本宮山 | ||
正月の今年も出会えたアケボノシュスランを楽しんだ 裏登山口から登った三河の名山 | ||
日 | 2023年9月23日 | |
山 | 本宮山O(789.2m) | |
行程 | くらがり渓谷第1駐車場(7:49)・・・猿飛の岩(8:15)・・・くらがり渓谷林間キャンプ場(8:21)・・・花の木ひろば(8:37)・・・もみじ橋(8:48)・・・おきな淵(9:11)・・・まぼろしの滝(9:37)・・・鹿鳴橋(9:52)・・・馬の背平(10:09)・・・山頂駐車場(10:38)・・・本宮山(10:43-58)・・・山頂駐車場(11:01)・・・馬の背平(11:29)・・・鹿鳴橋(11:45)・・・まぼろしの滝入口(12:00)・・・おきな淵(12:22)・・・もみじ橋(12:37)・・・花の木ひろば(12:45)・・・猿飛の岩(12:55)・・・くらがり渓谷第1駐車場(13:09) | |
山行記 | ●例年、9月末から10月始めに見頃を迎える本宮山のアケボノシュスランだが、今年は少し早く、すでに咲いているという情報を得たので、早速出かけることにした。 ●しかし、これまでは、くらがり渓谷第1駐車場は朝9時にならなければ開かず、開いているくらがり渓谷第2駐車場は関係者以外駐車禁止になっているので、早い時間に行っても車を停めることができなかった。 ●それでも、遅く歩き始めるのも時間の無駄だし、あわよくば車を停めることができるのではないかと、ほぼいつもの時間に豊川を出た。結局、朝8時前にくらがり渓谷第1駐車場に着いたのだが、ゲートが開放されており、無事車を停めることができた。 ●くらがり渓谷第1駐車場は、まだ一台の車も停まっていないので、少し不安はあったが、支度を済ませると歩き始める。くらがり渓谷の入口の観光案内所は、従業員が出勤したばかりで、元気に「おはようございます!」と挨拶をしてくれた。 ●昨年は来ることができなかったので、歩き始めからアケボノシュスランを探しながら進むので、なかなか歩くスピードは上がらない。それでも、朝一番の渓谷は、このところの猛暑から解放されたようで涼しく、いい感じだ。 ●外に登山者がいないので情報が得られず、隈なく探した結果、何箇所かでアケボノシュスランを発見できたので、この時点で大満足だ。このまま帰ってもいいところだが、せっかくなので予定どおり本宮山の山頂を目指す。 ●ペースがゆっくりなので、途中から後続の登山者に次々と追い抜かれながら、山頂駐車場まで7kmある単調な林道歩きを続ける。それでも、観光案内所からの距離が書かれたプレートが300m毎に設置されているのでいい励みになる。 ●林道の傾斜が増してくると、道は二度折り返しまぼろしの滝の入口に着く。このところの雨で水量が増していそうなので、まぼろしの滝も観てから行くことにしたが、特に水量の違いはわからなかった。 ●全行程のほぼ中間点になるまぼろしの滝入口からも引き続き急な道が続く。富貴橋、かじか橋などの橋で沢を渡り返しながら進む。鹿鳴橋を過ぎると、道は急坂を折り返しながら登り、少し傾斜が緩むと、鉄製の楓橋を渡る。 ●樹林の中の道は、楓橋から伐採地へと代わり、以降明るい道を登るようになる。道は金網で囲まれ、フェンスの中ではヒヨドリバナやムラサキツユクサなどが咲いている。そして、道はすぐに馬の背の分岐に着く。 ●馬の背からは急な尾根を登る直登コースと林道を辿るコースに岐れるので、明るい林道コースを進む。道沿いでは、タラノキやオトコエシ、フジウツギ、ヒヨドリバナ、ダントボロギクなどの花が咲き、遠く岡崎方面の市街地なども観ることができる。 ●林道はやがて本宮山山頂駐車場に着くので、後は本宮山スカイラインを横断し、急な舗装道を登れば本宮山山頂だ。本宮山山頂には麓からよく見える電波塔が立ち並び、広場の中央には一等三角点が設置されている。 ●本宮山山頂では表登山道から登ってきた人達を含め多くの登山者が休憩をしていた。また、山頂からは、三河湾や渥美半島、豊橋や豊川市街を見下ろすことができた。 ●本宮山山頂山頂でしばらく休憩した後、下山は来た道を戻る。この日は土曜日ということもあり、帰路、多くのハイカーに出会い、キャンプ場や魚釣り場などは親子連れの客でいっぱいだった。 |
開放されていたくらがり渓谷第1駐車場 | くらがり渓谷入口 | くらがり渓谷林間キャンプ場 |
はなのき広場 | おきな渕 | まぼろしの滝入口 |
まぼろしの滝 | 鹿鳴橋 | 馬の背平 |
本宮山駐車場の手前 | 本宮山山頂 | 本宮山山頂から観る三河湾と渥美半島 |
アケボノシュスラン | ||
キツネノマゴ | センニンソウ | チヂミザサ |
ヌマダイコン | アキノタムラソウ | クサアジサイ |
イヌショウマ | ヤマジノホトトギス | タマアジサイ |
マツカゼソウ | シュウブンソウ | タラノキ |
フジウツギ | マルバハギ | イタドリ |
アブラガヤ | クサギ | オトコエシ |
ススキ | ヒヨドリバナ | ハシカグサ |
ダントボロギク | スズカアザミ | イヌコウジュ |
ホトトギス | ベニバナボロギク | ムラサキツユクサ |
季節外れのコアジサイ | 咲き始めのナギナタコウジュ | クサコアカソ |
ヒメキンミズヒキ | ヒガンバナ | イヌトウバナ |
ヤブマメ | キセキレイ | ツマグロヒョウモン |