金山、雨生山 | ||
正月の猛暑に見舞われ猛烈なササ藪が覆う花の少ない比丘尼と県境稜線 | ||
日 | 2023年8月11日 | |
山 | 金山(122)(423.4m)、雨生山(112)(313m) | |
行程 | 比丘尼駐車場(7:18)・・・東屋(7:37)・・・比丘尼城址(7:49)・・・愛の鐘(7:52)・・・林道出合(8:14)・・・金山(8:37-45)・・・新城方面下降点(9:23)・・・雨生山(9:44-53)・・・雨生山反射板(10:11)・・・林道出合(10:35)・・・鉄塔入口(11:03)・・・おすすめの小径西登山口(11:23)・・・比丘尼駐車場(11:31) | |
山行記 | ●台風接近中だが、この日も湿っぽい猛暑が予想されていた。それでも、この日は山の日なので、どこか山へ行きたいと思い、この時期特に花などの当てはないのだが、比丘尼へ出かけてみることにした。 ●朝から強い日差しが照り付ける中、比丘尼駐車場には一台の車も停まっていなかった。車を降りると、汗が噴き出す。それでも意を決して歩き始める。ここは先月訪れたはかりだが、ササが伸びて進むのも大変な程茂っているので花どころではない。 ●樹林帯に入るとややササは短くなり一安心だが、この時期セミの声がすごい。歩を進める毎に、羽化したばかりで羽を乾かしていたセミが飛び立っていく。この辺りはアブラゼミが多いようだ。 ●東屋に着くが、天気は快晴、山々もくっきりと観ることができ、田圃の稲の緑と相まっていい感じだ。暑苦しく伸びたササの中を登り、比丘尼城址、愛の鐘と進んでいく。トンボは飛び交っているが、やはりこれといった花は見当たらない。 ●おすすめの小径を外れると背丈程も伸びた草が覆い被さり、足下も確認できない程だ。おすすめの小径への最後の分岐を過ぎ、金山へ向かう。樹林帯に入ると草も無くなり歩きやすくなる。林道を横切り、急なジグザグ道を登り切ると金山山頂だ。 ●金山山頂で少し休憩して、以降は県境稜線を進む。ここも花は無いが、日陰で風もあるので暑さはしばし忘れて歩くことができた。途中、何なのかはわからなかったが、野生動物が横切り、樹々の中へ消えていった。 ●やがて、裸地に出ると日陰も無く、容赦無く暑さが襲ってくる。ここからしばらくは我慢のしどころだ。裸地にも花は無く、新城方面下降点を過ぎ、展望ピークに着く。快晴の天気は続き周囲の展望は久々に素晴らしい。 ●展望ピークから下り、登り返せば雨生山山頂だ。日陰の無い雨生山山頂もきついが、この時期にしては珍しく富士山を確認することができた。雨生山山頂から展望ピークへ戻る。 ●展望ピークからは、日陰の無い雨生山反射板方面へ下るのをどうしようか迷ったが、あまりにも展望が素晴らしいので、暑いのは我慢して、いつものようにそちらへ下ることにした。雨生山反射板からは予想したとおり頑固なヤブ漕ぎが待っていた。 ●新城方面下降点からの道と合流すると、林道へ向けて下る。数日雨は無かったように思えるが、道には雨水が流れていて歩き難い箇所もあった。 ●やがて、林道に下りるとそれをしばらく歩いていくが、やはり花はこれといって無い。送電線鉄塔巡視路からおすすめの小径へ向かう道は、この日一番のササ藪で、背丈ほどあるササで、行く先も足下も見えないので危険な程だった。 ●おすすめの小径へ出ると後は再び日陰の無い裸地を歩き、最後は急で滑りやすい道を下り、西登山口へ下る。後は農道を歩いて比丘尼駐車場へ戻るのだが、里の花が多いこの区間も暑さのためか、花も元気が無いように感じられた。 ●この日は、お盆休みの初日になる人が多いと思うのだが、お盆は帰省や猛暑などでここを訪れる人は少ないのだろうか、途中出会った登山者は一組二人だけだった。 |
朝から暑い比丘尼駐車場 | 愛の鐘 | ササが埋め尽くされたおすすめの小径分岐 |
金山山頂 | 雨生山山頂 | 雨生山山頂から観る富士山 |
展望ピーク直下から見る本宮山と吉祥山 | 展望ピーク直下から見る恵那山と大川入山 | 送電線鉄塔巡視路入口 |
行く先も足元も見えない | 西登山口へ下る | アキアカネ |
シオカラトンボの雌 | アブラゼミ | ヒグラシ |
コジャノメ | キマダラモドキ | ツマグロヒョウモン |
キキョウ | ||
ミシマサイコ | ナガバノコウヤボウキ | |
キンミズヒキ | ヒメキンミズヒキ | コガンピ |
クズ | オトギリソウ | シマジタムラソウ |
クサギ | ガンクビソウ | ヤマノイモ |
コマツナギ | ノアザミ | サワシロギク |
テッポウユリ | タカサゴユリ | ナツズイセン |