことにした。朝、民宿付近からは、昨日とは違い山頂まで見える後立山連峰のモルゲンロートを観ることができ、冴え先がいい。 ●朝食を済ますと、ゴンドラ、ロープウェイを乗り継いで栂池自然園へ向かう。天気は曇りだが、昨日とは違い、後立山の山々は山頂まで見ることができ、栂池自然園一帯では紅葉が始まっていていい感じだ。 ●既に多くの人で賑わう栂池自然園内に入ると木道を歩き始める。この時期これといった花は見当たらないが、山肌の紅葉が冴え、背後には新雪を纏った白馬三山が大迫力で迫り、青空こそないが、写真を撮りながら歩いているとなかなか進まない。 ●ミズバショウ湿原、ワタスゲ湿原と通りながら木道を進み楠川を渡る。楠川からはしだいに傾斜も増し、木道も階段に代わっていく。浮島湿原、銀命水、モウセン池と通り過ぎていくと展望湿原への急な登りを登るようになる。 ●道端のシャーベット状の雪も多くなってきて、傾斜が緩やかになると目的地の展望湿原に到着する。展望湿原にはテラスとベンチが沢山設置されているが、その全てがいっぱいになる程人が多く、立ったまま休憩をとった。 ●展望湿原からは白馬三山を始めとする後立山連峰がずらりと並び、手前には紅葉の湿原が広がっている。欲を言えば、青空があれば、雪山と紅葉と青空の絶好の展望となるのだが、これだけ観ることができれば良しとするしかないだろう。 ●そうしている間にも次々と人が到着し、賑わいが増してくるので、そこそこにして下山を始めることにした。下山はそのまま栂池自然園最高所の展望台方面へ進む。登山者は増々多くなり、行き違いが大変になってきて、時間もかかるようになってきた。 ●展望台からヤセ尾根と呼ばれる急な木の階段を下り、それが落ち着くと細い木道を歩くようになるのだが、登ってくる登山者はどんどん増えてきて、待つ時間は増々長くなってきた。 ●混雑の中、楠川を渡ると、木道も完全に二本になるので一安心。それでも、立ち止まる人や三脚を構える人もいるので、スムーズには進むことができない。後で知ったことだが、この前日テレビの情報番組でここが紹介されていたということだった。 ●異常な混雑状態から逃れるため、栂池自然園を出ると、さっさとロープウェイに乗り下ることにした。この時間になっても、登っていく人は多く、久しぶりに三連休+テレビ放映の恐ろしさを知ることとなった。 |
朝のゴンドラは空いていた | 栂池ロープウェイ | 栂池自然園入口と白馬乗鞍岳 |
草紅葉 | 紅葉の山腹 | 草紅葉の木道と白馬岳 |
楠川 | モウセン池 | 標高が上がると雪が目立つ |
混み合う展望湿原と白馬岳、杓子岳 | 展望湿原から観る白馬乗鞍岳 | 展望湿原にあった雪うさぎ |
林道出合 | ||
紅葉の向こうに白馬岳と杓子岳 | 混雑する楠川に架かる橋 | |
朝の白馬三山のモルゲンロート | リュウキンカ | |
ゴゼンタチバナ | マイヅルソウ | アキノキリンソウ |
ツルリンドウ | リンドウ | サルオガセ |