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衣笠山、滝頭山
正月の朝晩は過ごしやすくなったが昼間はまだまだ暑い秋の花が咲き始めた田原アルプス
2023年9月2日
衣笠山(113)(278.4m)、滝頭山(91)(256.4m)、藤尾山R(207.7m)、不動岳(91)(200.7m)、赤松山(90)(193m)、中西山(90)(260.5m)
行程 滝頭公園駐車場(6:54)・・・衣笠自然歩道入口(7:06)・・・藤七原湿地入口(7:30)・・・殿様新道入口(8:03)・・・衣笠山(8:26-34)・・・桟敷岩(8:40)・・・桟敷岩新道・直登コース分岐(8:52)・・・東屋(9:04)・・・仁崎峠(9:16)・・・滝頭山(9:41-50)・・・中西山(9:54)・・・長興寺分岐(9:56)・・・荒れた林道(10:02)・・・三ツ俣(10:15)・・・藤尾山(10:23)・・・三ツ俣(10:38)・・・迷子尾根ノ頭(10:44)・・・不動岳(10:51)・・・赤松山(11:06)・・・扇原(11:11)・・・クチナシの道入口(11:28)・・・滝頭公園駐車場(11:29)
山行記
●一時と比べると、朝晩は過ごしやすくなってきたものの、昼間はまだ30度超えの猛暑が続いている中、久しぶりに田原アルプスを訪れることにした。この日は土曜日だが、稼働している事業所も多く、朝の通勤時間帯はそれなりに混むことが予想される。
●少し早く豊川を出たおかげか、意外とスムーズに工業地帯を抜けて滝頭公園駐車場まで来ることができた。この時期、朝涼しいうちにウォーキングを楽しむ高齢者が多いのだろうか、駐車場の車はいつもより多く、この時間既に帰っていく人もいる。
●とりあえず支度を済ますと歩き始める。最初はいつものように藤七原湿地から登ろうと、歩道を歩いていく。この日は、歩道沿いの植え込みの草刈りが行われたらしく、特にこれといった花は咲いていなかった。
●市道から外れ、藤七原湿地へ向けて歩いていくが、アキカラマツやムラサキツユクサ、シロノセンダングサなどの花々や、オニヤンマ、シオカラトンボ、ハグロトンボなどのトンボの仲間が目に付く。
●藤七原湿地には、ヤブランやミズギク、コガンピなどの花が咲いていた。野草衣笠団地は、雑草が増えてきて花は咲いていない。未舗装林道に出て、殿様新道入口から衣笠山山頂を目指す。急な坂は、松尾岩コースと合流するとすぐに衣笠山山頂に着く。
●衣笠山山頂は日影が無いので、日差しがまともに当たって暑そうな展望台に上るかどうか迷ったが、上ってみると、この時期になので最初から諦めていた富士山や御岳、南アルプスなどを観ることができた。
●衣笠山山頂からは桟敷岩新道を下る。今回桟敷岩にも上っていくが、暑くて長時間いることはできなかった。直登コースと合流し、以降広い防火帯の道を歩く。道端には花は少なく、花後の実となったウバユリがひとり目立っていた。
●仁崎峠に着くと、滝頭山山頂を目指してこの行程中一番の登りをひたすら登る。滝頭山山頂に着くと、高射砲跡のコンクリートに座って一休みするが、いつものようにやぶ蚊に取り囲まれ、蚊がとまらないように、体を動かしながらで忙しい。
●滝頭山山頂からは長興寺自然歩道を進み、中西山山頂を経て、分岐から荒れた林道方面へ下る。荒れた林道にはダイコンソウが咲いていた。林道を横断すると、三ツ俣、不動岳を目指して樹林の中を進む。
●この日は富士山を観ることができたので、三ツ俣から藤尾山へ寄っていくことにして、一旦下り登り返した。やがて藤尾山山頂に着くが、山頂は草が伸び放題で、ベンチまで行くのも困難な状態だった。
●草を掻き分けて移動しようとしても、サルトリイバラなどの茨が邪魔してなかなか進むことができない。ということで、富士山が観える所まで移動することもできず、おまけに直射日光が容赦なく照り付けていて暑いので、そこそこにして戻ることにした。
●三ツ俣まで戻ると、迷子尾根の頭を経て不動岳へ向かう。不動岳山頂に着くと、再び防火帯の広い道を進み、赤松山山頂を経て扇原へ進む。扇原からはクチナシの道を下って車を置いた滝頭公園駐車場へ戻った。

滝頭公園入口と滝頭山 藤七原湿地近くの溜池と衣笠山 藤七原湿地入口
殿様新道入口 衣笠山山頂 衣笠山山頂から観る富士山
衣笠山山頂から観る御岳 衣笠山山頂から観る南アルプス
桟敷岩と渥美半島の山々 桟敷岩新道、直登コース合流点 仁崎峠
滝頭山山頂 草が繁茂する藤尾山山頂 不動岳山頂
赤松山山頂 クチナシの道入口 ヤブラン
ミズギク サワシロギク コガンピ
キンミズヒキ ダイコンソウ アキカラマツ
コマツナギ ヒヨドリジョウゴ クサギ
センニンソウ ワルナスビ ムラサキツユクサ
シロノセンダングサ キツネノマゴ アキノタムラソウ
ハエドクソウ ハスノハカズラ 強力な引っ付き虫へと変貌するササクサの花
ミズヒキ ウバユリの花後の実 このきのこが無数に生える
オニヤンマ君ではなく本物のオニヤンマ ハグロトンボ(雄) ハグロトンボ(雌)
シオカラトンボ キアゲハ ヤマトシジミ
ツクツクボウシ アブラゼミ オオスズメバチもよく見るようになってきた

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